【ワンピース】ホーディ・ジョーンズは雑魚?強さや声優を紹介!

ホーディ・ジョーンズは魚人島出身のホオジロザメの魚人です。ジンベエが去った魚人島で新・魚人海賊団を結成し船長として、魚人島を乗っ取ろうと画策をします。

さらにその思想は同じ魚人島出身で外界へ出て暴れまわっていたアーロンの思想(人を下等生物と決めつける)を色濃く受け継いでおり、人間を深く憎んでいます。

しかし、そのホーディ・ジョーンズには少し疑問な点が残り、どこか引っかかってしまう事が多くある存在でした。今回はそんなホーディ・ジョーンズの正体と名場面や名シーンなどをあわせてご紹介していきたいと思います。

ホーディ・ジョーンズの基本情報

ホーディ・ジョーンズの基本情報をご紹介していきます。

【ワンピース】ホーディ・ジョーンズは雑魚?強さや声優を紹介!

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ホーディ・ジョーンズの見た目と性格

【ワンピース】ホーディ・ジョーンズは雑魚?強さや声優を紹介!

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ホーディ・ジョーンズの見た目は魚人特有の魚の遺伝子を受け継いでいます、ホーディはホオジロザメの魚人で背ビレや牙が特徴的です。

黒髪にベレー帽、メタボ気味なお腹が特徴的な容姿ですが伝説とも呼ばれるドーピング薬E・S(エネルギー・ステロイド)を服用する事で白髪で筋肉質な見た目に変化します。

最終的には過度のE・Sの副作用により弱体化、老化してしまい見た目も老人になってしまいます。性格はアーロンのように人間を嫌悪しており、下等生物と強く罵ります。

しかし、アーロンと違い同種族に対しては対等にと考え利用する、魚人柔術・魚人空手などの戦闘技術を学ぶためにリュウグウ王国の兵士となるなど、世渡りの上手さも特徴的です。

ホーディ・ジョーンズの正体

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ホーディ・ジョーンズを語る上でよく言われ、作中でも登場してくる解説が「実体のない空っぽの敵」、「実体のないバケモノ」という形容です。

これは、まさに魚人たちが迫害を受けていた人間たちに向ける負の思いがそのまま実体化したようなものであるとされています。それを証拠に、ホーディ・ジョーンズ自身は人間から迫害を受けたわけでも暴行などの被害を受けたわけでもありません。

しかし、迫害を受けた者たちが人間を呪うという環境で育ったというだけです。

人間は恐ろしく、忌むべき存在である事、一人個体の力は弱く数をもって魚人たちを追い詰める存在、よって魚人たちの敵である。というように教え込まれ育ってきました。そのために自然と人を憎み、人間を支配するという事を信条に生きるようになってしまったという事です。

外界で冒険家として活躍していたフィッシャー・タイガーをもってしても人間(天上人)という一部の恐い人間に触れてしまい、命をかけてまでも憎み続けるという決断をしてしまいます。

魚人や人間たちとの間には空白の100年以前からくる深い闇がまだまだ隠されていると思いますし、その伏線が回収される瞬間が待ち遠しくて仕方ありませんね。

ホーディ・ジョーンズの名シーン・名セリフ

ホーディ・ジョーンズの名シーンや名セリフをご紹介していきたいと思います。

「おれ達は世界の中央“魚人島”を腑抜けた海神ネプチューンから奪い取り!お前ら人間共を暗い海の底へ引きずり下ろす!」

【ワンピース】ホーディ・ジョーンズは雑魚?強さや声優を紹介!

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

このセリフこそが、ホーディ・ジョーンズを象徴しているといえます。ホーディの思想は自身に負の実体験がなく、人間を憎むという環境の下で、洗脳に近い形ですりこまれています。

アーロンの思想に憧れ、アーロンのようになりたいのかと思いきや、人間に敗れた以上は選ばれた英雄ではなかった、アーロンを魚人をまとめるための空っぽのシンボルと見下すような場面もあります。

この事からも、理由や動機も人を憎むよう教え込まれたからというなんとも中身のない、まさしく実体のないバケモノとなってしまった様相が伺えます。

「オトヒメ王妃を殺したのは人間だぁー!」

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ホーディ・ジョーンズがネプチューン軍の兵士をしていた頃に、海賊による魚人島襲撃のどさくさに紛れオトヒメ王妃は射殺されてしまいます。

犯人はこのホーディ・ジョーンズですがオトヒメ王妃の下、人間に歩み寄り共存を望む魚人たちの想いを打ち砕くために、人間を犯人に仕立て上げます。

この事からも、人間を憎み続けるために邪魔だったオトヒメ王妃を殺害、さらには人間に罪を擦り付ける事で同胞を増やすという目的のもと行われた行為になります。

この事からも、人間を深く憎む気持ちが如実に表れており、さらに目的遂行のためどんな非道な手段もいとわず、さらにその後へと続く人間への報復を画策する知能を発揮しています。

ホーディ・ジョーンズのまとめ

ホーディ・ジョーンズは人間を恐れ、憎む魚人たちの心がそのまま実体化したような存在で中身のない空っぽのバケモノとなってしまいました。

人はどんな環境に育ったか?という事が重要であるかとは思いますが、どんな場所でも人を憎み忌み嫌うような環境で育ってしまうとホーディのようになってしまう可能性もあるということでしょうね。