今や人気ヒロインのお茶子ちゃん。可愛いだけじゃなくとてもカッコいい一面もあるお茶子ちゃんの魅力を紹介していきたいと思います。
麗日お茶子の基本情報
名前 | 麗日お茶子 |
性別 | 女 |
ヒーロー名 | ウラビティ |
個性 | 無重力(ゼログラビティ) |
学校・学年(所属) | 雄英高校ヒーロー科1年A組 |
年齢/誕生日 | 16歳/12月27日 |
身長/体重 | 156cm |
声優 | 佐倉綾音 |
初登場 | コミックス1巻 |
麗日お茶子の特徴
お茶子といえば「丸顔」「元気いっぱい」「時々出てくる関西弁」のイメージが強いかと思われます。個性が無重力(ゼログラビティ)ということもあり、両手には肉球がついています。とても朗らかで作中にも「全てが麗らか」と言われているお茶子は、雄英高校のヒロイン的存在です。
個性を使いすぎると吐いてしまうためよく無茶をして調子が悪そうにしているところもありますが、戦闘シーンではとてもタフでカッコいい一面もたくさん見える魅力的なキャラクターの一人でもあります。
麗日お茶子の性格
とにかく裏表もなくて誰にでも優しくて明るくて気さくな女の子です。とても天然でざっくりとした性格で、悪気もなくズバッと物事を言う事も多いです。入試では出久を助けてくれる場面があり出久から「とても良い人」という第一印象を受けます。
みんなと仲が良いお茶子ですがその中でも女子では梅雨ちゃん、男子は出久と飯田くんと学校生活を共にしています。普段は標準語を使っていますがふとした時に関西弁が丸出しになってしまいます。両親の事を「父ちゃん、母ちゃん」という事からちょっと男勝りな一面もあり、とても親しみやすいヒロインです。
お茶子のお茶目な魅力
ヒーロー名を考える時にお茶子が出していたのは「ウラビティ」でした。ウラ(麗)=日(ビ)=茶(ティー)と「ゼログラビティ」をかけたとてもナイスセンスなネーミングです。前々からこのヒーロー名にしようと思っていたみたいですね。この場面からでも、お茶子のお茶目なところが垣間見えます。
お茶子が憧れているヒーローは災害救助で活躍するスペースヒーローの13号です。USJで行われた災害救助の授業(途中ヴィランに邪魔されましたが)ではとても意気込んでおり、数々の戦闘シーンでも「絶対に助ける」というなんともヒーローらしいヒーローです。
触れたものをなんでも宙に浮かすことができる個性は使い方次第では戦闘向きでもありますが、救助など人々を助けるにももってこいの能力です。
小さい頃から優しいお茶子
小さい頃から優しい両親に育てられ、人を喜ばせることが大好きなお茶子は「困っている人を助けることが当たり前」だとずっと思っていました。普段は気さくで明るい女の子ですが、人を助けるためには多少の無茶もしてしまう部分もあります。
クラスメイトみんなとしっかりコミュニケーションが取れ、どんな人とも仲良くなれるお茶子の性格はこの心の底にある正義から生まれていると言っても過言ではないでしょう。特に近しい存在でもある出久に助けられたり、その分自分も助けたりと「助ける精神」が本当に凄い女の子です。
お茶子の声優
アニメでお茶子の声を務めるのはアイムエンタープライズ所属の佐倉綾音さんです。1994年1月29日生まれで東京都渋谷区恵比寿出身です。
主な代表作は「PHYCHO-PASS サイコパス」霜月美佳役、「ご注文はうさぎですか?」ココア役、「四月は君の嘘」澤部椿役、「ニセコイ」小野寺春役、「東京喰種:re」米林才子役など、様々なメインキャラクターを演じています。
アニメも映画でも数えきれないほどたくさんのキャラクターを演じている佐倉さんですが、声優になったきっかけは劇団に所属している際ボイストレーニングの講師に「声の仕事をした方が良い」とアドバイスを受けて興味を持ったからだそうです。
ラジオや吹き替えなどでも活躍している佐倉さんの声は聞いたことがあるという方が多いのではないのでしょうか。これからも色んなキャラクターを演じていってほしいですね。
麗日お茶子の名シーン・名セリフ
可愛いお茶子の魅力はたくさんありますが、実はとてもカッコいい一面も持っています。ここも人気の秘訣だと思う名シーンをいくつか紹介していきたいと思います。
だからって何もしやんのはちゃうやろ?未来なんて何かせなかわらんやろ!
とてもカッコいいセリフですね。戦闘力もありとても実力派であるルミリオンが死穢八斎會の若頭である治崎廻(オーバーホール)に敗れ、戦闘に向かった全員で助けに行くシーンです。相手があの「オール・フォー・ワン」もマークしていた大物ということもありその力とおぞましさはあまりにも凄いため、戦闘経験の少ないお茶子含む雄英のヒーローたちは怯みながらも立ち向かいます。
仲間を助けるという強い意志から、お茶子は進んで敵に立ち向かっていきます。ただでさえ命の危機にさらされるヒーローたちですが、それでも大きな敵に立ち向かうという事は本当に素晴らしく人類の希望そのものです。
何もしないという事は自ら負けを認め未来さえ変えられない事。とても大事なことをお茶子は周りの仲間たちに教えてくれました。これからもずっと頼もしい存在ですね。
絶対ヒーローになってお金稼いで、父ちゃん母ちゃんに楽させたげるんだ
とても親孝行娘のお茶子ですが、雄英高校に入る前はわりと苦労をしていたということが原作でも描かれています。実家が建設会社ですが収入が芳しくないので雄英高校が寮制になるまでは一人暮らしをし、とても涙ぐましい節約生活を送っていました。
自分の個性を活かして実家に就職しようと考えますが、両親には「好きなことを好きなだけしたら良い」と言われ、ヒーローになって両親を楽させてあげたいという目標ができました。
またとても行動力もあり、自分の将来の選択肢を広げるために戦闘能力を磨くことが必要と感じたお茶子は手っ取り早く実戦的な格闘技を身に着けることを考えて、職場体験で武闘派と名高いガンヘッドのヒーロー事務所へと赴きました。
絶対に負けない……お茶子の本気
様々なヒーローも観覧しにくる名物の行事、雄英体育祭ではガチバトルトーナメントで爆豪勝己と一回戦であたります。出久含めクラスメイトは女子にも容赦ないだろうと思っていた爆豪との戦いでお茶子をとても心配しますが、お茶子はしっかり爆豪に食らいつきます。
お互い良い闘いをしたものの、惜しくもお茶子は敗北してしまいます。ヒーローになるため、そして両親を楽にさせてあげたいという気持ちがお茶子の底力を発揮させていたようです。とても感動的な場面ですね。
お茶子に勝った爆豪は「か弱い女の子になんてことを」なんて言っているクラスメイトの言葉に対し「どこがか弱いんだよ」とお茶子を認めたような言葉を呟きます。いくら押されても決して死ななかったお茶子の「目」に爆豪は何かを感じ取ったのでしょう。
麗日お茶子のこれからと恋にも期待!?
可愛い一面ととてもカッコいい一面、色々な顔を見せてくれるお茶子ですが実はゴリゴリの武闘派で訓練をしているという実績もあります。そんなギャップもある彼女の活躍にますます期待したいですが、もうひとつ気になるのは出久との恋についてですね。
お茶子は必死に違うと思い込もうとしていますが、どんどん自分の気持ちに気づいていきます。一方で出久もお茶子に対して赤面したりと、なんだかとてもほんわかした二人の恋愛も見逃せないです。