【ワンピース】クザン(青キジ)は黒ひげの仲間？性格や技について解説

「ワンピース」にて元海軍本部大将であり、「青キジ」という通り名を持つクザンですが、一体どんな人物なのでしょうか？

本編では一番初めに登場した海軍大将であり、作中で海軍を辞めるという変化もあったクザンの性格や技、名台詞や名シーンまでご紹介したいと思います。

クザン(青キジ)の基本情報

クザンの特徴

海軍大将には、掲げる正義というものが設定してあり、「ダラけきった正義」を掲げているクザン。

俳優の松田優作さんがモデルとなっており、特徴であるアイマスクや服装、好物などはその代表作である「探偵物語」で演じた「工藤俊作」がモチーフになっています。

移動手段は自転車であり、ヒエヒエの能力で海を凍らせながら移動します。

20年以上付き合いのある上司、ルフィの祖父であるガープを尊敬しています。

クザンの性格

「ダラけきった正義」という掲げる正義の通り、つかみどころがなく、質問に回答中なのにも関わらず話すのを止め、寝ようとしたり、気の進まない事にはやる気を出さないなど、かなりだらけた性格をしています。

しかしその性格からか、常に冷静沈着な一面もあります。

自分の思う正義を全うしており、幼少期のロビンをバスターコールという一斉砲撃を受けている島から逃したり、一時ルフィを氷漬けにしたものの、ルフィのクロコダイル討伐の例として見逃す、親友サウロの遺志を長く守り続けるということもありました。海賊との戦いでは容赦がないですが、一般人や動物に対しては優しい性格であり、トンジットが海を渡れず困っていると海を凍らせて渡らせたりもしました。

しかし、その正義によって同じ海軍大将であったサカズキと衝突してしまいます。

クザンの能力

クザンは自然系(ロギア系)のヒエヒエの実の能力者であり、身体を氷に変化させたり、周囲の物体を凍らせる能力を持っています。

海軍の最高戦力である「三大将」の一人だったこともあり、戦闘能力はかなり高く、相手を凍らせたり、氷で武器を作り出し、近接武器や遠距離武器として使うなど幅が広く、能力をかなり使いこなし、覇気を扱うことも出来ます。

技の氷河時代(アイスエイジ)は海に片手を浸け、任意の場所を凍らせる技であり、凍らせた海は一週間ほど凍ったままになる技であり、頂上戦争ではこの技で戦いの足場を作りました。

その力は、現在海軍本部元帥であるサカズキとの元帥の座をかけた10日間にも及ぶ壮絶な戦いで天候を変えてしまい、島の半分を氷にしてしまうほどです。

しかし、この戦いでクザンは右半身に火傷を負い、左足を失ってしまいます。

クザンの声優

クザンの声優は子安武人さんという方です。

ティーズファクトリーの代表取締役であり、神奈川県出身のベテラン声優です。主な代表作は「新機動戦士ガンダムW」のミリアルド・ピースクラフトや「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のクラウディア・ホッジンズ、「バキ」のドイルなどがあります。また、「ジョジョの奇妙な冒険」では、2012年から2015年にかけてディオ・ブランドーの声を担当していました。

クザン(青キジ)の名セリフ

ここではクザンの名台詞と過去について解説させていただきます。

「おれの海兵としてのモットーはダラけきった正義だ。」

これはクザンの初登場シーンの台詞で、この台詞の前に「人を見かけで判断するな」とウソップに言っていたのですが、ウソップとサンジに見かけ通りだとツッコまれてしまいます。

しかしこの「ダラけきった正義」のクザンですが、以前は「燃え上がる正義」を掲げていたのです。その変化には、ロビンの過去の回想でのオハラ壊滅事件が関係していました。

オハラ壊滅事件で、同じ海軍であるサカズキこと通称赤イヌが一般人の避難した船にまで攻撃する姿を目にし、海軍の正義に疑問を持ち苦悩した結果、「ダラけきった正義」になったのです。

そのオハラ壊滅事件から台詞をもう一つ紹介させて頂きます。

「徹底した正義は…時に人を狂気に変える。」

サカズキの行動を見たクザンの言葉であり、この言葉からも海軍の正義と自分の正義との間で葛藤していることがわかります。

クザン(青キジ)は性格とは裏腹に自分の正義を貫く真っ直ぐな男！

ダラけた性格で、気の進まないことにはやる気を出さないクザンですが、サカズキの行動や海軍の正義に疑問を持ち、海軍を辞めるという行動に移す、自分の信念、正義に真っ直ぐな男でした。

またかなりの強者であり、現在は黒ひげに加担していることがわかっています。海軍を辞めたクザンが今後どういった方向へと進んでいくのか注目です。