ワンピース人気キャラクター投票では、当初登場することが多かったため上位にランクインしており、登場回数が少なくなった現在でも100位以内にランクインする、人気キャラクターです。
登場する回数が少ない赤髪海賊団の副船長である、ベン・ベックマンとはどんな人物なのか紹介します。
ベン・ベックマンの基本情報
所属
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赤髪海賊団・副船長
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年齢
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48歳→50歳 |
誕生日
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11月9日
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星座
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さそり座
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身長
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206㎝
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血液型
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X型
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好きなもの |
かまぼこ
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容姿
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フーシャ村滞在時:黒髪 長髪 オールバック
現在:シルバーヘアー 顔に十字傷
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性格
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冷静沈着
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出身地
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北の海(ノースブルー) |
声優
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曽我部和恭→田原アルノ
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ベン・ベックマンの容姿と性格
容姿
登場初期は、黒髪の長髪をオールバック、後ろに束ねており、常にたばこをくわえているのが特徴的です。
現在はシルバーヘアーで、髪の長さも短くなっており、こめかみから頬にかけて十文字傷があります。変わらず常にたばこをくわえています。
性格
常に冷静沈着で、状況判断は的確で優れています。
『エピソード東の海』作中で、幼いルフィを優しく諭す場面があることから、優しいお父さんのような性格も垣間見えます。
ベン・ベックマンの戦闘スタイル
『ワンピース』作中、ベン・ベックマンの戦闘シーンが少ないため、使用される描写は少ないですが、片手用の小銃を使っています。
弱い敵に対しては肉弾戦を行うことが多く、強敵相手には片手用の小銃を使用する戦闘スタイルのようです。小銃は打撃として近接戦にも用いるようです。
ベン・ベックマンと赤髪海賊団
ベン・ベックマンは四皇、シャンクス率いる赤髪海賊団の副船長です。
8巻のSBSで、作者が「作中最もIQが高い人物」と述べていることから、ずば抜けた知力を持ち、やや抜けたところがあるシャンクスを的確に補佐する赤髪海賊団のNO.2です。
船長であるシャンクスの人柄に好意を抱いており、船長である責任感が強いことも認めています。
赤髪海賊団の登場が少ないため、読み取れる情報は少ないものの、今後ストーリーが進むにつれ、徐々に明らかとなるのではないでしょうか。
ベン・ベックマンの登場回
『ルフィの過去!赤髪のシャンクス登場』
ルフィの幼少期の回想にて初登場しています。
ルフィが住むフーシャ村に滞在していたシャンクス率いる赤髪海賊団の副船長であるベン・ベックマン。
「航海に連れて行ってくれ」とシャンクスに頼み込むルフィ、それをからかいあしらうシャンクスという光景が日常となっていた頃、ヒグマ率いる山賊一味がマキノが営む酒場に現れます。
ヒグマに酒をかけられても怒ることなく、笑い飛ばすシャンクスとそんなシャンクスを見て笑う赤髪一味を見て「そんなの海賊じゃない!」とルフィは怒りを露わにします。
この一件の後、シャンクスらが航海に出ている間にマキノの酒場に現れたヒグマら山賊が発した、シャンクスに対する悪口に我慢しきれなかったルフィは1人山賊に立ち向かいます。
ベン・ベックマンは、歯が立たずヒグマの返り討ちにあうルフィを助けるため、シャンクスに代わって1人でヒグマの手下を一掃する活躍を見せます。
『エピソード東の海』
作中、エピソードルフィでは『ルフィの過去!赤髪のシャンクス登場』でのエピソードにはなかった描写が描かれています。
航海に連れて行ってくれと頼み込むも、シャンクスにからかわれて不貞腐れるルフィに「お頭の気持ちも汲んでやれよ」と優しく諭しており、ルフィの良き理解者であることがわかります。
また、フーシャ村を旅立つ際「あいつは大きくなるぜ」とシャンクスに言っていることから、ルフィがいつか大物になることを見抜いていたようです。
『賞金首!麦わらルフィ世に知れ渡る』
台詞はないものの、シャンクスの元を訪れたミホークが持ってきた、ルフィの手配書を見て驚き、喜ぶシャンクスを始めとする赤髪一味と祝い酒で酒盛りをしています。
『一億の男!世界権力と海賊黒ひげ』
白ひげの元に向かうというシャンクスに、「そんなことをして政府が黙っていると思うか?」とくわえたばこで冷静に確認している場面があります。
『シャンクス動く!暴走する時代への楔』
シャンクスと共に白ひげの元を訪れていますが、船の上にいるシーンが描かれていますが、台詞はありません。
『必死の叫び 運命を変える勇気ある秒数』
マリンフォード頂上戦争において、赤髪海賊団総出で洗浄に乗り込み、戦争を終結に導ています。その際、ルフィを追撃しようとする黄猿に銃口を向け、けん制しています。
ベン・ベックマンの担当声優
4話から150話まで担当されていたのは、曽我部 和恭(そがべ かずゆき)さん。「自分の声に衰えを感じた」という理由から、2000年12月31日に引退されています。
151話から担当されているのは、田原 アルノ(たはら あるの)さん。声優として、メインキャラクターを担当することは少ないようですが、数多くのアニメ、劇場版アニメに携わっておられます。
ベン・ベックマンの名シーン・名台詞
登場回が少ないベン・ベックマンですが、彼の名シーン・名台詞にはどのようなものがあるのでしょうか?
