【NARUTO】4代目風影、羅紗の強さとは?名台詞・名シーンまとめ!

「NARUTO」の五大大国の内の1つ、砂隠れの里を納めた羅紗は、風影と呼ばれることばかりで名前を知らなかった人もいるのではないでしょうか。今回は、羅紗の特徴やプロフィール、その強さの理由などについてまとめていきます。

羅紗の基本情報

【NARUTO】4代目風影、羅紗の強さとは?名台詞・名シーンまとめ!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

羅紗の特徴

羅紗は我愛羅と似た容姿をしています。我愛羅よりもくすんだ暗い赤色の短髪の髪型です。髪先も同じく尖っています。術を発動する際には、我愛羅に常時あるような隈ができます。

中忍試験の際に木ノ葉隠れの里を訪れますが、実際には大蛇丸による影武者で本当に登場したのはその後でした。

血継限界の磁遁を持っており、砂鉄を操ることができ、我愛羅の一尾の守鶴の能力による砂を操る術によく似ています。守鶴が暴走した際には、この磁遁を使って対抗していました。

羅紗の家族

羅紗には子供が3人います。長女は風遁使いのテマリ、長男は傀儡使いのカンクロウ、次男は後の風影となる我愛羅です。

妻の加琉羅は我愛羅を産んだ際に死亡したとされていましたが、後にそうでなかったことが明かされます。その後は1度も登場していないことから、我愛羅が成長する何らかの過程で死んだのではないでしょうか。

4代目風影として

3代目風影が暁の1人サソリによって殺害されてしまったことで、まだ若い頃に風影に就任しました。風の国の大名による軍縮の方針で里の強化を推し進めていました。妻や息子である我愛羅を犠牲にする程でした。自身が扱う術を利用し、砂金を取引に扱って軍縮が進む中でも里の安定を保つという役割を担っていました。

また、大蛇丸に唆されて中忍試験の際に木ノ葉崩しを行うことを計画した1人でもあります。しかし中忍試験前に、大蛇丸とカブトに暗殺されています。木ノ葉崩しが収拾した後に、砂隠れの里から木ノ葉までの道の途中で側近と一緒に死体として発見されています。

第4次忍界大戦

第4次忍界大戦において羅紗は、カブトの穢土転生の術によって蘇生されて、我愛羅やオオノキの敵となり戦いました。自分から進んで我愛羅と対峙したものの、羅紗が操る砂金の盲点を突かれたことで身動きを封じられ、最後には里の未来を我愛羅に託し、封印されました。

我愛羅との関係

我愛羅との関係は最悪でした。我愛羅が人柱力として一尾の守鶴をまだ上手くコントロールできずにいることに苛立っていました。夜叉丸に命じて「母から愛されていなかった」と幼い我愛羅に吹き込ませることで精神的に追い詰めさせました。

結果として我愛羅は尾獣化して暴走し、砂隠れの里に被害を持たらし、兄弟であるカンクロウでさえ我愛羅を恐れるきっかけとなりました。また、息子に価値がないと決め付けて、我愛羅のことを暗殺しようとさえしていました。

穢土転生で蘇ってからは、我愛羅が羅紗を父と呼び、我愛羅が羅紗よりも遥かに強くなっていることに気づいて涙します。また、これまでに我愛羅に行ったことが間違いであったとして後悔し、我愛羅と和解しています。

羅紗の声優

羅紗の声を担当したのは、田中正彦さんになります。代表作は、2001年「シャーマンキング」の木刀の竜こと梅宮竜之介、2011年「未来日記」の4thである来須圭吾、「進撃の巨人」シリーズのドット・ピクシスなどがあります。「機動戦士ガンダム」では急死された塩沢兼人さんの代役でマ・クベも担当します。

羅紗の名台詞・名シーン

「もう一度……お前の価値をオレ自身で確かめてやる……さあオレを超えてみろ!」

【NARUTO】4代目風影、羅紗の強さとは?名台詞・名シーンまとめ!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

自身の亡き後に風影の地位を継いで我愛羅が5代目風影となったことを知り、羅紗は驚きを見せます。同時に一尾の人柱力ではなくなり、チヨバアに救われたことを知り、今の我愛羅の在り方について問いかけます。父である羅紗自身より強いことを証明してもらう為に、忍界大戦や穢土転生といった思惑を抜きにして2人は真剣に戦います。

「親はただ、子供を信じてやればいい……たったそれだけ、そこに価値がある」

【NARUTO】4代目風影、羅紗の強さとは?名台詞・名シーンまとめ!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

尾獣をコントロールさせる為に我愛羅にひどいことをしたにも関わらず、心も体も大きく成長した我愛羅を見て、自分が間違っていたことを身を持って知りました。そして、これまでずっと母から愛されていず孤独を感じていた我愛羅に、夜叉丸に命令を下して欺かせたことや我愛羅への母の愛があったことを伝えます。

長年伏せられてきた我愛羅の真実が明かされるのと共に、親子の本当の想いが通じ合えた瞬間の名シーンでした。

4代目風影

【NARUTO】4代目風影、羅紗の強さとは?名台詞・名シーンまとめ!

『NARUTO -ナルト-』(C)岸本斉史/集英社

ナルトに出会って変わるまでの我愛羅の幼少期以降の精神や思想に大きな影響を及ぼし、正式に姿を表した時には死亡していたという強烈なキャラクターでした。

しかし、その裏には風影としての重荷を背負って、里の為に尽くすなどといった姿もありました。そして第4次忍界大戦では、不死の身体で蘇って我愛羅と戦い、過去の精算を果たし報われました。