【鬼滅の刃】緑壱零式(よりいちぜろしき)ってどんなからくり人形?刀が特徴!

【鬼滅の刃】で主人公・炭治郎の稽古のために使われた緑壱零式。このからくり人形はどのようにして作成されたのでしょうか。

今回はそんな謎が多いからくり人形、緑壱零式について迫っていきたいと思います。

緑壱零式の基本情報

【鬼滅の刃】緑壱零式(よりいちぜろしき)ってどんなからくり人形?刀が特徴!

『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

緑壱零式とは?

刀鍛冶の里にて出てくるからくり人形、緑壱零式。この人形は戦国時代の小鉄の先祖が作ったものとされています。モデルとなったのは戦国時代に実在した剣士だったと言います。

緑壱零式は腕を2本では剣士の動きを再現することが出来ず、6本となりました。柱達の戦闘訓練によく使用されていたこともあり、いつ壊れてもおかしくない状況でした。また現代でも直せない程優れた技術で作られた為、小鉄は壊われないか危惧していました。

容姿

頭を1本に結んでいて、炭治郎と似ている耳飾りをしています。炭治郎と同じ場所に傷があり、腕が6本生えています。

炭治郎との出会い

炭治郎が、刀鍛冶職人である鋼塚蛍を探している時に通りかかった森で、霞柱である時透無一郎が小鉄と言い合いをしていた原因が緑壱零式でした。先にも記載した通り緑壱零式は作成から300年を超えており、いつ壊れてもおかしくない状況でした。

しかし、緑壱零式は現代の技術でも直すことが出来ない程高度な技術で作られていた為、現代所有者の小鉄は壊れることを危惧し、緑壱零式で訓練させることを無一郎に禁止したのが、2人が揉めていた理由です。揉めているところにたまたま通りかかった炭治郎は、小鉄を無一郎から守ろうとしますが、霞柱の実力が圧倒的に高く炭治郎は負けてしまいます。そして、緑壱零式は霞柱の戦闘訓練に使用されました。

炭治郎との訓練

無一郎との戦闘訓練が終わり小鉄のもとに帰ってきた、緑壱零式は腕が1本無くなっていました。このことに腹を立てた小鉄は、炭治郎を無一郎に勝たせる為に、壊れかけの緑壱零式を使用して、戦闘訓練を開始したのでした。

小鉄が緑壱零式を炭治郎に合わせた戦闘型に変えての訓練でした。小鉄によって戦闘設定を変化した緑壱零式の実力は炭治郎と比べものにならない程高く、小鉄の鬼監督ぶりもあって、炭治郎はボロボロになります。しかし訓練の成果によって、動作予知能力を手に入れました。

緑壱零式の最期

動作予知能力を手に入れた炭治郎は、徐々に実力を上げていきます。最初は足元にも及ばなかった実力が徐々に緑壱零式に触れられる様になっていきました。

最後、炭治郎は緑壱零式が壊れたら直せないことを危惧し、首を斬るのを躊躇しますが小鉄の後押しもあって、緑壱零式の首を斬ることに成功します。壊れた緑壱零式の中から、1本の刀が出てきて、後にその刀は刀鍛冶職人の鋼塚によって直され、炭治郎の愛刀となります。

緑壱零式のモデルになった剣士とは?

【鬼滅の刃】緑壱零式(よりいちぜろしき)ってどんなからくり人形?刀が特徴!

『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

先に記載した通り、緑壱零式にはモデルになった戦国時代の剣士がいます。その剣士とはだれだったのでしょうか?

それは、日の呼吸を編み出した人物で、無惨をおいつめた人物でもある、継国緑壱です。

継国緑壱は上弦の壱でもある、黒死牟の実の弟でもあります。生まれた時から額に傷をもっており、周りからは25歳までに死ぬと言われていました。竈門家とのかかわりは深く、炭治郎の先祖である炭吉は継国緑壱に昔助けられたことがあります。継国緑壱が炭吉に日の呼吸を見せたことによって、竈門家に日の呼吸が伝わって、炭治郎も日の呼吸を知っていました。

緑壱零式の出演シーン

緑壱零式はからくり人形の為話すことができません。しかし印象深いシーンがたくさんある為、ご紹介させていただきます。

初出演のシーン

【鬼滅の刃】緑壱零式(よりいちぜろしき)ってどんなからくり人形?刀が特徴!

『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

緑壱零式のはじめて登場したシーンです。この見た目からも分かる通り、どことなく炭治郎に似ていますね。このシーンは緑壱零式と霞柱の無一郎が戦闘訓練を行っている場面です。緑壱零式は柱である無一郎と互角に戦っています。

緑壱零式が倒れるシーン

【鬼滅の刃】緑壱零式(よりいちぜろしき)ってどんなからくり人形?刀が特徴!

『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

作成から度重なる柱との訓練で限界を迎えていた緑壱零式は、ついに限界を迎え霞柱・時透無一郎との戦闘訓練により腕が一本折れ、倒れているシーンです。この場面で持ち主である小鉄は、炭治郎を鍛え、無一郎より強くすることを決めたのです。倒れた姿は結構ショッキングでした。

炭治郎と緑壱零式の戦闘シーン

【鬼滅の刃】緑壱零式(よりいちぜろしき)ってどんなからくり人形?刀が特徴!

『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

炭治郎が動作予知能力した直後の2人の戦闘訓練です。この頃から炭治郎と緑壱零式の実力が互角になっていきます。

炭治郎が緑壱零式を倒したシーン

【鬼滅の刃】緑壱零式(よりいちぜろしき)ってどんなからくり人形?刀が特徴!

『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

炭治郎が緑壱零式を倒したシーン。一度は緑壱零式を壊すことをためらう炭治郎ですが、小鉄に後押しされたことにより、炭治郎は緑壱零式を壊しました。すると、中から1本の刀が出てきます。その刀は炭治郎の愛刀となります。

緑壱零式のまとめ

緑壱零式は人形の為意思はないものの、実力やたまに見せる本気の目が人間とは変わらないと感じました。結果として、緑壱零式誰が作ったのか、どのようにして作られたのかまだ分かっていません。

今後作中で描かれるといいですね。また、小鉄が緑壱零式を新しく作るなんて日がきてもおもしろいですね。