「NARUTO」にたくさんの人物が登場するので、あまり出番のないキャラクターについては忘れてしまいがちです。今回はラーメン屋の一楽の店員をしているアヤメという人物について、性格や特徴、名台詞や名シーンなどをご紹介していきます。
アヤメの基本情報
名前 | アヤメ |
性別 | 女性 |
職業 | 一楽の店員 |
年齢 | 17歳→20歳 |
声優 | 細野雅世(ほそのまさよ) |
アヤメの特徴
アヤメは、木ノ葉隠れの里のラーメン一楽の店主テウチの娘です。一楽の店員としてテウチと一緒に働き、お客さんに美味しいラーメンを提供します。忍びではなく、一般人です。テウチと共にカカシの口元を覆う布を取った時の素顔を見た数少ない人物でもあります。
黒いひとみに茶色のロングヘアーです。頭には三角巾をし、料理衣を着て腰元にはテウチと同じく紺色の前掛けをしています。
アヤメの性格
ダイエットラーメン
料理忍者に誘拐されたアヤメは、あまり美味しい料理を振る舞われて食べた結果、一時期太ってしまいました。アヤメが痩せられるようにと、テウチがダイエットラーメンを作りあげました。これがみごとに若い女性に大人気となり、行列ができるようになりました。
しかし、共にダイエットラーメンを食べてアヤメは痩せましたが、テウチも一緒に痩せてヒョロヒョロになってしまいました。
修行したアヤメ
第2部の疾風伝ではアヤメは、1人で一楽を離れてラーメン職人の修行に出かけています。修行先でこれまでに一楽のメニューにはなかったつけ麺の良さに目覚めてしまいます。里に帰郷した後には、これまでのメニューを全て無くして、一楽をつけ麺の専門店に変えてしまいます。
それは時代と共に変わる客の趣味や趣向に乗り遅れない為でもありました。店を訪れたヤマトやカカシは素早く食べ終え、ナルトも汁と麺を同じ器に入れ替えたものの、3杯も平らげていました。
「BORUTO」でのアヤメ
アヤメは、以前とあまり変わらない姿で、一楽の会計や案内、テーブルの片付けなどをしています。お店は軒下のカウンター席と少しのテーブル席だけではなく、大々的な店舗になっています。
7代目火影であるナルトの行きつけのお店ということで業績アップしたようで、店にはナルトのポスターまで貼ってありました。父のテウチはということ、アヤメに先代と呼ばれていることから隠居して、別の人がラーメンを作っているようです。
また、最高記録ベスト3の数と食べた本人の写真まで掲載されていました。1位はなんとヒナタの46杯で、大食いで知られるチョウジや娘のチョウチョウでさえその記録に何度か挑戦しているものの、破れない記録になっています。
アヤメの声優
アヤメの声を担当したのは、細野雅世さんです。2001年「ガイスターズ FRACTIONS OF THE EARTH」のクリス・ウェスタやターラ・シャマレル、2006年「タマ&フレンズ 探せ!魔法のプニプニストーン」のエミー王妃などを演じました。「NARUTO」ではアヤメ以外にもオンブとフキ、「NARUTO 疾風伝」になってからはミブナも担当しています。
アヤメの名台詞・名シーン
「はーい、味噌チャーシュー大盛りね!」
アヤメはいつでも一楽にいて、ラーメンを食べに訪れるお客さんをもてなします。ナルトのことも同様で、ナルトはお気に入りのメニューである味噌チャーシュー大盛りを頼みます。ナルトが第4次忍界大戦の英雄となってからは、ナルトが好きということでこのメニューを頼む人が増えたようです。
「つけ麺、始めました!!!」
忍びが修行を行うように、アヤメもラーメン修行に行きました。つけ麺の素晴らしさに目覚め、一楽でもつけ麺を始めたことをナルトに宣言した時の名台詞です。サスケに追いつく為に必死に修行をして心底疲れていて、普通の一楽の美味しいラーメンを求めていたナルトから文句を言われていました。その後はいつ間にか普通の一楽に戻っています。
「あら、お久しぶりです。7代目!」
「BORUTO」にて、ナルトはボルトと喧嘩して騒がしくしてヒナタに怒られ外に出されてしまい、2人で一楽にラーメンを食べに来ました。ナルトは夢を叶えて7代目の火影へとなり、一楽にも頻繁には来れていないようでした。しかし、アヤメはナルトが幼かった時と変わらずに暖かくナルトを迎え入れました。
一楽と共にあるアヤメ
アヤメはナルトがアカデミー生であった頃からテウチと共に、ラーメンを食べに来るナルトやイルカ先生をもてなしていました。数十年経ってナルトに子供が生まれ、7代目火影になった頃には立派な店構えとなった一楽でまだ現役で働いていました。
そこにテウチの姿はありませんでしたが、アヤメやアヤメの意思を継ぐ者がこれからも木ノ葉の里でラーメン一楽を続けていくことでしょう。