春野サクラとは漫画【NARUTO】に登場するキャラクターの一人です。【NARUTO】でのヒロインのポジションであり、主人公ナルトの想い人でもあります。
その春野サクラの家族や忍としての能力について解説するとともに、サスケとの関係性などについても詳しく解説したいと思います。
春野サクラの基本情報
名前 | 春野(うちは) サクラ |
性別 | 女性 |
所属 | 木の葉隠れの里 |
階級 | アカデミー生→上忍 |
使用する技・術 | 医療忍術、百豪の術 |
年齢/誕生日 | 12歳→16歳/3月28日 |
身長/体重 | 148.5cm→161cm/35.4kg→45kg |
声優 | 中村千絵 |
初登場 | 一巻三話「うちはサスケ!!」 |
その他 | 夫:うちはサスケ、娘:うちはサラダ |
春野サクラの特徴
サクラはピンクの髪と広い額が特徴的な整った顔の女の子ですが、額にコンプレックスがあります。その整った顔立ちから、ナルトやロック・リーなど年齢の近い男の子から好意を持たれています。
しかし、本人はこの二人に興味はなく、うちはサスケのことを幼少期よりずっと思い続けています。その一途な思いは成長して大人になった後も続いています。
最初、ナルトがサクラを好きであるが故の行動を鬱陶しいと思っており、サスケとの距離を詰めるのに邪魔な存在と感じていたようです。
口癖は「しゃーんなろー」で、普段は隠していますが心の中や感情が高ぶったときにこの口癖が出るようです。性格は気が強そうに見えますが、実は違うようです。
その賢さからかなり真面目な性格で恋愛面でも一途です。一見気が強そうに見えますが、もとは気が弱く、いのと仲良くなることで強い子になっていったようです。
しかし、自分に好意を持つ異性に頼る女子っぽい一面もある性格のようで、そういうところをサイに怒られています。
下忍として晴れてくのいちとなったサクラはカカシ班に配属されます。想い人のサスケと、主人公のナルトとチームメイトとなりますが、初めのころは三人はあまり仲が良くありませんでした。
しかし、任務をこなしていくうちに少しずつチームはまとまりをみせます。サスケが里を離れた後もサスケのことをナルトとサクラは案じていました。
最後の戦いである大筒木カグヤとの戦闘では、ナルト・サスケ・サクラの三人が連携してカグヤをひるませたことで、ナルトとサスケによるカグヤ封印が可能となりました。
サクラの家族
サクラは両親とともに生活しているという話が原作で出ていますが、その姿は登場することはなく物語が終了しています。
しかし、アニメの劇場版「ROAD TO NINJA」で初登場しています。父親は春野キザシといい、明るくいつもオヤジギャグを言っているようで、忍ではあるものの上忍ではないようです。
春野キザシは髪型がサクラのような形状をしています。母親の春野メブキもこの時同時に登場しており、劇場版の後にはアニメでも登場しています。
春野サクラとうちはサスケ
サクラはサスケのことをずっと慕っていますが、サスケからは相手をされず、むしろうざいと言われて突き放されることがしばしばあります。
そのため、サスケに冷たくされるたびに傷つき、ひどく落ち込んでいます。サスケが里を抜けるときも本当に一生懸命でしたが願いはかなわず、サスケは大蛇丸の元へと去ってしまいます。
サスケ大好きなサクラですが、女の子だからかいざというときは人に頼ることが多いように感じます。ナルトは大好きなサクラのためにサスケを取り戻すことを約束しています。
しかし、サスケの代わりに新しくカカシ班に配属されたサイに「ナルトを苦しめているのはサスケだけじゃなく、サクラもではないのか」と言われたことで、ナルトに頼ってばかりの自分に気付きます。
そして、今度は自分が悪の道を突き進んでいくサスケを止めることを誓い、心を入れ替えます。この後、自分も力をつけるために五代目火影の綱手に弟子入りをしています。
結果的に、一途に思い続けていたサクラの想いがサスケに伝わり、二人は結婚して娘であるうちはサラダを儲けています。
春野サクラの強さ
下忍時代のさくらの強みは、真面目さとそこからくる頭の良さでした。忍としては、得意な術や血継限界があるというわけではないようです。
基本的にサスケに気をとられることが多く、戦いで役に立たないこともあるためか、サスケからはナルトの方がマシ的なことを言われたこともあります。
前述したように、第二部では自身もナルト達のように力をつけることを決意し、五代目火影・綱手に弟子入りし、百豪の術と医療忍術をマスターしています。
百豪の術はチャクラを数年貯め続けることで、その貯めた大量のチャクラを一気に使用することが可能になります。師である綱手はこの大量のチャクラで創造再生という細胞分裂を促す術を使用します。
サクラが創造再生を使用することが可能かどうかは不明ですが、第四次忍界大戦では額に百豪の印が出現しています。
また、医療忍術の会得にあたり、高度なチャクラコントロールが必要になり、これにより綱手譲りのパワーで岩を破壊する怪力も手に入れています。
この力を目の当たりにしたカカシとナルトは相当驚いたようで、ナルトはサクラの前でバカするのは止めようと誓います。
こうして力をつけたサクラは、パワーと医療忍術を兼ね備えたくのいちとして第四次忍界大戦でも活躍しています。
春野サクラの名言・名シーン
漫画【NARUTO】のヒロインであるサクラは、出番が多いこともあって多くの名言・名シーンがあると思いますが、今回はサクラの名言・名シーンを厳選してご紹介します。
今度は私の後ろ姿を―…しっかり見ててください!!
中忍試験で、自分がサスケやナルトに頼って助けられてばかりであり、このままではいけないと決意したサクラは、敵につかまれていた髪をクナイで切り離します。
伸ばしていたロングヘア-はショートヘアーになり、サクラの固い決意が伺えます。
ごめん・・・ナルト・・・少し待たせることになっちゃうけど・・・今度は私も一緒に!
サスケを奪還することが出来ずに帰ってきたナルトに言った言葉です。サスケの奪還をナルトに頼り切っていたサクラですが、今度は自分も一緒にサスケを取り戻すという決意の表れです。
こうしてサクラは修行をはじめ、第二部では怪力医療忍者として活躍するくのいちとなって帰ってきたのでした。
ナルトには私が・・・話をする・・・私なんかを好きになってくれたバカだから. だからそれは私の役目にさせて
サクラやナルトの努力とは裏腹に、サスケはどんどん修羅の道を突き進んでいきます。雷影の怒りを買ったサスケは、雷影から処分されることとなります。
木の葉隠れの里でもサスケの行動が問題となっており、今後の処分についてサクラに知らされます。サクラはサスケのことをナルト一人に背負わせていたことを悔いていました。
だからこそ、サスケの処分について自分の口からナルトに話すと仲間に言っており、サスケを殺してでも止めることを決意します。
やっと戻れた第七班
『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社
紆余曲折ありましたが、結果的にはサクラは恋を実らせ、愛娘を生んでいます。好きな相手にひどいことを言われようが、悪の道を突き進んでいこうが一途に思い続けたサクラ。
ナルトの子供達の物語である「BORUTO」では、サスケは一人で旅を続けており、女で一人で愛娘のサラダを育てていますが、サスケとは心でつながっていると話しています。
「BORUTO」では、サラダの出番がかなり多いため、両親のサクラとサスケの登場シーンも多いようで、今後も活躍が期待されます。