「ルフィ、お頭の気持ちも少しは汲んでやれよ。
あれでも一応海賊の一党を率いるお頭だ。
海賊の過酷さや危険だって一番身に染みてわかっている。
わかるか?別にお前の心意気を踏みにじりたいわけじゃないのさ」
『エピソード東の海』作中、エピソードルフィでシャンクスにからかわれ、不貞腐れるルフィをベン・ベックマンが諭すシーンです。優しい人柄が窺えます。
「自惚れるなよ山賊。
ウチと一戦やりたきゃ軍艦でもひっぱってくるんだな」
山賊ヒグマの手下を1人で倒す場面での一言。
強さを垣間見ることができる一場面ではないでしょうか?
「あいつは大きくなるぜ」
フーシャ村を離れる際のシャンクスとの会話。この言葉通り、ルフィは大きな存在になっていきます。
「何もするな 黄猿!!」
『マリンフォード頂上戦争』でルフィを追撃しようとする黄猿に銃口を向け、けん制する場面です。
ベン・ベックマンについての考察
赤髪海賊団の登場が少ないため、ベン・ベックマンについて明らかになっていないこともあるため、考察が多くみられます。
そんなベン・ベックマンはどのような考察がされているのでしょうか。
ベン・ベックマンの強さ
数少ないベン・ベックマンが登場するシーンで、「何もするな黄猿!!」海軍大将である黄猿に対して銃口を向けており、それに対して黄猿は手をあげ降参ポーズをとっています。そのことから、ベン・ベックマンの強さは黄猿に匹敵するのでは?という考察が多く見られます。
ベン・ベックマンの能力
武装色の覇気は武器にまとわせることが可能なため、「覇気の弾丸」を使うのではないかと考察されています。
武装色覇気は実態を捉える能力として、自然ロギア系の能力者対しても攻撃することが可能ですが、それだけでは黄猿が手を出せないという状況にはなりにくいということから、「早打ち」を得意としているという考察や見聞色の覇気を極め、未来を予知する能力を持っているという考察があります。
海楼石の弾丸を使っている
海楼石は、悪魔の実の能力者が触れると力が入らなくなるというもの。
頂上決戦にて、ベン・ベックマンに銃口を向けられた黄猿が動かなかった理由として、ベン・ベックマンが海楼石の弾丸を使用しているのでは?と考察されています。
何らかの悪魔の実の能力を得ている
『ワンピース』では、多くの悪魔の実が存在しており、まだ明らかにされていない、黄猿に対抗できる能力を持つ悪魔の実を食べているのではないか?と考察されています。
ベン・ベックマンの懸賞金
ベン・ベックマンの懸賞金は10億ベリーから20億ベリーなのではないか?と考察されていることが多いようです。
理由に、赤髪海賊団が四皇の1つであるということ、黄猿と同等の強さを持っているからと考察で挙げられています。
『ワンピース』作中では、四皇と呼ばれる存在こそが最強の海賊団として描かれており、その四皇は懸賞金20億ベリー以上の強さがあると考察されています。そのことから、四皇の1人であるシャンクスの船の副船長であるベン・ベックマンの懸賞金も10億から20億ベリーなのではないか?とされています。
ベン・ベックマンのまとめ
冷静沈着に、船長であるシャンクスを支える副船長であることがわかりました。
また、ルフィの良き理解者であるということから、シャンクスと同様ルフィの活躍を喜んでいる描写が窺えることから、兄貴のようなそれでいてお父さんのような雰囲気もあるキャラなのではないでしょうか?
今後ストーリーが進んでいき、赤髪海賊団とルフィの再会が近づく中で、赤髪海賊団やベン・ベックマンの明らかになっていない部分にスポットがあたることに期待です。