テウチの基本情報
名前 | テウチ |
性別 | 男性 |
年齢 | 43歳→47歳 |
身長 | 170cm |
体重 | 64kg |
誕生日 | 8月10日 |
声優 | 朝倉栄介 |
テウチの特徴
テウチは木ノ葉隠れの里にあるラーメン屋の一楽の店主です。「NARUTO」の中では、忍びとは全く関係のない数少ない一般人でありながらたまに登場する人物です。店には娘のアヤメが店員として一緒に働きます。しかし、妻の存在は一切登場することも言及されることもないので生死も不明です。
職人肌があり、ラーメン職人歴はなんと30年以上で、好きな言葉は匠です。昔、同じラーメン屋で修行していた同期のハッカクという人物がいます。細目が特徴的な頼もしいおじさんです。赤字で一楽と書かれた白い和帽子を被り、同じく白い調理衣を着ています。腰元には紺色の前掛けをしています。
テウチの性格
テウチは頑固一徹な性格で子供が相手でも、代金を払えない者には詰め寄ります。ナルトとチョウジが一緒にラーメンを食べていて、ナルトが代金を払わずに去ってしまった時にはチョウジに詰め寄ることもありました。
ナルトの結婚祝いにと1年限定の一楽ラーメンフリーパスを送ろうとしていました。一楽の経営破綻を恐れ、半年限定にするかなど悩みましたが、結局そのまま渡していました。いつもは頑固ですが、長年の付き合いがありナルトのおかげで人気となった一楽のことで、ナルトには恩義のようなものを感じているようです。
テウチの技術
面打ちの基本、材料をムラなく素早く均一に混ぜる、麺にコシを与える為にしっかり混ぜるといった面打ちには欠かせない技術をしっかりと習得しているラーメン作りの大ベテランです。この技術は、1人前に打てるようになるまでには5年はかかると言われています。テウチは面打ちだけではなく、スープ作りも職人技で作りあげました。更なるラーメンを作る為に、スープの新開発を行いました。
幻のレシピ
かつて同期のハッカクは、ある日一楽にラーメンを食べにやってきます。テウチが幻のレシピを持っていると勘違いします。レシピはないと言うテウチの代わりにアヤメはハッカクに捕らわれてしまいました。しかし、幻のレシピは存在しませんでした。実際にはテウチは「あくのレシピ」と言ったのであり、それは悪のレシピではなくアク抜きのレシピということでした。
「BORUTO」でのテウチ
テウチはナルトの息子のボルトがアカデミーに通っている頃には、一楽にはいませんでした。アヤメによると引退したようです。どこで何をしているかは不明です。
テウチの声優
テウチの声優は、朝倉栄介さんです。代表作は海外アニメの吹き替え作品で、「キャンプ・ラズロ」のラージ役、「チキン・リトル」のラント役を演じました。「NARUTO」てはテウチ以外に第1部で木ノ葉の里の暗部の声も担当しています。
テウチの名台詞・名シーン
ここからはテウチの名台詞や名シーンについてです。テウチがどんな言葉を残していたのか思い返してみて下さい。
「よし!今日はめでてーからラーメンはおごりにしといてやる」
大蛇丸によって木ノ葉崩しを受け、3代目火影の猿飛ヒルゼンが死亡し、里は壊滅的になってしまいました。新たな火影となる綱手を見つけてきたナルトへの祝いとして、テウチはサービスとして無料でラーメンを奢る名シーンでした。その後も、テウチは度々このサービスを行っています。
「ラーメン食って他人の気持ちが分かればなんの苦労もねぇ」
ナルトとヒナタへの結婚祝いをどうしようかと悩み、ナルトが好きなラーメンを食べれば何をあげたら喜ぶのかわかるかもとやって来たネジへの名台詞です。何度もの忍界大戦や争いの絶えないことを体験しているテウチは、ラーメンを食べているだけでは平和は続かないことを知っていました。忍び世界の厳しさを物語っていました。
「たまに味噌チャーシュー食べに来いよ!」
第4次忍界大戦の英雄として木の葉の里内外からも高く評価され、毎日を任務などで忙しく暮らすナルトは、一楽のラーメンが大好きですが、もう以前のように気軽に一楽にラーメンを食べに来れる機会はありませんでした。そんなナルトにまた食べに来て欲しいという思いを込めた言葉でした。
一楽の店主、テウチ
テウチは忍びではないので、忍界大戦に関わることもなく、特に大きな活躍はありませんでした。しかし、ナルトが下忍になる前から一楽のラーメンを好んでおり、ナルトの古くから懇意にしていた人物の1人でもありました。イルカ先生と同じく幼いナルトの支えとなりました。また、長年ラーメンを作り続け、木ノ葉隠れの里に美味しいラーメンを届け続けました。