こちらでは、ディオの配下として登場するスタンド使いの1人、マニッシュボーイについてまとめていきます。
マニッシュボーイの基本情報
名前 | マニッシュボーイ |
性別 | 男性 |
所属 | ディオの配下 |
種族 | 人間 |
(スタンド名、能力) | デス・サーティーン |
必殺技 | 夢の世界に引き込む |
年齢/誕生日 | 11ヶ月/不明 |
身長/体重 | 不明 |
声優 | 大谷育江 |
初登場 | サウジアラビア |
性格 | ずる賢い |
マニッシュボーイの特徴
サウジアラビアの砂漠の村で、ひっそりと承太郎達を待ち構えていたディオの配下の内の1人のスタンド使いです。名前の由来はアメリカの歌手、マディ・ウォーターズのヒット曲「マニッシュ・ボーイ」です。容姿は浅黒い肌をした黒人と思われる生後11ヶ月の赤ん坊であるものの、既に生まれつきの天才で卓越した高度な頭脳に加えて狡猾な悪意を持っています。
この頃であれば本来は歯が生えてないが、牙が2本生えています。実は話せないふりをしており、思考は大人と同レベルで、タバコを吸う場面もあります。身体能力も通常より発達しており、身を守る為に安全ピンを器用に使ってサソリを刺殺できます。
マニッシュボーイの登場
当初はホテルに宿泊していた花京院を夢の中で殺そうしたが、ポルナレフが起こしたので失敗し、暗示をかけた地元の女性に自分を拾わせ、病気のふりをして承太郎達のセスナ機に同行しました。居眠りをする花京院とポルナレフに襲いかかるが、悪夢にうなされた花京院が機内で暴れ、セスナが墜落してしまい、砂漠に不時着して失敗します。
花京院は違和感を持ち、夢の中で「BABY STAND」と腕に刻んだ傷を見て、赤ん坊がスタンドの本体ではと疑念を抱きます。まさか赤ん坊がスタンド使いとは信じられない仲間達はその主張を信じず、逆に長旅で精神が参っていると決めつけられてしまった花京院は、信用を失って孤立します。その夜、全員を夢の世界に引き込み、本格的に襲撃します。
花京院の逆襲
しかし、機転を効かせた花京院がハイエロファントグリーンを連れ込み形勢が逆転し、夢の世界の力を利用して応戦するも、体内に侵入してきたハイエロファントグリーンに「デス・サーティーン」が乗っ取られてしまい、敗北した。 次の日朝、起きた一行の中でただ1人だけ「デス・サーティーン」の存在を認知した花京院にマニッシュボーイの大便をベビーフードの中に混ぜられ、何も知らないジョセフとポルナレフに食わされてリタイアしました。
「デス・サーティーン」の能力
タロットの大アルカナ13番目のカード「死神」の暗示を持つスタンドです。サウジアラビアにてセスナに乗っている承太郎らに同行しました。大鎌を持ったピエロのような愉快な姿で、全身をマントで覆っています。ただし、成長途中なのか中身はほとんどなく、頭と肩と腕部分しかありません。
生物の睡眠中に、その者の精神を「デス・サーティーン」の作った夢の空間に引き込む能力を持ちます。常に遊園地のような外観の世界で、この空間で起こるあらゆる現象は「デス・サーティーン」の思うままになります。複数人を同時に引き込めるが、対象を殺傷することは「デス・サーティーン」が直接攻撃する必要があり、 夢の中で攻撃されれば現実でも同じように傷がつき、殺されれば現実でも死にます。
言い換えると夢の中でしか発動できないスタンドと言え、対象の精神を支配する特性を持ちます。従って、この世界から抜けるには自身に痛みを与えるのではなく、現実で誰かに起こしてもらわないとなりません。また、夢から覚めた者は夢の内容を思い出せず、寝た時に所持していた物や発動しといたスタンドだけが持ち込めます。そして「スタンドはスタンドでしか倒せない」という法則がある限り、夢の中では一方的な攻撃ができます。
「デス・サーティーン」の弱点
無敵なスタンドに思えるが、最大の弱点が存在します。ズバリ正体と能力が分かってしまえば無力である点です。「デス・サーティーン」は現実では活動不能で、対象が眠るか気絶していないと攻撃できません。本体であるマニッシュ・ボーイに関しても生後11か月の赤ん坊に過ぎず、大人であれば大したことのないお仕置きにも自力での回避はできません。
また、「デス・サーティーン」の能力の有効範囲も限られており、起きている内に対象に接近しなければなりません。よって「デス・サーティーン」の正体がバレる前に主導権を握る必要があり、先手必勝型のスタンドとも言えます。
マニッシュボーイの声優
マニッシュボーイの声を担当した方は2人います。1人目はPS版の格闘ゲームでは長沢美樹さんです。2人目はテレビアニメの大谷育江さんで、代表作は「ポケットモンスター」のピカチュウ、「ワンピース」のトニートニーチョッパーなどです。
マニッシュボーイの名台詞・名シーン
ここではマニッシュボーイの名台詞・名シーンを紹介します。
「これで全員一気に切り刻んで砂漠に死体をバラまくことができるぜーッ」
花京院以外の仲間をも夢の中に取り込み、「デス・サーティーン」によって一掃することができると思っていたマニッシュボーイでした。
ずば抜けた赤ちゃん
まだ赤ん坊ながらも驚くべき頭脳を持ち合わせていたマニッシュボーイと夢の世界へ引き込む「デス・サーティーン」は承太郎一行には信じ難くありました。一歩間違えれば、花京院でも倒せなかったことでしょう。