頂上戦争において初登場し、登場回数は少ないながらもファンからの支持を集めているイゾウはどのような人物なのでしょうか?
ワノ国出身の女形の容姿をし、白ひげ海賊団の16番隊隊長を務める拳銃使いの男ですが、一体どんな強さや戦闘能力があるのか、過去の話や声優、名言など交えてご紹介していきます。
イゾウの基本情報
名前 | イゾウ |
性別 | 男 |
所属 | 光月おでんの家臣→白ひげ海賊団16番隊隊長 |
専属船 | モビーディック号 |
出身地 | 新世界 ワノ国 |
誕生日 | 10月13日 |
身長 | 192cm |
初登場 | 57巻、553話 |
家族 | 花柳流家元 弟:菊の丞(お菊) |
声優 | 織田優成 |
イゾウの特徴
イゾウは女形の装いでピンクの着物を着ています。出身地がワノ国であることから「和」をイメージした服装をしています。
海賊としては華奢な体格をしていますが、頂上戦争においてイゾウは三大将を相手に臆することなく戦う、積極果敢な人物です。
昔は銃と刀を武器として使用していましたが、現在は二丁拳銃を武器としています。かつて武芸の鍛錬をしていたこともあり、剣術の実力はありますがなぜか刀は使用しませんが、武器を二丁拳銃に切り替えた理由は不明です。
イゾウの初登場
イゾウは57巻、553話「頂上戦争」にて初登場します。
マリンフォードにてエースの処刑が決まりエース奪還のため白ひげ海賊団はマリンフォードへ乗り込み海軍や七武海と戦います。
白ひげ海賊団と傘下の海賊団も合わせ5万ほどの勢力で海軍に迎え撃ちます。
そこでイゾウは、白ひげ海賊団の16番隊隊長として初登場しました。
イゾウの声優
イゾウの声を担当された織田優成さんは1969年9月19日生まれ宮城県仙台市出身の声優で青二プロダクションに所属しています。1992年「クッキングパパ」の上田守の声を担当し声優デビューし、その後も数多くのアニメで活躍しています。
ONE PIECEではイゾウの他、「ギャロ」「ビヨの父」「スモーカピバラ」「ペリーニ」などの多くの声を担当されています。
イゾウの過去、おでんとの関係性
父親が罪人となってしまい家族が離散してしまいイゾウは菊の丞を連れ、路上芸をしてくらしていましたが、食事もまともに食べれない貧困生活を送っていました。
そこへ光月おでんが九里を目指す旅をしていた道中で野宿をしていた際に作ったおでんをイゾウ達が勝手に食べてしまい、結果そのことで飢えていた状態から救われ、それを機にイゾウと菊の丞は勝手におでんの家来となります。
30年前に白ひげ海賊団が九里に訪れた時、おでんは昔から海へ出ることを考えており、白ひげに乗船を申し込みますが拒否されてしまいます。ですが白ひげが出航する日におでんは城から抜け出し船に乗り込もうとし、イゾウはそのことに気付き咄嗟におでんの背中にしがみつき、そのままワノ国を出航することになりました。
その後おでんは初代2番隊隊長として活躍しましたが、ロジャー海賊団へ入団を果たしたため、その義理立てのためにイゾウは白ひげ海賊団に残ることになりました。
イゾウの戦闘能力
イゾウは勇猛果敢で負けず嫌いなところがあるのでマリンフォードでの頂上戦争にて海軍大将を目の前にしても怯むことなく、戦いを挑む姿勢が描かれています。
白ひげ海賊団の16番隊隊長であり、マルコやエースなどの上級隊長ではないですが、七武海と渡り合える実力はあるといえるでしょう。
戦闘シーンは少ないですが、長期に渡って白ひげ海賊団の一員として海を渡って隊長を務めることからイゾウの戦闘能力は高いといえるでしょう。
イゾウの登場シーン・名シーン
原作では台詞がほとんどなかったイゾウですが、アニメでは少し台詞があったため、ここではイゾウの登場シーン、名シーンをご紹介します。
「大将一人に止められてんじゃねェ!!一緒に来い!!」
ルフィが大将である黄猿の攻撃に苦戦しているところを駆けつけたイゾウの台詞です。
黄猿に手こずっているルフィに対し「エースの弟!!もう体力切れか?」と言いイゾウはルフィに手助けをするシーンです。
「赤犬をここで食い止めろ!!」
頂上戦争にてエース奪還のため、海軍や七武海と戦う白ひげ海賊団ですが、イゾウは16番隊隊長として当時大将である赤犬にも臆することなく果敢に立ち向かうイゾウの名シーンです。
「乗るなエース!!!」
エースが赤犬の挑発に乗るのを防ごうと必死なイゾウです。
「エースが守り、オヤジが認めた男を俺たちは新しい時代へ送ってやる義務がある」
この言葉は、エースが赤犬によって殺されてしまいその後、赤犬によって重傷を負ったルフィを守るために言われた白ひげ海賊団の言葉です。
この言葉により白ひげ海賊団は海軍がルフィを逃がすまいと攻撃をしますがその攻撃から守るため、戦う隊長たちの姿が描かれた名シーンです。
イゾウのまとめ
イゾウは登場シーンが少なく、頂上戦争後の白ひげ海賊団の姿もあまり描かれていないため現状どうなっているのかまだ不明です。
ですが現在ワノ国編において弟である菊の丞が登場していることや、ワノ国編の過去の回想にてイゾウが登場していたこと、マルコが白ひげの故郷で医者をしているシーンにてネコマムシにルフィへの伝言を頼んでいるシーンが伏線となっているため、今後ワノ国編にてイゾウの登場も期待できるのではないでしょうか。