【NARUTO】不死の飛段が死亡!?飛段の能力や過去について紹介!!

飛段とは漫画【NARUTO】に登場するキャラクターの一人です。暁の不死コンビとして主人公・ナルトとその仲間たちを苦しめた強敵です。

そんな飛段がなぜ不死となったのか、そして、不死であるはずの飛段はどのようにして倒されたのか、能力や飛段の過去も含めてご紹介したいと思います。

飛段の基本情報

【NARUTO】不死の飛段が死亡!?飛段の能力や過去について紹介!!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

飛段の特徴

飛段はオールバックの銀髪に、ピンク色の瞳をした年です。暁メンバーであるため、普段から暁のトレードマークである黒地に赤い雲の模様コートを着用しています。

元は湯隠れの里の抜け忍であり、現在は暁として角都とコンビを組んで行動しています。角都はその能力から不死と言われており、飛段の能力も不死であることから『不死コンビ』と呼ばれています。

飛段は荒っぽい性格で口が悪いですが、ジャシン教に関しては熱狂的でジャシン教の神・ジャシン様に対しては敬意を払っているようです。

しかし、それ以外の人物に対しては経緯というものは全き見受けられず、先輩であるデイダラや暁のリーダーに対して馬鹿にしたような対応をしています。

コンビを組む角都とは、考え方がかなり違うようです。飛段はジャシン教信仰から、教えに反することは基本嫌がる傾向にあり、角都の行動や暁の任務は教えに反することが含まれているようです。

飛段の過去

【NARUTO】不死の飛段が死亡!?飛段の能力や過去について紹介!!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

ジャシン教との出会い

飛段は暁に加入する前から好戦的な性格であったようです。そのため、「ぬるま湯」と言われていた湯隠れの里には前々から不満を抱いていました。

そんな好戦的な性格の飛段に目を付けたのが新興宗教・ジャシン教でした。ジャシン教は「汝、隣人を殺戮せよ」が教義であるため、飛段の性格にかなりマッチしたのでしょう。

飛段はその教えにどんどんのめり込み、戦闘の前と後に信仰の儀式を欠かさず行うほど忠実に教えに従うほどでした。

不死の力を手に入れた飛段

忍の世界での宗教であるため、ジャシン教は忍術を使用する宗教のようです。ジャシン教は禁術の研究をしていたようで、信者に対して禁術の実権を繰り返していました。

その実験の初の成功例が飛段というわけです。この禁術の実験が飛段を不死の体にしてしまったのですが、この不死も完全なものではありません。

不死は殺戮によって持続するため、殺戮をしなければいずれ不死ではなくなるのです。

暁への加入

不死となった飛段はジャシン教を世の中に広めようと考えます。そして、無神論者たちを不敬とみなし、その者たちに神の裁きを与えるため暁へと加入しました。

その後は、暁の目的のための任務を行いながら進行を続けています。

飛段の能力

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

飛段の能力は、前述した”不死”が一番代表的なものといえるでしょう。このジャシン教により与えられた不死という能力により、首を落とされても心臓を突かれても死亡することはありません。

しかし、斬り落とされた部位の修復という能力はないため、斬り落とされた部位に関しては相方の角都によって縫い合わせてもらったりしています。

また、飛段のもう一つの能力が死司憑血という呪術です。この能力は自身の受けた攻撃が対象に反映されるという術です。

この術を発動させるためには、対象となる人物の血を飛段が舐めることで飛段の体が変化(全身黒にの骸骨のような模様)します。

その状態で、魔法陣のような図を飛段自身の血液で地面に描き、その陣の中に飛段がいることで術が発動します。術が発動してしまえば、あとは自分自身を好きなように傷つければ相手も傷つくわけです。

この術により、アスマは飛段が自身の心臓を貫き死亡しています。

不死なのに死亡!?飛段の最後

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

前述したとおり、飛段により木の葉の上忍であるアスマが死亡しています。アスマが担当上忍として育ててきたシカマル・いの・チョウジはアスマの死を悼みます。

そして、再編成されたアスマ班は再び飛段と交戦することになります。頭脳派のシカマルは、今回だけでなく、前回の戦いも踏まえて対策を作戦を練ります。

シカマルの策により飛段の体はバラバラにされ、修復できないように地中深くに生き埋めにされ、以降登場することはありませんでした。

作者によると、生き埋めにされて以降も飛段は生きているようですが、栄養を摂らないとどのみち死んでしまうため、そろそろ腐っているとのことでした。

飛段の声優

飛段の声を担当しているのはてらそままさきさんという声優さんです。もともとは俳優として活躍されており、劇団俳優座に所属していたこともあります。

その後、声優としても活躍の幅を広げ、『ONE PIECE』や『進撃の巨人』、『鬼滅の刃』など数多くの作品に出演しています。

また、俳優としては『水戸黄門』や『はぐれ刑事純情派』、『仮面ライダー』シリーズなどの特撮系といった有名作品に出演しており、実力派の俳優さんです。

飛段の名言・名シーン

暁の不死コンビとしてナルト達を苦しめた飛段。呪術を使用するときはなかなか衝撃的な場面で、驚いた読者の方もいたのではないでしょうか。

そんな飛段の印象的な場面をまとめてみましたので、ご紹介したいと思います。

俺と一緒に最高の痛みを味わおーぜェェ!!!

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

呪術・死司憑血を発動した際の発言です。飛段は殺戮を好むだけでなく、自身が痛みを感じることに対してもあまり抵抗感はないようです。

不死であるが故なのでしょうが、それが対象を傷つけることに繋がるから余計に快感があるのかもしれません。

き…きもちイイ…

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

呪術・死司憑血により自身の心臓を貫いてアスマにとどめを刺した瞬間です。木の葉の上忍であり、三代目火影の息子であるアスマの死亡はかなりの衝撃的シーンでした。

更には、そのとどめを刺した時の飛段の言葉が「きもちイイ…」という言葉だったことも衝撃でした。

てめーなんて歯だけで十分だ!よく噛んでバラバラにしてやるぜェ!

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

飛段がシカマルの策により生き埋めにされるシーンです。最後までジャシン教を信じ、バラバラになっても相手に仕返しがしたいという強い思念が感じられます。

もしかしたら、今もずっと地中で必死に土を口で掘っているかもしれません。

不死があだとなり、生き埋めになってしまった飛段

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

シカマルの戦法により、身体をバラバラにされて生き埋めになってしまった飛段。生きたまま、しかも四肢をバラバラにされてどうしようもない状態で埋められるという結果になってしまいました。

あれだけ熱狂的な信者でも神様は生き埋めになったものを助けてはくれず、地中ではかなりの絶望を味わっていることでしょう。

不死でなければ、ある意味ここまできつい思いをせずに死を迎えることが出来たのではないでしょうか。敵ではありますが、哀れな最後でした。