【NARUTO】の主人公、うずまきナルトの同期は全員で9人。
それぞれが異なる活躍をしていますが、その中でもとりわけ活躍のシーンが少ないのが、犬塚キバ。
本編でも影が薄いと言われるシノも、本編終了後はアカデミーの教師になっている描写が明確なのに対し、キバに至っては本編終了後の活躍がどのようなものかがいまいちわかりづらいのです。
そこで今回は、犬塚キバにスポットを当て、本編や本編後の活躍をご紹介します。
犬塚キバの基本情報
名前 | 犬塚キバ |
性別 | 男 |
所属 | 木ノ葉の里 |
階級 | 下忍→中忍 |
使用する技・術 | 牙通牙等の体術 |
年齢/誕生日 | 12歳→16歳/7月7日 |
身長/体重 | 151.2cm→169.1cm/43.3kg→52.5kg |
声優 | 鳥海浩輔 |
初登場 | 第一部 |
その他 | 犬塚ツメの息子、犬塚ハナの弟 |
犬塚キバの特徴
犬塚キバの見た目の特徴は、釣り目と両頬に赤い逆三角形のペイントをしていること。
また、キバは第一部ではパーカーを着用していましたが、第二部ではパーカーからジャケットに衣装チェンジしています。
キバは自信過剰な性格をしており、第一部では第八班のリーダーのような役割を果たしていました。他の班員が、寡黙なシノと引っ込み思案なヒナタということもあり、前に出るような性格をしているのがキバだけということも要因の一つと言えるでしょう。
自信過剰で口も悪いキバですが、口が重いシノやヒナタのことを思いやる一面もあるので、仲間想いの側面もあります。
キバの夢は、「火影になること」。ナルトと同じ夢を持っていましたが、キバの場合は「こういう里にしたい」という理想があるから火影になりたいというよりは、「偉い立場に居たい」という、権力的な意味合いが強いと思われます。
キバには赤丸という忍犬と一緒に行動を共にすることが多く、戦闘では赤丸とコンビを組んで戦うことが多いです。
母には犬塚ツメがおり、姉には犬塚ハナがおります。父親については語られていませんが、離婚している描写があります。
犬塚キバの来歴
キバは中忍試験選抜時に登場し、第三の試験ではナルトと対決します。ナルトのことを完全に下に見ていたキバですが、ナルトに完敗。
この試合以降、ナルトをライバル視し始めます。その後は、サスケ奪還編に登場し、音の四人衆の右近・左近と対決。
キバにとっては最大の敵と言っても良い対戦相手ですが、自分を傷付けながらも奮戦。砂隠れのカンクロウの手を借りながらも勝利を納めます。
第二部では中忍に昇格しており、サスケを探すためにナルト達に協力します。その後は明確な登場シーンがなく、第四次忍界大戦に。
第四次忍界大戦では分裂した十尾を倒す活躍を見せました。
本編終了後は里の警備部隊長になり、ペットブリーダーとして活躍しています。また、結婚している同期達が多い中、キバは独身となっています。
犬塚キバの強さ
キバは忍犬の赤丸とのコンビ技を多く使用し、体術をメインに戦います。
ナルトと同様、あまり技の数がないのが特徴で、一つの技のバリエーションを増やしていくスタイルを採っています。
特にスピードと嗅覚に優れており、相手が隠れていても見つけることを得意としています。
また、技のバリエーションで勝負する「一点突破型」の戦闘スタイルという点では、ナルトとスタイルが非常に似ていると言えるでしょう。
・牙通牙
キバの代名詞の技。
赤丸がキバに変化し、統率の取れたコンビネーションで高速回転しながら攻撃する技です。
ナルト戦で初めて使用し、キバの主力技となっています。
キバの技はこれのバリエーションを増やしたものが基本形です。
・影分身の術
あまり使う機会が多くありませんが、キバも影分身の術が使えます。
この術を利用して赤丸と変化を行うことで、「三頭狼」に変化することができます。
影分身の術は第四次忍界大戦で初めて使用しました。
犬塚キバの名シーン・名台詞
「一緒に死ねや…」
右近・左近との大戦中に放ったセリフです。
右近・左近は音の四人衆の中でもとりわけ強く、キバも苦戦を強いられます。
右近に身体の中に入られてしまい、絶体絶命となった際、キバは自分の身体をクナイで傷つけることで対応しました。
この時、キバは自決の意思があったので、このセリフを放ったのでしょう。
それだけの覚悟を持たないと、強敵が倒せないと判断した、覚悟のセリフだと考えられます。
「七代目火影は降りたのさ」
火影を目指していたキバですが、実際に七代目火影はライバルのナルトになりました。
ライバルとのナルトに大きな差を付けられたキバですが、その性格から決して負けたとは言わず、自分から降りたことにしているのです。
決して自分に実力がないわけではなく、自分の才能を生かす機会はまだ先だという認識なので、よく言えばポジティブな人間だと言えます。
きちんとした活躍もある、火影を目指す青年
同期の活躍がすさまじいものが多く、同期の陰に隠れがちなキバですが、きちんとした活躍があります。
本編終了後も、里の警備部隊長という役職についており、実力は充分。
青年になっても、火影を目指す、ポジティブな青年と言えるでしょう。