ジョジョの3部にて登場した敵のスタンド使いの1人であるラバーソール。「イエローテンパランス」のスタンドを操って、ディオの配下として承太郎達と戦うことになります。そんなラバーソールとはどんな人間であるのか、ラバーソールのスタンド「イエローテンパランス」の能力とはどんなものなのかまとめていきます。
ラバーソールの基本情報
名前 | ラバーソール |
性別 | 男性 |
所属 | ディオの配下 |
種族 | 人間 |
(スタンド名、能力) | 「イエローテンパランス」 |
必殺技 | 擬態 |
年齢/誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 不明 |
声優 | 川田紳司 |
初登場 | シンガポール |
性格 | 姑息 |
ラバーソールの特徴
ラバーソールはディオの配下のスタンドの使いの1人にして、「承太郎を殺害すれば1億ドルを貰える」という契約の元にディオの指示で動きますが、あくまても金で雇われているスタンド使いなので、忠誠心は全くなくディオの名前を呼び捨てにしています。
ラバーソールの性格
自分のことをハンサムであるという自信を持ち、自惚れが強い男です。実際にも整った顔立ちをしているものの、暴力的で下劣な性格で、相手を挑発する台詞も品がありません。ただ、1度追い込まれてしまうと急に弱気になります。降参したふりをして許しを請いながら、隙を見て不意打ちを喰らわせるなど、本質は卑劣な小悪党に過ぎません。
ラバーソールの活躍
ラバーソールはシンガポールにて、花京院典明に変装して承太郎に近づきましたが、本気で騙す気はなくラバーソール本来の性質でもある下品な言動を隠さずにいました。 ラバーソールのスタンド「イエローテンパランス」の能力でケーブルカーという狭い場所での対決で徐々に承太郎を追い詰めました。しかし、承太郎のジョースター家に伝わる伝統的な戦い方の「逃げる」という判断から水中へ引きずり込まれてしまいます。呼吸をしようと水面から顔を出したところを殴られ、鼻の骨が折れてしまったことで心も折れたようで、降参します。
ラバーソールの最期
「両右手の男」であるjガイルの情報を伝えながらも、実は密かに承太郎の隙を狙っていたラバーソールは、排水溝を利用した不意打ちを喰らわせる事に成功します。しかし、逆に承太郎にその排水溝を利用されたことで、完全に敗北してしまい改めて許しを請いましたが、承太郎がそんなことを許すはずもなきな「スタープラチナ」によるオラオララッシュを受け、ボコボコにされて再起不能となりました。
ちなみにこの戦闘をしている間に、本物の花京院は承太郎に置いて行かれてしまったことで、学生服の格好のままでプールサイドにて日光浴をしていたようです。
スタンド「イエローテンパランス」
タロットの大アルカナ14番目のカード「節制」を暗示するスタンドにして、相手に同化して肉を取り込むことのできる不定形のスライムのようなスタンドです。本体であるラバーソールの全身に纏うと、他人そっくりに変装することもでき、スタンド能力のない普通の人にも視認や接触が可能です。直接触ると触れた部位に食いつき吸収し始め、食った対象、例えばザリガニやカブトムシのエネルギーを取り込んでパワーアップします。更に変装した花京院典明だけではなく、そのスタンドである「ハイエロファントグリーン」まで再現してみせています。
「イエローテンパランス」には「弱点は無い」言わしめるだけあって防御力は極めて優れています。全身に纏うと物理攻撃は効果がなく、何かに食いついた「イエローテンパランス」は火で焼くと弾けて広がり、凍らせるとスパイク状となり更に人体に食い混むなど、承太郎も認める程です。
ラバーソールの声優
偽物の花京院典明に化けていた時は、花京院の声を務めていた格闘ゲームでは真殿光昭さん、テレビアニメ版は「パイレーツオブカリビアン」シリーズのウイル・ターナー吹き替えや「SchoolDays」の主人公の伊藤誠などを演じた平川大輔さんです。本体は格闘ゲームでは岸祐二さん、テレビアニメ版では「NARUTO」の油女シノや「みなみけ」の南ハルオを演じた川田紳司さんです。
ラバーソールの名台詞・名シーン
「レロレロ、レロレロレロレロ、レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」
ラバーソールは本物の花京院典明もするという舌の上でさくらんぼを転がしながら食べるという仕草をして見せます。これに驚いた視聴者はさぞ多いと言えるシーンです。
「ケェ!逃れたつもりか?まあ、だが教えといてやるさん……耳クソをストローでスコスコ吸い取ってよォーく聞きな……おれのスタンド「イエローテンパランス」に弱点はない!」
ラバーソールは口汚くも自身のスタンドである「イエローテンパランス」に対して絶対的な自信を誇っていました。
傲慢なラバーソール
ラバーソールのスタンド「イエローテンパランス」の能力自体はほとんど欠点はなく、使い方次第では完全に花京院典明として生活して、奇襲することもできたでしょう。しかし、自分に自信しか持たないラバーソールは、非常に姑息でどこまでも下劣なスタンド使いであるものの、そこまでは頭が回らなかったようです。