常に琵琶を携え、無惨の側につく女の鬼。アニメでは喋るシーンはなく、登場も少ないことから人物像は掴めません。
そんな鳴女について、漫画で描かれている活躍なども含めて紹介します。
鳴女の基本情報
名前 | 鳴女(なきめ) |
呼び名 | 琵琶女 琵琶の君 |
性別 | 女 |
肩書き | 無惨の側近 十二鬼月・上弦の肆 |
血鬼術 | 空間操作 転送 探索 |
年齢 誕生日 | 不明 |
身長 / 体重 | 不明 |
声優 | ??? |
初登場 | アニメ 26話 / 漫画 6巻 51話 |
鳴女の性格と容姿
性格
必要以上に会話をすることがない無口な人物。
上弦の鬼達を様付けで呼ぶなど、礼儀正しい様子を窺うことができますが、
無限城内でいがみ合い喧嘩する上弦の鬼達に対し、内心では「早く帰ってくれないかな…」と考えるなど、人並みの感情・感性はあるようです。
容姿
喪服のような黒い和服に身を包んでおり、黒い長髪によって目元まで顔が隠されています。
長髪の下には巨大な単眼が存在し、その瞳には『肆』の文字が刻まれています。
名前
鳴女の名前は、12巻のおまけページで判明しています。
呼び名
常に携えている琵琶を鳴らすことから、上弦の鬼達からは「琵琶の女」「琵琶の君」などと呼ばれています。
鳴女の血鬼術
対象者を無限城に転送
琵琶を鳴らすことで、無限城内の空間を操作することができます。
対象者を無限城に招き入れ、中からは任意の場所に転送することが可能です。
密偵を生み出す
眼球のような密偵を生み出し、その密偵が見たものを通して城内にいながら外の状況を把握することができます。
無限城の管理
鳴女を軸として歪んでいるかのように、上下左右不明な作りをしている無限城。
鳴女が管理をしており、無惨以外は彼女の能力によってのみ出入りが可能です。
鳴女の登場回
アニメ 26話 『新たなる任務』
漫画 6巻 51話にあたるエピソード。
下弦の伍・累が倒されたことで、無惨によって集められる下弦の鬼達。
状況が掴めない下弦の鬼達が集められたのは、無惨が棲まう無限城。その無限城の中心に座り、琵琶を鳴らすのが鳴女です。
これが鳴女の初登場ですが、下弦の鬼達の前に立つ無惨の横に座り、一言も口を開くことはありません。
鳴女の活躍
漫画 16巻 134話 『反復動作』
無限城に髪を張り巡らせ、鬼殺隊の動向を探る鳴女。
鳴女は、本格的に鬼殺隊の情報を集め出した無惨の指示で、太陽を克服した禰豆子と産屋敷を探していました。
上弦の肆・半天狗が倒された後、鳴女が上弦の肆についたことで、巨大な単眼の瞳には『肆』の文字が刻まれています。
漫画 16巻 136話 『動く』
鳴女が鬼殺隊の動向を探るために放っていた眼球鬼。
眼球鬼は風柱・不死川によって潰されてしまいますが、産屋敷の居場所が割れ、無惨が産屋敷の前に現れます。
無限城編
漫画 19巻 164話 『ちょっと力み過ぎただけ』
無限城内で激戦が繰り広げられる中、蛇柱・伊黒と恋柱・甘露寺に発見される鳴女。
鳴女は血鬼術を使い、柱2人の攻撃をガードします。
「煩わしさと厄介さは随一だな!!」
と蛇柱・伊黒に思わせる辺り、鳴女の血鬼術の厄介さがわかります。
182話 『激怒』
鳴女の血鬼術、空間操作によって圧死したと思われた蛇柱・伊黒と恋柱・甘露寺。
「縞の羽織の柱と女の柱はすでに私の部下が殺したようだぞ?」
無惨はそのことを疑っていませんでした。
しかし無惨の猛攻で窮地に陥る炭治郎の前に、死んだと思われた蛇柱・伊黒と恋柱・甘露寺が現れたことで、混乱し激昂する無惨。
「何をしている鳴女!!!!」
そんな鳴女は、愈史郎に視覚を操られていました。
183話 『鬩ぎ合い』
愈史郎の回想で、鳴女の視覚を乗っ取る作戦をあっさり成功させたことが発覚します。
無限城の要である鳴女が愈史郎の手に落ちたことで、無惨と愈史郎の間で、鳴女の脳内を支配しようと鬩ぎ合いが始まります。
水柱・富岡と蛇柱・伊黒の攻撃で気を散らし、無惨の支配力が弱まったことで主導権を取り戻す愈史郎。
無惨の動きを制限しようと無惨周辺の床を消失させる愈史郎に対し、無惨は遠隔操作で鳴女の頭を潰すという大きな一手を打ってきます。
鳴女の最期
生き残った柱を終結させないよう、城の構造を変え続けていた鳴女ですが、愈史郎に脳を乗っ取られ無限城の制御も奪われたことで、無惨に切り捨てられる形で頭部を破壊されています。
無限城が崩壊してしまったことから、鳴女の安否は不明ですが、頭部を破壊されてしまっているため、生存している確率は低いと思われます。
鳴女の担当声優
無口な人物であるため、アニメでの登場では喋る場面はありません。
まったく話すことがないという人物ではないことから、今後2期が放送され担当声優が明らかになることに期待です。
鳴女の名シーン・名台詞
鳴女の印象に残る名シーンや台詞はどんなものがあるでしょう?
鳴女の血鬼術である探索で使われた眼球鬼。
眼球だけで移動する様子は不気味で仕方ありません。
堂磨の誘いは、丁寧かつバッサリと断っています。
おまけページにて登場している鳴女。
上弦の鬼たちに対して「早く帰ってくんないかな」
と内心で思っているあたり、本当に帰ってほしいんでしょうね。
鳴女のまとめ
鳴女は無口な人物で、話すシーンが少ないことがわかりました。
アニメでの登場ではあまり印象のない鳴女でしたが、漫画では話す場面や血鬼術を使う場面があることから、今後ストーリーが進み、2期が放送されることで鳴女の活躍がもう少し見れるのではないでしょうか?