「NARUTO」の第1部にて途中登場したシズネは、とても優秀な人物です。長年の間、綱手に付き従ってきたシズネとは、一体どんな人物なのでしょうか。今回はシズネの医療忍術だけではない能力や名台詞、「NARUTO」のその後の様子などまとめていきますので、最後までよろしくお願いします。
シズネの基本情報
所属 | 木ノ葉隠れの里 |
階級 | 上忍 |
年齢 | 28歳 |
身長 | 168cm |
体重 | 49kg |
性別 | 女性 |
声優 | 根本圭子 |
シズネの特徴
シズネは綱手の一番弟子であり、サクラが綱手に弟子入りしてからは姉弟子となります。同時に火影となった綱手の秘書役も務めています。実は綱手のかつての恋人で戦死してしまった加藤ダンの姪でもあります。綱手の全幅の信頼を寄せるくノ一の1人でもあり、医療忍術の腕前はトップクラスとされています。
ペットとしてピンク色をした腕に収まるくらいのサイズの忍豚のトントンを飼っています。
焦りや驚きによって感情を乱してしまうと「あひィー」という奇声を発する癖があります。「疾風伝」では自分としては標準であるが、貧乳であることを気にしています。逆に映画「ROAD TO NINJYA」では現実とあべこべになっている世界で
では綱手のようなダイナマイトバディとして描かれました。
シズネの登場
中忍選抜試験に乗じた大蛇丸による木ノ葉崩しの攻撃によって、里は甚大な被害を受けると同時に3代目火影の猿飛ヒルゼンまでも失います。そんな時に次の火影として名の挙がった綱手をナルトと自来也が探している時に登場しました。綱手の弟子ながらも師匠のギャンブル癖の悪さに心底苦労していました。
シズネの能力
医療忍術のスペシャリストでかつては逸材と呼ばれたそうです。よって前線で戦うことはほとんどありませんでした。
劇中で描かれた中でも唯一前線に出たのは短冊街で大蛇丸とカブトに遭遇した時です。三忍による三竦みとなりましたが、シズネは毒霧や暗器を駆使して薬師カブトと戦いました。この時にはチャクラ解剖刀によって足の腱を切られたことで戦闘不能に陥ってしまいました。
サクラが自身の実力を得る為に綱手に弟子入りした時にはまだ一番弟子でした。しかし、第4次忍界大戦の最中に、シズネが使いこなせなかった百豪の印をサクラが発現させたことでサクラの方が実力を示しました。また、サクラは綱手の契約しているカツユまでをも口寄せしています。
ペイン襲撃戦
木の葉の里ふのペイン六道による襲撃時には、ペインの一体の死体の解剖を行い、刺さっていた棒がチャクラを受け取る物であると推測し、ペインの能力やその正体に関して真っ先に気づきました。
山中いのいちらと分析に奔走したものの、ペイン人間道に人質として身柄を拘束され魂を抜かれてしまいます。1度は周囲も絶望し、完全にシズネが死んだものとされましたが、ナルトとの対話で改心した長門が「外道・輪廻天生の術」を行ったことで蘇生されました。
第4次忍界大戦
第4次忍界大戦では、後方支援医療部隊の隊長に任命されて、医療部隊のいるテントで戦地から送られてくる怪我人の治療にあたっていました。負傷者はあまりに多く、サクラが戦地に向かうまでは共に対応に当たっていました。その後は引き続き治療を行っていたので戦地に赴きませんでしたが、多くの者を救ったことでしょう。
「BORUTO」でのシズネ
「NARUTO」の最終話では父の跡を継いだシカマルと共に7代目火影となったナルトの秘書を務める姿がありました。
「BORUTO」では一線を退いたサクラとは時が経っても付き合いがあり仲が良さそうです。サクラの娘であるサラダについての相談に乗る場面もありました。逆に自身の出生について悩み、本当に自分はサクラとサスケの子であるか不安に思うサラダの相談にも乗り、安心できるよう声をかけました。
綱手はという里におらず放浪の旅に出ていたようなので、以前と全く同じで綱手に完全には付き従わなくなったようです。
シズネの声優
シズネの声を担当したのは、根本圭子さんです。代表作は「ロックマンエグゼ」シリーズのフォルテ、2007年の「BLUE DRAGON」のシュウなどがあります。「NARUTO」ではネジの幼少期や、シズネが飼っているペットのトントンの声までもを務めていました。
シズネの名シーン・名台詞
「大丈夫。綱手様は必ず帰ってくる」
ペイン襲撃により多くの建物などに被害を受けた木の葉の里から人々を助ける為に、綱手は力を使い果たして昏睡に陥りました。この自体を里中の者が不安に思う中で、シズネは綱手が必ず意識を取り戻すと信じて待っていた時の名台詞です。
医療忍術を使える補佐官
個性の強いキャラクターが劇中に多い中でも、シズネが大活躍する場面はあまりありませんでしたが、随所で影から手助けしていました。 補佐官としては師匠である綱手だけではなくその後の火影をも支え、医療忍術では木の葉の里の者も忍連合の者も助けられてきました。