【ワンピース】ファンク兄弟の悪魔の実とは?声優や名シーンを紹介!

ドンキホーテの統治するドレスローザでは、司法の介入がない施設「コロシアム」において、殺し合いの様な決闘が日々行われていました。そんな恐ろしい場所ですが、今回のコロシアム開催には参加者が殺到しました。

その理由として、あの元白ひげ海賊団2番隊隊長ポートガス・D・エースの持っていたメラメラの実が与えられるという前代未聞の優勝賞品に手に入れようとする屈強な戦士達がドレスローザに集いました。

ファンク兄弟もその一員で、殺し屋という職業ながらも司法の介入がなく、殺し合いが合法的に行われているこのコロシアムに参戦しました。

このファンク兄弟も実に個性的で、ユニークな能力を持っていますが少し複雑で、今回はこのファンク兄弟の基本情報や名シーン、能力の詳細などをご紹介していきたいと思います。

ファンク兄弟の基本情報

ファンク兄弟の基本情報をご紹介していきたいと思います。

【ワンピース】ファンク兄弟の悪魔の実とは?声優や名シーンを紹介!

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ケリー・ファンクの見た目と性格

ケリー・ファンクの見た目は小柄な男で、一般男性の身長と比べても小柄である事から相対する敵からも「チビ」と罵られる事があるほどに小さいです。

格闘センスは非凡なものがありながらも体格が小さいために、そのセンスを生かしきれていません。

そして、本人はその事に強いコンプレックスを抱いており「チビ」と罵られると激怒し相手へ向かっていきますが、戦闘能力はさほど高くなく返り討ちを受ける事が多いです。

超人系の悪魔の実「ジャケジャケの実」の能力者で、ジャケット状のペラペラな服のようになり、このケリーを着てもらうことで動物や怪物までも意のままに操る事ができます。

さらに性格は非常に短気で好戦的、「チビ」と罵られるとすぐに激怒し相手が気絶しても殴り続けるほどの怒りを顕わにします。

ボビー・ファンクの見た目と性格

一方、弟のボビー・ファンクは帽子とサングラスをかけた巨漢で、格闘において恵まれすぎた体つきをしており、戦闘能力も高いです。

しかし、その恵まれた体格におよそ似つかわしくないようなボビーの性格で、殺し屋でありながら今までに一度も喧嘩をしたことがないというほど軟弱な性格です。

さらに臆病者で、相手の攻撃に対し丸まって頭を抱えて逃げるというような臆病な一面も見せるほどです。

それでも体格は恵まれすぎているがために、武装色を纏った武器が一切通じないほど強靭な体でコロシアム内でブーが放った斧攻撃にも斧が折れてしまい、ボビーは何もなかったかのように逃げまといます。

二人で一つのファンク兄弟

【ワンピース】ファンク兄弟の悪魔の実とは?声優や名シーンを紹介!

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

前述したとおり、好戦的で格闘センスの高いケリー・ファンクと体格は一流ながらも性格が軟弱すぎて戦闘ができないボビーファンクというなんとももったいない二人です。

しかし、ジャケジャケの実の能力がこの問題を解決してくれることになります。

好戦的なケリー・ファンクがジャケジャケの実でジャケット状態となり、それを弟のボビー・ファンクが着る事で弟の意識と肉体を支配します。

これにより、好戦的で非凡な格闘センスはそのままに、弟の強靭な肉体をもって戦うケリー・ファンクが完成します。

その戦闘能力はすさまじく、暗黒街でも知らない人はいないと言われる事にもうなずけるほどの実力を発揮します。

ファンク兄弟の名シーン・名場面

ファンク兄弟の名シーンや名場面をご紹介していきます。

ケリー「おいボビーおれぁチビか!?アァ!?」ボビー「そんな事はねェよアニキはデケェ人間だ」

【ワンピース】ファンク兄弟の悪魔の実とは?声優や名シーンを紹介!

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

「チビ」と罵られた時のケリーの怒りの程が垣間見えるシーンになります。

気絶している相手にも容赦なく殴り掛かる姿はいかに好戦的で非情、言い換えれば格闘や殺し屋向けな性格といえます。

一方のボビーはそんな怒り心頭な兄をなだめる役割を担っており、兄への言葉のかけ方もとてもおもしろいですね。

そんな二人の性格やキャラクターをとても良く象徴しているシーンになります。

ファンク兄弟のまとめ

ドレスローザのコロシアムにおいてひと際おもしろい個性を放ったファンク兄弟ですが元の職業は殺し屋、暗黒街では知らぬ人なし、というような実力で参戦しました。

兄と弟が悪魔の実の能力でつながり、一つの大きな戦力となる二人です。コロシアム終了後はドフラミンゴがかけたルフィたちへの懸賞金を獲得しようと恩人でもある麦わら海賊団を騙そうとします。

しかし、このような不義理な行動には天罰が下るのが世の常で、最後にはドフラミンゴの糸人形に倒されてしまいます。

それ以降の登場はありませんが、キャラクターとしてはとてもおもしろい二人組であることから再登場にも期待したいところですね。