「ワンピース」にて、無人島で珍獣と共に生活していた箱入り男ガイモンの基本情報や名シーンなどを解説します。
ガイモンの基本情報
名前 | ガイモン |
性別 | 男 |
所属 | 無し |
種族 | 人間 |
懸賞金 | 無し |
悪魔の実 | 無し |
使用する技・術 | 無し |
年齢/誕生日 | 不明/8(ハ)月5(コ)日 |
身長/体重 | 不明 |
声優 | 大平透 |
初登場 | バギー編後 |
彼女? | サーファンクルー |
ガイモンの特徴
ボリューム満点のアフロに宝箱に入ってしまっている姿が特徴です。少しだけ見えている膝から、どういう状態でハマってしまっているのかが想像できます。
宝箱に入ってしまった経緯は後述とします。
ガイモンの性格
島の動物たちを守るために島に上陸した海賊を追い払ったりと優しい性格です。
また、ルフィとの会話の際には華麗なノリツッコミを見せるなど、ユーモアのある性格です。
宝箱に入ってしまった経緯
ガイモンも、もともとはこの無人島に上陸した海賊でした。崖の上の宝箱を取ろうとした際に崖から落ちてしまい、下に置いてあった宝箱にちょうどハマってしまったのです。
仲間たちはそんなガイモンに気づかず出発してしまったため、以来20年以上ずっと島で珍獣たちと共に生活しています。
ガイモンの声優
ガイモンの声優は、大平透さんという方です。東京都出身の大平プロダクション代表を務めていた男性声優さんです。声優だけでなく、俳優としても活動された方でした。代表作には、「ハクション大魔王」のハクション大魔王や、「笑ゥせぇるすまん」の喪黒福造、「アクビガール」のアバンナレーションなどがあります。
2016年の4月12日に86歳でお亡くなりになっている方です。
ガイモンのその後(扉絵連載)
ガイモンも扉絵でその後が2回描かれています。一度目は、ルフィに飛ばされてバギーがガイモンの住む島に漂流し、友人になる場面でした。
二度目は、ガイモンと同じように樽にハマってしまった女性、サーファンクルーに出会い、島で一緒に生活するシーンが描かれました。
原作とアニメ版の違い
原作では、ガイモンとの出会いはナミと行動を共にした直後ですが、アニメ版ですとウソップ加入後直後となっています。
さらに、アニメ版ではガイモンとバギーの会話が描かれています。
ガイモンは伏線?
読者の間では、ガイモンが伏線なのではないかとも考えられています。
その理由は、ガイモンがルフィに放った「ワンピースはお前が見つけて、世界を買っちまえ」という発言です。
世界を”買う”という捉え方は、ナミの「この村を”買う”」という表現と同じ使われ方です。
ナミは、育った村であるココヤシ村をアーロンの支配から救うために村を買おうとしましたので、ガイモンのこの発言も、世界を天竜人の支配から救う、解放するという意味を持っているのではないかと考察されています。
もう一つ、ガイモンは海賊王の船に乗っていたのではないかという伏線もありますので、ご紹介させていただきます。
その理由は、ガイモンは元海賊で菅、その海賊の詳細がわかっておらず、出てきた情報は総勢200名ということのみ、しかし、人数から考えて海賊王の船ではないにしても大きな海賊団であったことは確かです。
そのため、ガイモンの所属していた海賊団にも注目が集まっています。さらには、200人で3週間捜索と、そこまでする重要な”何か”がこの島にあったのではないかとも考察されています。
以上になりますが、これらはあくまでも”考察”であることをご了承ください。今後、明らかになるのか注目です。
ガイモンの名シーン
ここからは、ガイモンの名シーンなどを紹介していきます。
こちらは、ルフィがガイモンの代わりに崖の上の宝箱を取りに行った時のシーンです。ガイモンの下に落としてくれという頼みを、宝箱を見つけたルフィが断るシーンです。それに対して「いいヤツだなぁ」と返すガイモン、ガイモンにはルフィの真意が伝わっていました。
そうです。宝箱の中身は空だったのです。ガイモンがショックを受けないようにとのルフィの優しさでした。20年以上、宝箱の中身が空という可能性も過ぎる中、この時を待っていたガイモンことを考えると胸が痛くなるシーンでした。
そんなガイモンにルフィが笑顔で励ますシーンです。この後ルフィはガイモンに仲間になって一緒に宝を探そうと誘いますがガイモンは島の珍獣たちを案じ、島に残ることにします。
これはガイモンがルフィに向けて言った例の言葉です。実際ルフィにはいい仲間が集まりました。この、「世界を買っちまえ!!」という発言が、世界中の人々を天竜人の支配から解放させるという意味の伏線なのではと考察している読者もいます。
ガイモンは宝を夢見続けた箱入り男!
ガイモンは20年以上宝を夢見続けた海賊でした。箱に入ってしまうという悲劇を乗り越え前向きに生きる姿勢には素晴らしいものがあります。再登場の可能性は低いですが、「世界を買っちまえ」という発言が今後伏線として回収されるのか注目です。