【NARUTO】侍大将ミフネの実力がすごい!!半蔵との因縁の対決なども解説!!

ミフネとは、漫画【NARUTO】に登場するキャラクターの一人です。ミフネは五大国の人間ではなく、忍の物語である【NARUTO】では珍しい侍を生業とする人物です。

侍という貴重な存在のミフネは、忍のような印を結ぶ術を使いません。しかし、実力はかなりのもので、侍の大将をしているほどです。

そんなミフネの強さを解説するとともに、山椒魚の半蔵との因縁についても詳しく解説していきたいと思います。

ミフネの基本情報

【NARUTO】侍大将ミフネの実力がすごい!!半蔵との因縁の対決なども解説!!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

ミフネの特徴

ミフネはグレーの髪と髭をはやし、頭に包帯を巻いています。服装は侍らしく鎧を身にまとっている初老の男性です。五大国ではなく、鉄の国という侍の国で大将を務めています。

侍の大将というのは五大国でいう五影に近い存在と言えます。そのため、ミフネの実力はもちろん鉄の国一の侍といえます。NARUTOの世界では侍は時代遅れとされ、侍達は忍へとその生業を変えていきました。

しかし、ミフネ率いる鉄の国は侍として生き続けることを決めた者たちが生活しており、忍はいません。侍に誇りを持つ人々の国として存続しているのです。

また、鉄の国は中立国で五大国ではありませんが、世界の危機として第四次忍界大戦では侍ながら忍連合軍として参戦し、五影会談では進行役を務め、意見の一致しない五影たちをうまくまとめていました。

忍連合軍は各国が一つの勢力として共闘するため、里ごとに違う額当てを統一。刻まれた文字は「忍」でした。これを提案したのは忍ではないミフネであり、ミフネの人間性の素晴らしさが伺えます。

また、「和に忠義を尽くす」と語っており、とてもまじめで義理堅い性格で、武士の鑑といえる人物といえます。口調も侍らしい言葉づかいで、一人称は「拙者」「それがし」「ワシ」で、語尾は「ござる」です。

ミフネの実力

【NARUTO】侍大将ミフネの実力がすごい!!半蔵との因縁の対決なども解説!!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

ミフネは侍ですので、忍のような印を結んで使用する術は使いません。基本的には刀による剣術にたけており、その実力は五影と並ぶほどとされています。

使用する刀は名刀「黒澤」であり、この「黒澤」から繰り出される居合斬りは忍に印を結ぶ暇も与えないほどです。ミフネの実力からも、ミフネ率いる鉄の国が土影・オオノキからも恐れられている理由が分かります。

山椒魚の半蔵との因縁

【NARUTO】侍大将ミフネの実力がすごい!!半蔵との因縁の対決なども解説!!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

第四次忍界大戦にて、ミフネは穢土転生された山椒魚の半蔵と対決します。その時、ミフネは過去にも半蔵と対峙したことを思い起こしていました。

当時、半蔵と対峙した折、ミフネは仲間を守るために仲間を逃がし、半蔵に重傷を負わされていたのです。ミフネは半蔵の使用する鎌の毒で体が痺れて動くことが出来ず、二日もあれば死に至ることを半蔵に伝えられます。

そして、半蔵は冥途の土産と自身が「山椒魚の半蔵」と言われている理由と自身の弱点をミフネに話したのです。話が終わると、ミフネは自分も折れた刀同様なまくらだったと無念な胸のうちを語り、仲間には手を出さないよう伝えます。

その言葉を聞いた半蔵はミフネの仲間を守る姿勢やその信念に感心し、ミフネに解毒剤を飲ませたのです。そして、半蔵は自分の信念が「世の中に平和をもたらすこと」であり、ミフネが信念を貫けるか確かめると約束したのです。

現在の穢土転生で復活した半蔵にはかつての信念を抱いているようには見えません。しかし、それは表面上そう見えているにすぎず、半蔵の信念はしっかりと心の奥にあったのです。

半蔵は依然話した自身の弱点をミフネが覚えていることを確認します。そして、自ら毒袋が入っている自分の腹を指して体を麻痺させ、ミフネが見守る中封印されたのでした。

ミフネの名言

ミフネは第四次忍界大戦の開始頃からの登場であり、登場回数はそこまで多くないにも関わらず、とても印象深い名言を残していますので、ご紹介します。

研ぎ続けた刀は名刀となり受け継がれ残っていく!そして 信念を貫き身を削り己を磨き続けた人は、英雄となり語り継がれ残っていく!

【NARUTO】侍大将ミフネの実力がすごい!!半蔵との因縁の対決なども解説!!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

穢土転生した半蔵と刀を交えた時の言葉です。穢土転生により復活した半蔵はかつての信念を捨てたように思われ、ミフネがその半蔵に向って投げかけた言葉です。

貴殿は拙者が英雄として語り継ぐ!!その信念しかと見届けた!

【NARUTO】侍大将ミフネの実力がすごい!!半蔵との因縁の対決なども解説!!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

半蔵の最後を見届けたミフネの言葉です。信念を捨てたかのように見えた半蔵でしたが、実は心の奥底にその信念は残っていました。

そして、信念を貫くため自らの腹を指して封印され、その信念はミフネが引き継ぐこととなりました。ミフネほどの人物にその信念を託すことが出来て、半蔵は安心して封印されることが出来たのではないでしょうか。

忍との共闘により見事に平和を勝ち取った侍大将ミフネ

【NARUTO】侍大将ミフネの実力がすごい!!半蔵との因縁の対決なども解説!!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

忍ではない鉄の国の侍大将であるミフネはとても人間のできた人物でした。強い信念とそれに伴った実力を兼ねそろえており、鉄の国の内部にも興味がわいた人がいるのではないでしょうか。

第四次忍界大戦も終了し、半蔵と約束した信念はしっかりと達成したと言えるのではないでしょうか。今後、ナルトの子供達の物語である「BORUTO」での登場があるかは不明ですが、ボルトが鉄の国を訪れる可能性はないとは限りません。

ミフネは相当な年齢でしょうが、他にも高齢でも登場しているキャラはいますので、期待はできると思われます。