【NARUTO】枇杷十蔵はどんな人物?!経歴や死因についてご紹介します!!

枇杷十蔵とは、漫画【NARUTO】に登場するキャラクターの一人です。枇杷十蔵って誰？と思った方もいるのではないでしょうか。

実はこの枇杷十蔵は【NARUTO】の物語開始時点では既に死亡しているキャラクターであり、基本的に回想などでしか登場しない人物です。

今回は、そんな枇杷十蔵についてどのような人物だったのか、死亡するまでの経歴や死因についてをご紹介したいと思います。

枇杷十蔵の基本情報

枇杷十蔵の特徴

枇杷十蔵は、もともと霧隠れの里の忍だった人物であり、霧の忍刀七人衆だった人物です。物語開始時点ではすでに死亡しており、忍刀は別の人物に引き継がれています。

外見的特徴

髪は黒髪の短髪で、皮膚は色黒です。右頬には十字傷があり、口周りは口周りには赤色の入れ墨のようなものが入っています。入れ墨は柵のような模様をしていますが、何の模様なのかは不明です。

霧隠れの里の額当てを着用しており、その下の部分から顔周りと首元を隠すようにデコルテ部分まで包帯で覆っています。暁加入後は、黒地に赤い雲の模様が描かれた暁の衣をまとっています。

内面的特徴

過去に霧隠れの里は血霧の里と呼ばれ恐れられており、その象徴ともいえる忍刀七人衆のうちの一人であった枇杷十蔵。

他里から恐れられていた通り、残虐的な性格で好戦的だったようですが、ある出来事をきっかけに戦闘で慎重に作戦を練るようになったようです。

枇杷十蔵の経歴

枇杷十蔵は前述したとおり、かつて元忍刀七人衆のうちの一人でした。所持していた忍刀は『断刀首斬り包丁』であり、桃地再不斬の所持していた忍刀と同じということになります。

すなわち、桃地再不斬の忍刀の前任者ということになります。霧隠れの里が血霧の里と呼ばれていた時代にその名を轟かせた人物です。

マイト・ダイとの交戦

枇杷十蔵はまだ未熟であったマイト・ガイらを追い詰めたことがあります。その時、マイト・ガイの父であるマイト・ダイが救援に駆け付けるも相手は忍刀七人衆全員という圧倒的不利な状況でした。

当時、マイト・ダイは下忍で、忍刀七人衆は上忍だったのです。しかし、マイト・ダイは禁術・八門遁甲の陣を使用し、命と引き換えに息子であるマイト・ガイらを助けようと戦います。

マイト・ダイは死亡することとなりましたが、格上の相手である忍刀七人衆の内4人が死亡するという結果になり、これは枇杷十蔵にとってかなりの衝撃だったと思われます。

暁加入

マイト・ダイとの交戦の後、時代はどんどん移り変わるのにもかかわらず、霧隠れの里はその流れについていくことが出来ませんでした。

そんな自里に嫌気がさした枇杷十蔵は、里を抜けて暁へ加入。暁所属時にはサスケの兄であるうちはイタチとコンビを組むこととなりました。

イタチとの関係性としては、後に加入したイタチに対して暁に関して手ほどきをしたり、イタチの戦闘スタイルを考慮したりなど悪くはなかったようです。

枇杷十蔵の死因

枇杷十蔵はイタチと共に暁の任務で自身が足抜けした霧隠れの里へ赴くことになります。任務を終えて帰還する際に、四代目水影・やぐらが追手として迫ります。

イタチとの連携により、やぐら率いる霧隠れの忍達に一時は優勢となりますが、やぐらが尾獣化したことで形勢は逆転し、劣勢となります。

最後はやぐらの攻撃からイタチを庇う形で致命傷を負い、戦闘後に死亡することになってしまった十蔵。イタチのことを相棒として認め、息を引き取りました。

枇杷十蔵の声優

枇杷十蔵の声を担当するのは、後藤光佑さんという声優です。後藤さんはアニメだけでなく、ゲームや洋画の吹き替えなど幅広く活躍されている声優さんです。

テレビアニメでは、『牙狼』シリーズや『クレヨンしんちゃん』シリーズに多く出演しており、『NARUTO』では枇杷十蔵以外にも初代雷影やゲンブ、ノワキなど複数の役を演じています。

最近のものでは、『呪術廻戦』などにも出演されています。ゲームでは、『龍が如く7』や『ドラゴンクエスト』シリーズなどの有名作品にも出演している実力派の声優さんです。

枇杷十蔵の名言・名シーン

既に死亡している人物であるため、過去の回想シーンでの登場のみとなっている枇杷十蔵ですが、上記でご紹介した内容から分かるように魅力的な部分を持つ人物でもあります。

ここでは、そんな枇杷十蔵の名言・名シーンを厳選してご紹介したいと思います。

幼き頃のマイト・ガイらとの対峙

忍刀七人衆であった枇杷十蔵が幼き頃のマイト・ガイらに対峙した場面です。当時のガイらはまだ幼く、忍としての実力もまだまだ発展途上でした。

だたでさえ忍刀七人衆一人一人が格上という状況下にも関わらず、忍刀七人衆全員が揃っている状態での対峙であり、かなりヒヤヒヤする場面でした。

忍刀と共に自里で散った十蔵

十蔵最後のシーンです。前述したとおり、暁の任務帰りに当時の水影・やぐら達に追い詰められ致命傷を負った十蔵。

画像から分かるように、自身の忍刀が腹部に刺さるという衝撃的な場面。もともとは残忍な性格であった十蔵ですが、イタチとのやりとりは人間味があったため、残念に感じる場面でもありました。

枇杷十蔵まとめ

元々は残忍な性格であった枇杷十蔵でしたが、マイト・ダイとの交戦やうちはイタチとの関係から心境の変化があったからか、面倒見の良い部分や人間味のある部分を見ることが出来ます。

その後のイタチの考え方にも多少影響していることが伺える場面もあったりと、ただ残忍なだけではなかった枇杷十蔵。

もし生存していたら脅威であったことは明らかですが、桃地再不斬同様、敵ではあってもナルト達にいい影響を与えてくれる人物であったかもしれません。