【ハンターハンター】アベンガネのその後は?能力や名セリフ、声優を紹介!

「HUNTER×HUNTER」通称グリードアイランド編(GI編)に登場する念能力者アベンガネ。

色黒肌で冷静、頭脳明晰な男性として描かれているアベンガネですが、何より彼を特徴づけているのが念能力者の中でも非常に希少な「除念」という能力。

相手の念を外すことが出来るという特殊な念能力を持ったアベンガネについて今回はご紹介していきたいと思います。

アベンガネのキャラクター

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アベンガネの特徴

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アベンガネはグリードアイランド編(GI編)に登場するキャラクターです。

バッテラ氏が賞金をかけて募集・採用したプレイヤーの一人でありゴン達と共にプレイを開始した一人でもあります。

プレイ直後に、グリードアイランドにおける現状のカード収集の難易度を説明され、スカウトされた多数のプレイヤーで構成されチームでカードを収集する通称「ハメ組」と呼ばれる組織に属します。

ところが、カードの枚数がコンプリートに達する直前、仲間の一人を装っていた「爆弾魔」ボマーによって身体にリミット付の爆弾を取り付ける「命の音(カウントダウン)」を仕掛けられてしまいます。

彼はボマーが持ち掛けてきた命だけは助けるという交渉は偽りで、命の音を仕掛けた人間を助ける気がないことに気が付き一人ハメ組を離脱します。

アベンガネの隠していた念能力は「除念」であり、彼はゴン達にボマーの念能力と彼が行った非人道的な行為を告げ、そのまま自らにかけられた「命の音」の除念に向かいます。

除念に成功したアベンガネは、ゴン達がグリードアイランドをクリアするまでボマー達に見つからないよう隠れて過ごし、グリードアイランドの中で旅団から「クラピカにかけられたクロロの除念を行う」仕事を引き受けゴン達より先に現実世界へと戻ります。

アベンガネの性格

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アベンガネは作中で、非常に頭脳明晰で冷静なキャラクターとして描かれています。

グリードアイランドではプレイ開始直後にも関わらずゲームのシステムを理解し、ハメ組への協力に賛同します。また、ハメ組で「一時間で暗記するように」と渡された大量のカード情報をすぐに完璧に覚えてしまったところをみると、非常に頭脳明晰なことがわかります。

また、ハメ組の中で仲間と偽っていたボマーが「命の音」と呼ばれる爆弾を仕掛けてきた時も、混乱を極める仲間の中でアベンガネだけが非常に冷静でした。

他の仲間がボマーの不利な交渉に応じる中、アベンガネだけはボマーが命を救うつもりがないことを見極め早々に離脱。自らの力で除念を行い、結局ハメ組のなかで最後まで生き残ったのはアベンガネただ一人でした。

除念師とは?

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アベンガネの念能力は除念と呼ばれる他者によってかけられた念能力を外す、解除することができるものです。

除念が扱える念能力者は非常に少なく、ハンター協会の中で公式に登録されている除念が使える念能力者はたった一人という少なさです。もちろん念を除去できるという特殊能力から、自身の力を秘匿する傾向があるため実際にはもう少し数はいるのかもしれませんが希少であることに変わりはないでしょう。

また、いずれの除念を扱う能力者でも「他人がかけた念」を外すために「代わりに自らが念の代償を引き受ける」というリスクは共通のようです。

アベンガネの念能力

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除念を操るアベンガネの念能力ですが、他の念能力者とことなり明確な名前は明らかになっていません。

ですが、念能力の詳細は明かされているのでご紹介していきましょう。

アベンガネの念能力は「森の精霊の力を借り、自らの具現化系能力と合わせて他人が掛けた念能力を食らう念獣を作り出す」というもの。

アベンガネによって具現化される念獣の大きさや風貌は仕掛けられた念の強さによって異なるとされており、外す念能力が強大であればあるほど念獣は大きくなり、風貌もおぞましいものに変わると推測されます。

