【NARUTO】縄樹の死因は!?生き返る??大蛇丸やナルトとの関係性に迫る!!

縄樹とは漫画【NARUTO】に登場するキャラクターの一人です。物語が始まった時点では既に死亡しているキャラクターであり、戦闘シーンなどはありません。

しかし、その風貌や性格、五代目火影・綱手の弟であることなどから、登場自体が少ないにもかかわらず記憶に残っている読者は多いのではないでしょうか。

そんな縄樹の人物像や、死に至った経緯、大蛇丸との関係について詳しくご紹介していきたいと思います。

縄樹の基本情報

【NARUTO】縄樹の死因は!?生き返る??大蛇丸やナルトとの関係性に迫る!!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

縄樹の特徴

前述したとおり、縄樹は物語の中では既に死亡しており、その年齢は12歳とかなり幼い年齢でした。身長もまだ小さく、髪型は薄い茶色のツンツン頭です。

瞳の色は姉である綱手と同じ色であり、まつげも綱手と同じような生え方をしています。右の前歯が抜けていますが、やんちゃな性格から歯を失ったのか、生え変わりの時期で乳歯が抜けているのかは不明です。

年齢的に生え変わる時期ではありますし、元気な年ごろですので転倒などで歯を失くしている可能性もあります。ただ、後に綱手の回想シーンで登場する際には歯はなくなっていません。

性格は正義感が強く、祖父である柱間が初代火影であることを誇りに思っていました。また、子供らしい性格でもあり、子ども扱いしてほしくないと言っています。

しかし、綱手にプレゼントをもらったときは無邪気に喜ぶ姿が印象的で、「大好き姉ちゃん!!」といいながら綱手に抱き着いています。火影にあこがれており、将来は火影になることが夢でした。

縄樹の死因

【NARUTO】縄樹の死因は!?生き返る??大蛇丸やナルトとの関係性に迫る!!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

第三次忍界大戦にて戦死しています。実はこの前日に12歳の誕生日のお祝いとして、ずっと欲しがっていた祖父である初代火影・千手柱間の首飾りを綱手からプレゼントされています。

この時綱手は「縄樹ずっと欲しがってたでしょそれ…大切にしなよ」と言っています。そして、縄樹は「火影はオレの夢だから」と言って、これから立派な忍になる夢を語っていたのです。

しかし、翌日任務に赴きますが、遺体となって帰ってきてしまいます。はっきりした死因は不明ですが、時代は戦時中であり、戦地に赴いていたことから、死因は戦死であることは間違いないでしょう。

遺体を安置していた部屋には、綱手以外にも大蛇丸や自来也達がおり、大蛇丸によると縄樹と判別がつかないほど遺体は損傷していたということでした。

相当激しい戦闘に巻き込まれたと想像されます。第三次忍界大戦ではアカデミーを卒業したての下忍たちも戦闘に駆り出されており、忍の数が足りなかったことが伺えます。

縄樹と大蛇丸の関係

大蛇丸と縄樹自体に直接関係はないようですが、大蛇丸が姉の綱手の同期であるということから、お互い存在は認知していたと考えられます。

縄樹が死亡した際の遺体安置所にもいたことから、少なからず大蛇丸も縄樹の死に対して思うところはあったようですが真意は不明です。

後に、綱手に大蛇丸の治療をしてもらうための取り引きとして、縄樹と綱手の恋人のダンを生き返らせるという条件を提示していますが、大蛇丸の技術としてはこれは恐らく完全な状態での復活ではなかったと考えられます。

綱手はこの取り引きを拒否しており、大蛇丸による縄樹復活は着手されませんでした。

縄樹とダンと綱手の関係、そしてナルト

【NARUTO】縄樹の死因は!?生き返る??大蛇丸やナルトとの関係性に迫る!!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

縄樹の死を経験した綱手は、すでに火影として里を統括していた三代目火影・ヒルゼンに隊編成についてある提案をしています。それは、「現在の四人一組の部隊に一人医療忍者を加えること」でした。

しかし、時代は戦争真っただ中であり、人材の確保と育成の面からヒルゼンは首を縦に振ることはできませんでした。その中で唯一綱手の提案に賛同したのが、後の恋人である加藤ダンでした。

これをきっかけに綱手とダンの中は急速に縮まり、ダンの将来の目標がみんなを守ることができる火影になることだと知ります。弟の縄樹と同じ夢を持つダンに好意を持ち、縄樹同様に初代火影の首飾りをプレゼントします。

しかし、その直後にダンも戦闘で腎臓を失うという重症を負います。綱手の必死の手当てもむなしく、ダンも息を引き取ってしまい、綱手は血液恐怖症となり心を閉ざしてしまいます。

時は流れ、自来也が五代目火影の任命のため綱手のもとを訪れます。その時、自来也が連れていたナルトと出会い、ナルトの風貌や夢を語る姿に縄樹の面影を重ねます。

そして、綱手はナルトとの出会いによって過去のトラウマを克服します。縄樹の死がダンとの出会いのきっかけとなり、後の医療忍者を隊員に加えるという隊編成を生みました。

そして、縄樹の存在があったからこそ、ナルトとの出会いが価値のあるものになり、トラウマの克服、ついでは五代目火影・綱手の誕生へとつながったのです。綱手とダン、そしてナルトを結びつけたのはすべて縄樹だったのです。

縄樹の名言

縄樹は戦闘シーンはありませんが、そのまっすぐな性格からとても心に残るセリフを残しています。そこで、縄樹の名言を集めてみましたので、ご紹介いたします。

火影はオレの夢だから

【NARUTO】縄樹の死因は!?生き返る??大蛇丸やナルトとの関係性に迫る!!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

縄樹が亡くなる前日、綱手に誕生日プレゼントをもらったときの一言です。初代火影を祖父に持ち、そのことを誇りに思っていた縄樹は、自身も立派な火影になることを夢見ていました。

後に、この夢は姉の綱手へと引き継がれ、そして主人公ナルトへ受け継がれていったのです。

この里はじいちゃんの宝物だ!オレはそれを守るんだ!

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

これも綱手がプレゼントを贈った際の縄樹の言葉です。縄樹が心から祖父を尊敬し、その祖父の守ってきた里も同じように愛していたことが分かる言葉です。

この言葉を綱手は縄樹の墓前で思い出し、涙を流しています。そして、任務において医療忍者を部隊に加える提案をするに至ったのです。

ずっと綱手の心の中に生き続ける縄樹

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『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

幼い縄樹の死は姉である綱手にとって朽ちる事のない悲しい出来事でした。ナルトと出会うことでトラウマを克服することが出来たようですが、縄樹に対する思いは変わらずずっとそこにあったのです。

そのためか、無限月読の術中にはまった綱手は縄樹と加藤ダンとともに仲睦まじく過ごしている夢を見ていました。ナルトと似た性格であることもあり、縄樹はとても純粋で親しみやすい性格だったようです。

血を分けた姉弟ではありますが、ここまで姉に慕われて生前はとても幸せだったのではないでしょうか。縄樹は物語が始まったときはすでに亡くなっていたため、これ以上の出番はあまり期待できません。

しかし、綱手が存命であることから、ナルトの子どもたちの物語である【BORUTO】にも回想シーンなどで登場する可能性があるかもしれません。