【ジョジョ】ダニエルjダービーが強い!オシリス神の能力や声優、年齢も紹介!

3部の「スタークルセイダーズ」で現れた敵のダニエルjダービー。大の賭け好きで、賭けの為に生きているとも言えるスタンド使いで、「オシリス神」を操ります。そのスタンド能力とは何か、ダニエルjダービーがどんな賭けをしてバトルするのかなどについて解説していきます。

ダニエルjダービーの基本情報

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©荒木飛呂彦 / 集英社・ジョジョの奇妙な冒険製作委員会

ダニエルjダービーの特徴

ディオの配下にしてエジプト九栄神の1人です。30歳のオッサンで口癖は「グッド!」です。初登場時は「わたしの名はダービーD’.A.R.B.Y、Dの上にダッシュがつく」名乗り、弟のテレンス・T・ダービーが登場した後にフルネームが判明します。

スタンド「オシリス神」で、負けた相手の魂をコインの中に封じ込めてコレクションするという一般人には理解し難い趣味を持ちます。また、その相手が賭けた物などのデータを全て記憶しているというおぞましい一面があります。

ダニエルjダービーとギャンブル

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©荒木飛呂彦 / 集英社・ジョジョの奇妙な冒険製作委員会

飯の種としてギャンブルを行ないながらも、天性の賭け好きで「賭け」と称されるものはどんな事であれ熱中してしまう生粋のギャンブラーで、トリックの達人でもあります。得意とするのはポーカーです。

「イカサマを見抜けなかったのは見抜けない人間の敗北」「泣いた人間の敗北」「バレなければイカサマとはいわない」という信条を持ってイカサマを行うことを肯定していので、事前の準備を行った仕込みを駆使し、あらゆるギャンブルで勝利を収めていきます。その為には子供でさえも手下に従えてイカサマの技を教え込んで、賭けの場に伏兵させます。イカサマをするのも得手なので、当然相手のイカサマを見抜くことも得意です。

ポルナレフとの賭け

ディオ館の情報を探っていた承太郎達とエジプトのカイロにあるカフェで出会い、ギャンブル対決へ持ち込みます。そのカフェにいる人間は全て手下で固めてあり、計画の内でした。まずはポルナレフに、近くにいた猫がどちらの餌を食べるかという簡単な賭けを持ちかけます。猫はダービーの飼い猫で、当然のごとくダービーが賭けた方を食べたので、ポルナレフは敗れてしまい魂を抜き取られました。

ジョセフとの対決

次に、酒が満杯に入ったコップにコインを交互に入れ、先に溢れた方が負けという賭けをします。ジョセフはイカサマ禁止を公言しながらも率先して水量を増やすイカサマを行い、コインが1枚でも入ると酒が溢れるという状況を作ります。

しかし、ダービーの方が1枚上手で、開始前に既にコップの底にチョコレートの欠片を置いてグラスを傾けておき、太陽光の熱で溶けるとグラスに余裕が生まれる細工をしていました。ジョセフの名前の言い間違えにイラつきながらも仕掛けを発動させ、ジョセフが追いつめられていきます。結果、心の中で負けを認めたことでジョセフも魂を奪われてしまいます。

承太郎とのポーカー

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©荒木飛呂彦 / 集英社・ジョジョの奇妙な冒険製作委員会

魂を抜かれていく仲間達を見た承太郎との賭けは、ポーカーでの対決でした。承太郎はチップ6枚、ダービーはポルナレフとジョセフの魂を6枚ずつに分けた12枚で開始します。承太郎は早速、カードを配る歳のイカサマを見抜き、即座にダービーの指を折り、近くで遊んでいた子供が急遽ディーラーを担当します。

ただし、この子供もダービーの優秀な手下であり、承太郎には何の役も揃わないカードばかりが配られます。1ゲーム目はダービーの勝ちで3枚なくなり、2ゲーム目の時点で承太郎の手持ちは3枚で、ダービーは既に勝利を感じ始めていました。

しかし、カードを全く見ずアヴドゥルや花京院の魂でさえも簡単に賭けてしまう承太郎に動揺します。追い打ちをかけるように「スタープラチナ」が瞬時にタバコの火を点け、ジュースを運ぶのを見て、スタンド能力によるカードのすり替えも可能だと疑心暗鬼になります。

