「僕のヒーローアカデミア」にて、異能解放軍の一員として登場するキュリオスとは、一体どんな人物なのでしょうか?
キュリオスのことが大好き、よく知っているという方も多いと思いますが、改めてキュリオスの性格や個性、名台詞や名シーンまでご紹介したいと思います。
キュリオスの基本情報
名前 | 気月置歳(きづきちとせ) |
性別 | 女 |
ヒーロー名 | キュリオス |
個性 | 地雷 |
学校・学年(所属) | 異能解放軍 |
年齢/誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 不明 |
声優 | なし |
初登場 | 第218話 |
その他 |
キュリオスの特徴
キュリオスは異能解放軍の幹部の中で唯一の女性です。異能解放軍の幹部として活動していますが、表向きの職業は出版社集瑛社の専務として生活しています。外見は青い肌に薄紫色のロングヘア―をしており、白目が真っ黒の目が特徴です。取り巻きにはキュリオス様と呼ばれています。
再臨祭でのトガヒミコとの戦闘では、自身の個性も使っていましたが、他の解放戦士が前に出て戦いキュリオスを守ってくれていました。
個性の他に自他理解の歪みを強制し、社会性の擦り合わせを施す個性カウンセリングのスキルも持ち合わせています。
キュリオスの性格
キュリオスという解放コード(ヒーロー名のようなもの)の名前のように、好奇心旺盛で少し偉そうにしています。表向きの職業が元記者ということもあり、戦闘中も相手へのインタビューをしながら戦うなど記者らしさ全開です。素敵な記事を書くためなら相手の事情は関係ないとでも言うように、質問攻めをしていますが、それほど記者という仕事が好きで、より多くの人に読んでもらおうという向上心があるのでしょう。
戦闘中に行う相手への質問攻めは、嫌らしく相手の聞かれたくないことや話したくないことをわざと聞いているようにも感じるほど相手を煽るような質問をします。そして知っていることでも相手に喋らせようとするなど記者としてのプライドも高いように感じます。
キュリオスの個性
キュリオスの個性は地雷です。触れた物を起爆装置に変える個性です。殺傷能力は低いですが、能力に上限がないため数でカバーして相手を追い詰めます。床に地雷をしかけることはもちろん、トガヒミコとの戦闘の際には、一緒に戦っていた解放戦士の血に個性を使用し、血を爆発させてトガヒミコにダメージを負わせました。地面だけではなく様々な使い方ができるようです。
異能の他にキュリオスパンクという、デトラネット社のチェインリングを装備して相手に爆発の伴ったパンチを繰り出す技があります。近距離の戦闘になった際にはこの技が有効なので、キュリオスは遠距離も近距離も両方戦えるようです。
キュリオスは死亡した?
キュリオスの戦闘が描かれたのは、再臨際での敵連合の一員であるトガヒミコとの戦闘です。他の解放戦士達とともにトガヒミコと戦闘しました。地雷の個性と他の解放戦士の協力もありトガヒミコを追い詰めますが、追い詰められたことでトガヒミコの個性が覚醒し変身した麗日お茶子の個性が使えるようになりました。
トガヒミコに麗日お茶子の個性を使われ、空中に浮きあがり解除と共に地面に叩きつけられました。その後キュリオスが死亡したという報道が流れ、解放軍の幹部の中で初めての死者となってしまいました。
キュリオスの名台詞・名シーン
ここでは、キュリオスの名台詞や名シーンについて解説させていただきます。
「取材対象への遠慮なんて一年目で捨てちゃった」
詳しくは描かれていませんが、リ・デストロと出会った若い頃に、リ・デストロからキュリオスの記事へのアドバイスを言われている描写があり、そこでは記録や伝聞だけでは人の心は動かされないと言われていることから、若い頃は取材対象へ遠慮するところがあり、取材以外の情報を集めて記事を書いていたのではないでしょうか。
リ・デストロから言われたことをきっかけに遠慮するのをやめ、直接対象に取材することにしたのかもしれません。現在の様子を見ると遠慮していたことがあったのが不思議になってしまうほど、質問攻めしています。
「一体どんな人生を歩んできたのかしら!?」
トガヒミコとの戦闘中に言った台詞です。キュリオスは敵連合に関しては興味は皆無のようですが、トガヒミコの凶行とその理由には凄く興味があったようです。戦闘する中で見えるトガヒミコが人を殺めることに一切の躊躇もないことや、何故普通の暮らしを捨てて狂気に至ったか取材して記事にしたいと考えているようでした。聞き込みや質問の追い詰め方がなんとも記者らしいやり方でした。
「とっても素敵な見出し、最高の記事に」
キュリオスの最期の台詞となってしまった言葉です。トガヒミコを質問攻めで追い詰めましたが、追い詰められたことで覚醒させてしまったトガヒミコの言葉が、キュリオスにとって素敵だったのでしょう。もう死んでしまうというのに最後まで記者でした。キュリオスの誇りである記者であるということが、キュリオスの寿命を縮めてしまったのかもしれません。
キュリオスは最後まで記者である自分を全うした、異能解放軍の幹部!
登場シーンはそこまで多くないですが、キュリオスとトガヒミコの戦闘は、心に残った読者も多いのではないでしょうか。