また、除念のデメリットとして自らが生み出した念獣はもともとの念能力者の使い手が死ぬか、念能力の解除と同じ条件を満たすまで消えません。

他にもすでに死んでしまった念能力者が残した念は除念できないといった制限もあります。

アベンガネはボマーによって自らの身体に仕掛けられた「命の音」の解除に無事成功します。

代わりに歪な風貌の念獣を生み出してしまいますが、ゴン達が倒したボマーに最後に接触し正当な念解除の手順を踏んだことで無事消滅しています。

クロロの除念とその後

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希少な除念師であるアベンガネはグリードアイランドの中で幻影旅団団長であるクロロにかけられたクラピカの念能力を外すため除念師を探すヒソカ達と接触します。

明確な描写はありませんが、グリードアイランド編最後にヒソカと共に去る場面を見るとクラピカの念を除念するため現実世界へと戻ったのでしょう。

また、本編ではない扉絵ではクロロの元へ向かう描写が描かれており後日描かれるクロロVSヒソカの対決で念能力が使えるところをみると除念には成功したようです。

クロロの除念は大金を報償に請け負ったようですが、除念あとのアベンガネの生死は不明です。

とはいえ、幻影旅団は交渉は守るタイプなので除念が終わった瞬間殺されていないとは推測されます。

他の除念師について

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アベンガネと同様に除念を使うことができる登場人物が複数存在します。

・ハンター協会に正式登録されている名前不明の女性(会長選挙編に登場)

・ヒナ(キメラント編に登場)

・ウマンマ(暗黒大陸編に登場)

の3名が除念師として登場しています。

アベンガネの声優

ハンターハンターは1999年から放送の第一作と、2011年から放送された第二作の二回アニメ化が放送されています。

1999年から放送された第一作では平川大輔が声優を担当しています。

2011年から放送された第二作では花輪英司が声優を担当しています。

アベンガネの名台詞・名シーン

ここではアベンガネの名台詞・名シーンについて紹介していきましょう。

「オレは一足先に現実へ戻り除念で大もうけだ」

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自身にかけられた命の音の正式解除に成功したアベンガネはグリードアイランドへ見切りをつけて幻影旅団と契約、クロロの除念へと向かいます。

除念という希少な力で、幻影旅団と対等に交渉できるアベンガネの強さが垣間見えるシーンといえるでしょう。

「呪文で奪う、だろ?」

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グリードアイランドに来たばかりのアベンガネですが、古参のプレイヤーがカード収集について説明する前に既にシステムについて理解をし、先に回答するシーンです。

他のプレイヤーから「前に来たことがあるのか?」と言われるほどですが、当のアベンガネは「少し考えればわかる」と一刀両断してしまいます。

頭脳明晰ゆえに、若干人を見下してしまう性格が見えるシーンです。

「覚えた」

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通称ハメ組と呼ばれるチームが、新規プレイヤーに向け作成した暗記用のカード説明用紙。複数のカードについて書かれたものですが、一時間で覚えるよう言われたものをアベンガネは開始数分程度で完璧に暗記してしまいました。

「全員の意志を統一する必要がある」

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爆弾魔ボマーによって命の音を仕掛けられてしまったハメ組。刻一刻と減っていくカウントに理性を無くす仲間たちの中で、唯一アベンガネだけが冷静に状況を見極めていました。

最終的にアベンガネ一人が仲間を離脱し、ハメ組の中での唯一の生存者となります。

アベンガネの今後に期待!

除念師という特殊な能力を持ちながら、自らの力に溺れることなく冷静な頭脳と洞察力を持つアベンガネ。

クロロの除念に成功した描写は描かれていますが、その後の彼については不明となっています。ですが、クラピカがクロロへ残した念能力はかなり強力なもの。

それを解除したとなると相当巨大な念獣を生み出してしまったはずです。

クラピカと幻影旅団の完全決着が描かれていないので、アベンガネが本編に再登場する可能性も捨てきれません!

今後の展開に期待したいですね。