プーハットは「ハンター×ハンター」の通称グリードアイランド編に序盤から登場するキャラクターになります。バッテラ氏の開催するグリードアイランドに参加するプレイヤーの選考会でゴンとキルアに話しかけ見事な洞察力を見せます。
一見すると念能力者には見えず、スーツ姿のサラリーマンのようにも見える風貌のプーハットですが、そんな彼のキャラクターを紹介していきましょう。
プーハットの基本情報
名前 | プーハット |
性別 | 男 |
所属 | 通称:ハメ組(グリードアイランド内) |
念能力 | 不明 |
年齢/誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 不明 |
声優 | 宮野隆矢(第1作:1999年~)/二又一成(第2作2011年~) |
初登場 | 13巻 |
ハンターランク | 不明 |
その他 | 爆弾魔(ゲンスルー)により死亡 |
プーハットと爆弾魔ボマー
グリードアイランドに参加したプーハットは、通称ハメ組と呼ばれるチームを組んでカードを収集する組織に仲間入りします。ゲーム内のレアカードをすべて集めるのはかなりの難易度がたかく成功したとしても長期任務になるため、成功報酬が500億→2億に減ったとしても、リスクが少なくなるメリットをとったのです。
プーハットの属するハメ組は途中まで順調にレアカードを集めますが、収集カードが90枚を超えた時点でゲンスルーが爆弾魔としての本性を現しチームを裏切ります。プーハットを含むハメ組すべての仲間は、ゲンスルーに「命の音(カウントダウン)」と呼ばれる、脈拍に連動しカウントダウンが進み0になると爆発する念能力をとりつけられてしまいます。
ゲンスルーは念能力の解除と引き換えに、ハメ組が収集したカードを差し出すことを要求します。プーハットは一度交渉のためにゲンスルーの元へ向かいますが、プーハットの交渉は受け入れられることなくその場でゲンスルーに殺されてしまいました。
プーハット能力
プーハットの念能力はグリードアイランドへのプレイヤー選考会・グリードアイランドゲーム内でも一切不明のままとなっております。しかし、グリードアイランドをプレイする資格として念能力が使えることが前提、かつプロハンターである審査官ツェズゲラの審査に通ったことを考えると優秀な念能力者であることは間違いありません。
念能力以外でプーハットが特に秀でているのは「洞察力」と「交渉力」です。今回はその二つが際立つシーンを紹介していきましょう。
洞察力
バッテラ氏の開催するグリードアイランドのプレイヤー選考会で、審査官となるツェズゲラが合格人数として提示した定員は32名でした。数百人以上が集まる選考会会場で少ない定員にどう動くべきか焦るキルアに、プーハットは選考会のカラクリを伝えます。
ゲームのプレイヤー上限である32名を今回の選考会で合格させるはずもなく、合格者は先着順ではなく全員の実力を見たうえで選び抜かれると読んでいました。事実合格者はゴンやキルア、プーハットを含む僅か21名にとどまっていました。
交渉力
プーハットはグリードアイランドゲーム内でハメ組と呼ばれる組織に属しカード収集を行っていました。ところが、ゲンスルーの爆弾魔としての裏切りで「命の音」と呼ばれる爆弾の念能力を身体に取り付けられてしまい、ハメ組は命か集めたカードの渡すかを天秤にかけることになります。
プーハットは組織の中では最も新入りにあたるメンバーですが、爆弾魔ゲンスルーの交渉の場に一人で向かいます。混乱を極めるハメ組の中で比較的冷静で、かつゲンスルーに対抗できる交渉術があると見込まれたところからプーハットの交渉力の高さがうかがえます。とはいえ、ゲンスルーに彼の交渉力は通じず交渉決裂で命を落とすことになりました。
プーハットの声優
「ハンター×ハンター」は1999年から放送された第1作、2011年より放送された第2作と過去に2回アニメが放送されてします。
プーハットはアニメ第1作をナレーションなどを中心に活躍されている宮野隆矢さん、第2作を「めぞん一刻」(五代裕作役)や「キン肉マン」(キン肉マン役)などを担当した二又一成さんが声優を担当されてします。
プーハットの名台詞・名シーン
ここではプーハットの名台詞や名シーンを紹介していきましょう。
あいつらダメだな…てんで話にならない
バッテラ氏の開催するグリードアイランドのプレイヤー選考会で、定員32名という言葉のカラクリに気が付いたプーハットがゴンとキルアに声をかけた時の台詞です。数百人以上の参加者に対し32名という少ない枠に焦るキルアに対し、プーハットは選考会の意図を見抜き落ちついて行動していました。
待て!!オレを殺したら…
爆弾魔であるゲンスルーのもとに一人で交渉に訪れたプーハットですが、交渉する余地もなくゲンスルーに殺されてしまいます。交渉術にはかなりの自信があったのでしょう。首を掴まれながらも最後まで交渉を続けようとするところに自信を感じられるシーンとなっています。
プーハットは実はかなりの切れ者だった!
プーハットは念能力など詳しい力は明らかになってしませんが、かなり洞察力のあるキャラクターであったことに間違いはありません。ところが、グリードアイランドの中にはさらにより切れ者のゲンスルーという爆弾魔の男が潜んでいました。
最終的にゲンスルーによって命を奪われてしまいますが、プーハットによりさらにゲンスルーの冷酷さが際立つ描写になってしました。