【ワンピース】Dr.ヒルルクの最後の死因は?名言や声優を紹介!

長いハットの両脇から横に飛び出した白髪ワンピースに登場するDr.ヒルルクはドラム王国編で登場するヤブ医者です。

どんな病をも直すという口癖をもとに無償で治療を請け負うも医師免許をもたないヤブ医者のためいつも患者さんにとんでもないことをしでかしているため、街の住民の評判は最悪でした。しかしヒルルクは王が独裁するドラム王国を「病」とし、それを治療する薬を開発するために日々研究に没頭していました。

ある時、吹雪の中、人間に迫害されボロボロになって倒れているヒトヒトの実を食べたトニートニーチョッパーを見つけ治療することに。

人間から受けたダメージによるトラウマで相当な警戒心を持っていたチョッパーを自ら全裸になり自分は攻撃する意思がないことを証明し心を開かせました。チョッパーはヒルルクに救われました。のちにチョッパーはヒルルクを師匠とし「ドクター」と呼ぶようになります。

この記事ではDr.ヒルルクの基本情報と名言、名シーンを解説していきます。

Dr.ヒルルクの基本情報

【ワンピース】Dr.ヒルルクの最後の死因は?名言や声優を紹介!

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

Dr.ヒルルクはドラム王国でヤブ医者として名を轟かせており、容体の悪い患者をさらに悪化させてしまったりなど、街の評判は最悪でした。

ヒルルクは昔自分が病にかかったときに桜の花を見て症状がやわらだことをきっかけに不可能を可能にするマークのドクロに桜吹雪が舞っている海賊旗を掲げています。

Dr.ヒルルクの登場シーン

Dr.ヒルルクが最初に登場したシーンは、ドラム王国の城下町にてお金を数えているシーンです。民家に火をつけて燃やし、ついでにお金を盗んでいました。

また麻酔銃で子どもの母親を打ったりするシーンもこのころにあり、死にやしねよという言葉を破棄す捨てていました。そんな姿をみたDr.くれはは毎回あきれていました。

Dr.ヒルルクの研究と生きざま

ヒルルクは王が支配し自分の意のままにならないと死刑になってしまうこの国を病と診断しそれを治療するために薬の開発研究をしていました。

そして自身が昔体験した桜を見て感動すれば病は治るという経験を国民に見せて治そうとしており、桜を見せるための研究を日々しておりました。しかしヒルルクの身体をむしばむ病がどんどん進行していました。

一度はあきらめ、自分が死んだあとチョッパーが再び孤独に陥ることを懸念したヒルルクは、チョッパーを冷たく突き放そうとしますが、万能薬と勘違いした毒キノコを命がけでヒルルクのために持ってきたチョッパーの姿に感銘を受け、再び桜の研究を開始します。

自分の研究成果を同僚のDr.くれはに託し、病院がいるというドラム王国の国王ワポルの嘘の情報により罠にはまり誘いだされてしまいますが、誰も病人がいないことに安堵し自ら爆薬の入った薬を飲み人生に幕を下ろします。

声優は牛山茂さん

BORUTO-ボルト-NARUTO NEXT GENERATIONSの食道の爺さんやゴルゴ13のミュラーを演じるなどその渋い声とベテランの能力がヒルルクの良さを引き出しています。

Dr.ヒルルクの名言

Dr.ヒルルクの作中での名シーンや名言についてまとめていきます。

【ワンピース】Dr.ヒルルクの最後の死因は?名言や声優を紹介!

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

人は いつ死ぬと思う…?

心臓を銃で撃ち抜かれた時… …違う

不治の病に冒された時… …違う

猛毒キノコのスープを飲んだ時…… 違う!!!

人に 忘れられた時さ…!!!

登場シーンほどさほど多くはなかったものの、ヒルルクが残した名言の数々にはとても感銘を受けるものがたくさんあります。

このシーンはワポルの罠に誘い出され自分が爆薬の入った酒を飲んで自爆する前に最後に言い放った言葉です。そして最後の最後には「まったく、いい人生だった」と言い残し爆薬を口にし人生に幕を降ろします。

チョッパーが生きる上で信念の一つになったヒルルクの人生観を表しています。ヒルルクは自分の人生に悔いを残していませんでした。唯一残っていたとすれば弟子の成長した姿を見られなかったことかもしれません。

ヒルルクという生き方

ヒルルクは街で民家を燃やして金を盗んだり、麻酔銃で母親を打ったり、患者を余計に悪化させたりなどヤブ医者としてとても悪評の人間でしたが、自分の信念、夢のために絶対にあきらめずに立ち向かうこと、そして人として大切なことを教えてくれる素敵なキャラクターでした。

今のチョッパーがあるのもヒルルクという偉大な医者がいたからこそです。

ヒルルクという人間の生き方から学べるものはたくさんあると思います。街の住民もヒルルクをヤブ医者として嫌ってはいましたがヒルルクの心の中、人としての生き方を目の当たりにしたときは心底ヒルルクを嫌ってはいなかった様子が伺えます。

本気でドラム王国を救おうと、国王のワポルを救おうとしていたヒルルクは周りからみたらバカに見えるかもしれませんが自分の信念を貫くヒルルクの背中はとても大きいものがありました。チョッパーはこの偉大な医者の意思を胸に、Dr.くれはから医術を学びのちに大海原へ羽ばたくことになります。