『ワンピース』作中では、可愛いキャラクターも多く登場しています。
可愛いという声が多いキャラクターで、特に幼い頃の容姿に人気があるようです。
今回はそんなラブーンについて、麦わら海賊団の出会いやブルックとの関係、過去や約束について紹介します。
ラブーンの基本情報
出身地
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西の海(ウェストブルー)
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年齢
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51歳→53歳
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誕生日
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9月16日
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全長
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400m
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体重
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7600t
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血液型 | XF型 |
星座 | おとめ座 |
好物
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大王イカ
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双子岬に棲むラブーンとは?
「偉大なる航路(グランドライン)」の入り口である、「リバースマウンテン」の出口、双子岬に棲む「アイランドクジラ」という種類の巨大なクジラです。幼い頃は、小舟程度の大きさでしたが、現在では山のような大きさがあります。
「赤い土の大地(レッドライン)」を壊そうと、幾度となく頭突きを繰り返すため、体の各所がボロボロになり、頭には無数の傷が存在しています。
岬に住む医師クロッカスは、そんなラブーンの治療を行いますが、そのあまりの大きさに外からの治療が困難となり、体内から治療が行えるようにラブーンの体を改造します。ラブーンがひどく暴れるときは、体内から鎮静剤を投与して抑えています。
クロッカスの改造により、ラブーンの胃袋の中には治療を行いやすくするためのリゾート地のような空間が設けられています。
また、噴気孔近辺には鉄製の扉があり、中に入ると鉄板で囲まれた細い通路が存在します。内部には電気も通っているようです。
ラブーンと麦わら海賊団
『最初の砦?巨大クジラ・ラブーン現る』
リヴァースマウンテンを下り、「偉大なる航路(グランドライン)」へ突入した麦わらの一味を、ゴーイングメリー号ごと飲み込んだのがラブーンの初登場であり、ラブーンと麦わら海賊団の出会いです。
クロッカスから事情を聞かされ、頭突きをやめないことに怒ったルフィからの攻撃がきっかけとなり、喧嘩が始まります。
メリー号のメインマストをへし折り、頭の傷に突き刺すというルフィの攻撃に、痛みから暴れるラブーンはルフィに攻撃します。
喧嘩は引き分けとなり、「おれたちが偉大なる航路を一周したらまたお前に会いに来るから」というルフィの言葉にラブーンは涙を流し、また喧嘩をすることを約束します。
その後、頭の傷の上から「麦わら海賊団の海賊旗」をペイントされたラブーンは、麦わら海賊団が岬に帰ってくるまで頭突きをしないことを誓い、彼らを見送ります。
岬に住むクロッカス
かつては海で一番の評判を得た医師で、双子岬の灯台守をしています。多種多様な技術の持ち主で、ルンバ―海賊団からラブーンを預かって以来、ラブーンの治療をしたりと世話をし続けています。
ラブーンとルンバ―海賊団
本来「西の海」にしか生息していない「アイランドクジラ」ですが、52年前に群れからはぐれたところで、ヨーキ率いるルンバー海賊団と遭遇し、彼らの航海についていくようになります。
ルンバ―海賊団は、音楽が好きな海賊団であり、ラブーンも彼らの音楽が好きで航海についてきていましたが、偉大なる航路はまだ小さいラブーンには危険すぎるという理由から、双子岬に住むクロッカスに預けられ、ルンバ―海賊団と別れることになります。
ラブーンは、ルンバ―海賊団が再び帰ってくることを信じ待ち続け、「ルンバ―海賊団は偉大なる航路から逃げ出した」という情報を聞いてもなお、そのことを信じようとせずリヴァースマウンテンに吠え続け、赤い土の大地(レッドライン)に頭をぶつけ続けます。
ラブーンとブルック
群れからはぐれたところを助け、「ラブーン」という名を与え可愛がっていたルンバ―海賊団の一味であるブルック。
ラブーンはブルックに一番懐いており、仲間からは頭の形が似ているからだろうと言われていました。
ラブーンと別れた後の航海の途中、はやり病にかかった船長に代わり、船長代理となったブルックは航海を続けますが、50年間暗い霧の海を1人彷徨うことになります。
ブルックは麦わら海賊団と出会い、ラブーンが元気だということを聞いたブルックは、ラブーンと再会することを改めて心に決め、麦わら海賊団の仲間になります。
ラブーンとブルックを含む麦わら海賊団はまだ再会を果たしていないことから、今後のストーリーで再会シーンが見れるのではないでしょうか?
ラブーンの名シーン・名台詞
可愛いキャラクターであるラブーンの印象的なシーンを紹介します。
小さい頃のラブーン。可愛すぎますね。
西の海で出会ったルンバー海賊団と別れる場面。必ずまた会うことを約束し、見送ります。
ルンバ―海賊団の帰りをずっと待ち続け、泣き続けるラブーン。
ルフィの言葉に涙を流すラブーン。このシーンに感動した人はどれくらいいるでしょうか?
ラブーンのまとめ
赤い土の大地(レッドライン)に頭をぶつけ続けるラブーンは、航海を共にした仲間、ルンバ―海賊団の帰りをひたすら待ち続けている巨大なクジラでした。
ルフィ達と出会ったことで、新たに双子岬に留まり、待つ理由を与えられたラブーンにとって、ルフィの存在が支えになります。
ラブーンとの再会を約束した麦わら海賊団に、同じく再会の約束をし、果たせずにいたブルックが加わったことで今後、偉大なる航路を1周しラブーン、麦わら海賊団、ブルックが再会することが期待できるのではないでしょうか?とても楽しみです。