【ワンピース】は尾田栄一郎(作者)による日本の漫画作品で、週刊少年ジャンプにて今も連載中です。
この漫画の人気はすさまじく、全世界での累計発行部数は4億6000万部を突破し、「最も多く発行された単一作家によるコミックスシリーズ」としてギネス記録を樹立するなど世界的にも人気が高いです。
出版に関する数々の記録からもわかるように、今世界で最も売れている、最も人気の高い漫画作品!といっても過言ではないのではないでしょうか?
そんな【ワンピース】の作中でも人気の高いシリーズ「W7(ウォーターセブン) エニエスロビー編」ですが、その物語に登場する悪役「CP9」は敵ながらとても魅力的なキャラクターが多いです。
この「ネロ」もそんな魅力的なキャラクターの一人といえ、CP9に憧れCP9に追いつこうと、天才的な格闘の才能を持ち麦わら海賊団の前に立ちはだかります。
今回は、そんな「ネロ」についての記事をご紹介していきたいと思います。
「ネロ」の基本情報
「ネロ」の基本情報をご紹介していきたいと思います。
性別 | 男性 |
所属 | 世界政府 CP9(諜報部員) |
異名 | 海イタチのネロ |
年齢 | 不明 |
声優 | 木内 秀信 |
「ネロ」の見た目と性格
「海イタチ」の異名を持つことからもどことなくイタチをイメージしたような顔つきをしています、イタチや猫のようなヒゲも生えているのが特徴的です。
他にもテンガロンハットをかぶっており、どことなく西部を思わせるような服装です。
口癖は「~ショ!」、「シャウ!」などを言葉の語尾につけたり、掛け声を使って話します。
性格は高慢で自信家、フランキーとの対戦の際もそのプライドの高さから倒されてしまう事にも納得がいかない様子です。
さらにはフランキーを生け捕りにという任務を仰せつかっていながら、フランキーに敗北、怒りから任務よりも殺意を向けてしまった事からもまだ若く諜報部員としての意識は低いように感じます。
あきらめも悪く、見苦しくもフランキーに立ち向かおうとしたところを、最後には任務遂行失敗の制裁としてロブルッチの手によって海に落とされてしまいます。
「ネロ」の戦闘能力
ネロはCP9に所属し、戦闘においての英才教育を受けてきましたが、当時の究極の体技とされていた「六式」の内「四式」までしか体得できておらず「四式使い」として登場しました。
フランキーとの対戦の際にも剃と月歩で攪乱し、技の「嵐脚 線」を使い優位に戦闘を進めていましたが四式しか体得できてない点から決め手に欠けフランキーに大ダメージを与える事はできませんでした。
そのため、拳銃を所持し2丁拳銃の使い手として攻撃をしていましたが、それもフランキーに致命傷を与えるものではなく敗れてしまいます。
最後には味方であるはずのロブルッチにも任務を遂行できなかった制裁としてとどめを刺されてしまった挙句、「新入りは、弱すぎて使えませんでした。」と長官への報告をされてしまいます。
「ネロ」の名シーン・名セリフ
「ネロ」の名シーンや名セリフをご紹介していきたいと思います。
「新入りは、弱すぎて使えませんでした。」
CP9の手により、ニコ・ロビンを護送する海列車の車中で、麦わら海賊団のニコ・ロビン奪還を阻止するべくCP9の新入りとして配置されたネロでした。
しかし、フランキーの手によって倒されてしまい、フランキーを殺そうとしてしまった事や怒りに任せて任務を遂行できなかったことからロブ・ルッチから受けたセリフになります。
CP9というだけで常人をはるかに超えた体技を持ち、戦闘の天才とまで言われていた(らしい)ネロですが、まだ四式までしか体得できていなかった事、このことからもロブ・ルッチ以下の六式使いの強さが印象に残りました。
ネロも決して常人と比べて弱いとは思いませんが、それを越えるフランキーの強さ、さらにはそんなネロを「弱すぎて…」と罵るロブ・ルッチ達の強さを際立たせるキャラとして扱われていたように感じます。
そんな意味合いを込められたロブ・ルッチの言葉ですが、強くネロを印書づける名シーン・名セリフになります。
まとめ
当時の作中ではCP9に所属している、というだけでその強さは常軌をはるかに逸していると考えられ、読者の期待も高まりました。
しかし、結果を見てみるとフランキーに完敗、CP9と言えど六式を扱えるようになるのにはさらに選りすぐられた存在の強者にしか使えないという事がわかりました。
戦闘の天才と言われていたネロですらロブ・ルッチ達にしてみれば弱すぎるとかんじてしまい、ネロの弱さよりもルッチ達の強さがとても印象に残ります。
それでも、その容姿からネロの人気は高く再登場を願う声も少なからず存在しています。
扉絵などでもCP9の特集がされていたことからも再登場があるのでしょうか?ワンピースには驚きの再登場というサプライズも起こり得るので期待してこれからもワンピースを応援していきたいと思いますね!