「NARUTO」の第2部よりサスケや重吾や香燐と共に行動した鬼灯水月の兄、鬼灯満月。登場回数も少なく、台詞もないので謎の多い人物です。今回は鬼灯満月とはどんな人物なのか、どういった戦い方をしたのかについてまとめていきます。
鬼灯満月の基本情報
名前 | 鬼灯満月 |
通り名 | 鬼人の再来 |
所属 | 霧隠れの里 |
身長 | 172.4cm |
体重 | 54.7kg |
性別 | 男性 |
声優 | なし |
鬼灯満月の特徴
満月は、水の国の霧隠れの名門である鬼灯一族の一人になります。サスケ、香燐、重吾と共とフォーマンセルを組んだ鬼灯水月の兄でもあります。ちなみに、故人となった2代目の水影であった鬼灯幻月も同じ一族の者です。他の家族である母や父については不明です。
容姿も水月にかなり似ていて、白い髪にギザギザとした歯が特徴的です。服装も水月と似たような袖のないものを着用していて、腰元には水分補給用の水筒を携えています。異なる点としては満月は霧隠れの里の忍である証として額当てをしています。
暁のメンバーの1人で忍刀の1つを持つ鬼鮫は弟の水月のことを満月と異なって、やんちゃであると表現しています。よって、満月の性格は水月と違い、比較的に礼儀があり大人しい人物であったことが予想されます。
鬼灯満月の本来の実力
満月は相当の実力を持っていたようで、霧隠れの里の忍刀七人衆の扱う大刀・鮫肌や爆刀・飛沫といった全ての刀を使いこなすことが可能だったそうです。そのことから「鬼人の再来」とさえ言われました。
また、穢土転生により復活した満月を見た戦場にいた霧隠れの忍は、忍刀七人衆の歴代の中でも特に選りすぐりの実力であるとして高く評価しています。暁の鬼鮫やナルトとカカシ達の第7班の敵となった桃地再不斬ら以上に手強い相手だったことが分かります。
双刀・ヒラメカレイのみしか扱うことのできない長十郎が水影になっていることから、満月が生きていたのであればもしかしたら水影に就任していた可能性もあるのではないでしょうか。
実際には刀を持っていたのかは定かではありません。カブトが穢土転生させた際に忍刀七人衆で唯一生きている長十郎が刀を持っていたことから、ヒラメカレイの前任者ではないかという予想もされています。
第4次忍界大戦
第4次忍界大戦では、大蛇丸の手下であった薬師カブトによって穢土転生されます。正式に忍刀七人衆に選ばれたかどうかは不明ではあるものの、全ての忍刀を扱うことができたという実力を知られていたのか、満月のことを歴代の中でも最強の七人衆の内の1人として選ばれてしまったのです。
時空間忍術で巻物から6つの忍刀を召喚します。双刀・ヒラメカレイのみは水影の護衛で忍刀七人衆の最後の1人となった長十郎が持っていることから満月に使える刀はありませんでした。
その場は鬼灯一族に伝わる術である水化の術や応用を使った術で戦います。残念ながら水月との兄弟対決のシーンはなく、それぞれが違う場所にいました。満月らの七人衆はカカシやガイのいる戦闘近中距離部隊である第3部隊を相手にしました。
他の七人衆はサイの封印術などで少しずつ封印されました。満月は最後までは封印されることはなく、イタチが薬師カブトから穢土転生の術を解除したことで昇天しました。
鬼灯満月の死
満月は霧隠れの里に伝わる忍刀を率い継いで使うことを夢に見ていました。忍刀を扱うに足りる実力を手に入れる為に、数々の過酷な任務に取り組み、やがて恐るべきことに7つの全ての刀を使いこなせるようになりました。ここには並々ならぬ努力があったことでしょう。しかし、満月は志しを半ばにして死んでしまいます。
死亡時期は水月がサスケと行動を共にする以前であるということしか分からず、具体的に何歳で死んだのかどんな病気かも明かされていません。
鬼灯満月の夢の続き
満月は生きている間に忍刀七人衆の刀を集めるという夢を叶えることができずに死んでしまいますが、兄の代わりに弟の水月はその夢を引き継ごうとしていました。そうして、水月は霧隠れの鬼人である桃地再不斬の首斬り包丁を手に入れ、夢の一部を叶えています。
鬼灯満月の声優
満月は原作の漫画でもアニメで一切喋ることがないので、担当の声優の方はいません。兄弟である水月が満月とかなり似た容姿をしているので、もし満月が喋るシーンがあれば水月を担当した近藤隆さんか同じような声質の声優が選ばれたのではないでしょうか。
鬼灯満月の名シーン
7つあるとされた忍刀は、これまでには再不斬の首切り包丁、長十郎のヒラメカレイ、鬼鮫の鮫肌のみで残りの4つがどんな刀なのか気になるところでした。そこに満月が時空間忍術によって刀を召喚し、これまでの忍刀が全て七人衆の元に揃うシーンは圧巻でした。
夢半ばで死んだ満月
満月は劇中では死んでおり、穢土転生した姿での登場で、満月の本当の姿は明かされませんでした。推測の域を出ない謎の多いキャラクターであり、今後どこかで水月の口から更に詳しく語られるようなことに期待しましょう。