追い込まれたダニエルjダービー

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©荒木飛呂彦 / 集英社・ジョジョの奇妙な冒険製作委員会

動揺の止まらないダービーに、承太郎は母のホリィの魂まで賭けると宣言したことで、承太郎がダービーの賭けた額を上回り、賭けた額が対等でないといけないポーカーが不成立になりかけます。そこで、逆に承太郎はディオに関する秘密を賭ける事を強要されてしまいます。ディオのスタンドの秘密を教えることはすなわちダービーの死を示すことであり、ダービーにとってはあまりに巨額の賭け金でありました。

勢いに圧倒されたダービーは心が折れ、立ったまま気絶すると共に賭けに負けた上に錯乱し精神崩壊して再起不能になりました。同時に黒かった髪もディオへの恐怖から真っ白になる程に老け込みました。ダービーの敗北で、これまでにダービーが奪ってきた全ての人の魂が解放されました。ちなみにこの時の承太郎の手札はダービーの想定していた通りに承太郎がイカサマをバレずにすることは不可能で、大した手札でもありませんでした。

スタンド「オシリス神」

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©荒木飛呂彦 / 集英社・ジョジョの奇妙な冒険製作委員会

古代エジプトの冥界の長である「オシリス神」の暗示を持つスタンドで、人型です。「人は勝負に負けると心にダメージを負い隙ができる」ことを活かし、賭けで負かした相手の心の隙を作って相手の魂を奪うというスタンド能力を持ちます。

魂を賭ける際にはゲームの前に「賭けの契約」が必要になります。そして奪った魂はコインとして実体化され、残った肉体は抜け殻となり仮死状態になります。そのまま長い時間、体に魂を戻さないと完全に死に至ります。その上、コインさ分割することも可能で、分割した分を全ての奪わないと相手の魂を元に戻せなくすることもできます。

「オシリス神」の弱点

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©荒木飛呂彦 / 集英社・ジョジョの奇妙な冒険製作委員会

「オシリス神」のスタンド能力は上記のみであり、逆に賭け事の場を作って勝利しない限り何もできません。よって、戦闘能力は全くないと言えます。また、「オシリス神」が行使できるのが「賭けられた魂の取り立て」だけなので、賭け事を有利にできる能力さえ持ち合わせていません。つまり、賭け事を生業とし、賭け事の為に生きているようなダービーであるからこそ、生かすことのできるスタンド能力だと言えます。

ダニエルjダービーの声優

担当した声優は3人で、格闘ゲームが岸祐二さん、OVA版が内海賢二さん、アニメ版が銀河万丈さんです。

ダニエルjダービーの名台詞・名シーン

「私はディオ様のために闘いに来たのではない、生まれついての『ギャンブラー』だから闘いに来たのだッ!」

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©荒木飛呂彦 / 集英社・ジョジョの奇妙な冒険製作委員会

承太郎との賭けの勝負の際の名台詞です。命令ではなく、己の意思でギャンブルを行っていると断言しているダービーは、敵ながらあっぱれと言わざるを得ない潔さがあります。

「だ……だめだ……恐ろしい……声が出ない……ビ……ビビっちまって、こ……声が出ない…………い……息がッ!

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©荒木飛呂彦 / 集英社・ジョジョの奇妙な冒険製作委員会

本当ならばそのまま賭けに勝てたはずのダービーでしたが、あまりのディオへの恐怖から、ディオの秘密を賭け金にすることができませんでした。その恐ろしさは本物で、息が詰まってそのまま敗北してしまうものでした。

ダニエルjダービーは生粋のギャンブラー

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©荒木飛呂彦 / 集英社・ジョジョの奇妙な冒険製作委員会

ダニエルjダービーはスタンドでの戦いに重きを置くのではなく、自身が得意とする賭け事を使って見事にポルナレフとジョセフを追い詰めました。しかし、チームでいた承太郎達によって、少しずつその本性を知られていき、最後には敗北しました。イカサマを繰り返しましたが、信念を持った立派なギャンブラーであったことは確かです。