「ハンター×ハンター」で現在連載されている通称:暗黒大陸編に登場するミュヘル。登場回数はまだ少ないものの、長髪に長い耳という特徴的なルックス、そして何よりジンと対等な立場で交渉をするその姿に印象を受けた人も多いのではないでしょうか?
まだまだ謎が多いミュヘルですが、会話や登場シーンから彼について考察してきたいと思います。
ミュヘルの基本情報
名前 | ミュヘル |
性別 | 男 |
所属 | 暗黒大陸へ向かうビヨンド派に所属 |
念能力 | 不明 |
年齢/誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 不明 |
声優 | 暗黒大陸のアニメ放送がされていないためなし |
初登場 | 33巻 |
ハンターランク | ハンター試験に臨むがクラピカにより試験を落とされる |
ミュヘルの特徴
ミュヘルはエルフのような長い耳に長髪、そして切れ長の目という特徴的な容姿をしています。種族が人間と異なるのかまでは触れられていませんが、完全な人間ではないか種族が異なる可能性が高いです。
現在ミュヘルの念能力については明かされていませんが、念については知識があるようなので彼自身も念能力者とみて間違いないでしょう。
ミュヘルの職務と所属
現在暗黒大陸に向かうメンバーは大きく二つに分けられており、ネテロの実子であるビヨンドが集めたメンバーとそれに対抗する十二支んを中心とするハンター協会のメンバーです。
現在ビヨンドが集めたメンバーはミュヘル達傭兵、十二支んを脱退したジンとパリストン、そしてパリストンに協力する協会専門のハンター、所謂「協専」と呼ばれるハンターたちです。
ジンがパリストンからビヨンド派におけるNO.2の座を獲得するために先に協専のハンターたちに交渉を行いますがその際ミュヘルはハンター試験に向かっており不在でした。
ですが、戻ってきた後の協専のハンターたちの態度を見る限り、マッシュは彼らのまとめ役でありより上の立場の上司とみて間違いないでしょう。
ミュヘルのハンターライセンス有無
ビヨンドによって集められた暗黒大陸に向かう精鋭たちですが、ジンが先に接触したメンバーは協専のハンター(つまりライセンス保持者)ですがミュヘルは異なります。
ビヨンド派に属するミュヘルは暗黒大陸渡航に向けた採用を強化するハンター試験にのぞみますが、隠していた自らの立場がクラピカの念能力(ダウジング)により発覚してしまい不合格になってしまいます。
ジンと対等に会話をしているところをみるとかなりの実力者なはずですが、彼の仕事は傭兵業。「何かに特化してハントを行う」ハンターとしての地位は彼には不要だった可能性が高いです。
実際、ビヨンド派に属する協専のハンターたちは戦闘という力ではかなり劣るものの皆「言語」など何かしらのプロフェッショナル達が集められています。
ミュヘルとジンの関係
まだ本編では明かされていませんが、ジンとミュヘルの過去になんらかの関係があったのは明らかのようです。
ミュヘルがハンター試験から帰還した際、パリストンのミュヘルを知っているか?という問いかけに二人は一瞬顔を見合わせたあと、ジンが「知っている」と答えています
普段基本的に適当な態度を貫くジンがミュヘルの話には真摯に耳を傾けていることから、ジンもミュヘルの実力は認めているといえるでしょう。
また、パリストンを退けてビヨンド派NO.2の座を格闘する際に報酬に金を持ち出しチームを混乱させた代償として、ジンはミュヘルにノーウェル基金への入金を打診します。
ミュヘル達傭兵は「金での寝返り」は信頼関係的に絶対NGだったため、ジンはノーウェル基金という勇兵遺族共済への入金を打診したのです。
ノーウェル基金とは?
ノーウェル基金は傭兵として働く者が戦死した際に残された遺族に対してサポートを行う慈善団体により設立された信頼による慈善口座とされています。
このノーウェル基金の口座は親口座・子口座・孫口座の三段階に分かれています。子口座を持つ人間の下に孫口座を作成した場合子口座を持つ人間のチームという扱いになり、傭兵の一人として認定されます。
つまりジンはミュヘルの子口座に連なる形で孫口座を作成したため、ミュヘルの配下である傭兵となり、ミュヘルから指示があった場合は傭兵として従うことになります。
ミュヘルの名台詞・名シーン
ここではミュヘルの名台詞や名シーンについて紹介していきましょう。
戦場でオレの命令は絶対!!「イエス・サー」以外の返事は許さねェ
改めてビヨンド派として行動を共にすることになったジンにミュヘルが言い放った台詞です。
自由奔放で相手のいう事など全く聞くことないジンが、彼のコの人事には「イエス・サー!」と返事を返しています。
また、ノーウェル基金にミュヘルの口座に連なる形で口座設立を行った為ジンは傭兵としてミュヘルに服従する形になります。
ジンの手綱を握ることが出来る数少ない人間として非常に印象付けられるシーンです。
オレは結構いい演技してたと思ったのにな
これはジンとパリストン、そしてミュヘル率いる傭兵たちが一戦交えた後の台詞です。
実際は本気の戦い愛ではなく、ミュヘルとパリストンが口裏を合わせ仕組んだ演技だったのですが、ジンとミュヘルの態度から二人がかなり親密な関係であることが分かるシーンとなっています。
暗黒大陸編でのミュヘルの活躍に期待!
暗黒大陸編で登場したミュヘル。現在彼の登場回数は非常に少なく、ミュヘル自身の念能力や念系統なども一切不明となっています。
ですが、ジンと以前より関わりがあること、そしてジンが一目置いていることから彼の実力はかなりのものと推定されます。
暗黒大陸という強敵が潜む場所で、ミュヘルがどんな活躍をするのか。今後の展開に期待したいですね!