【ワンピース】の作中には謎に包まれているものが多く存在します、Dの意志、ポーネグリフ、世界政府の真の正体、そして黒ひげ海賊団の船員たちの正体などがあります。
その中でも黒ひげ海賊団は、おそらくワンピースの最後のボスとして登場するのではないか?と目されています。
少しずつ黒ひげ海賊団の情報が明らかになってきてはいますが、その全貌は全くと言っていいほどわかってはいません。
今回はそんな黒ひげ海賊団に所属する航海士『ラ フィット』についての記事をご紹介していきたいと思います。
ラ フィットの基本情報
ラ フィットの基本情報をご紹介していきたと思います。
声優 | 松野 太紀 |
年齢 | 39歳(初登場時) |
所属 | 黒ひげ海賊団五番船船長兼航海士 |
悪魔の実 | 不明 |
懸賞金 | 4220万ベリー |
ラ フィットの見た目と性格
ラ フィットの見た目は、非常に不気味でシルクハットをかぶり、ステッキを手に持った色白な素肌はミステリアスな魅力を秘めているとも言えます。
非公式で公表はされていませんが、作画モデルはロックバンド『マリリン・マリリン』のリードヴォーカル、マリリン・マンソンではないかと言われ特徴がとても似ています。
海賊のモデルとしては、『ジャン・ラフィット』で、フランス生まれの海賊で、密輸商売が上手で、「最後のカリブの海賊」ともいわれていました。
また、「船員を無傷で返す海賊」としても知られ、紳士海賊の異名もあったそうです、これは少しラ フィットの口調や仕草からもイメージができそうですね。
口調はとても物腰柔らかで、紳士的な印象を受けますが時に「ブチ殺しますよ」など物騒な発言もさらりと言ってのけることからも、その暴力性、残忍性が垣間見えてきます。
作中のラ フィットの過去の逸話として、保安官という立場でありながら度を超えた暴力で王国を追われてしまったという経歴からも口調とは相反する性格を持っていると考えられます。
異名も「鬼保安官」であることから、優しく紳士のイメージは仮のもので裏には恐ろしい一面を秘めていることは間違いないでしょう。
ラ フィットの能力
ラ フィットの悪魔の実の能力は未だに明らかにされてはいませんが、何度か「腕が翼に変化する」「空を飛べる」という描写がされていることから『ゾオン系の悪魔の実』の能力者であることは間違いなさそうです。
体を動物のものに変化させることができる能力があり希少な飛行種の能力を持っているため、ワンピース25巻234話にてマリージョアの会議室に窓から入ってきていましたがこの能力の表す伏線として張られていた情報であると思います。
しかし、ゾオン系のモデルとなる動物はいったいなんなのか?ということは未だ登場しておらずわかりません。
今や四皇の一角である黒ひげ海賊団の航海士が普通の動物の能力ということも考えにくいことから、幻獣種であるのではないかということも言われています。
翼のある幻獣種といえばえば『天使(エンジェル)』や『ペガサス』、『ハーピー』というようなイメージがありますが、ラ フィットの持つ「催眠」の能力もこれらから派生する能力なのかもしれません。
ラ フィットの名シーン・名セリフ
ラ フィットの名シーンや名セリフをご紹介していきます。
「ホホホ…ブチ殺しますよ、ウチは黒ひげ海賊団です。」
インペルダウンから解き放たれた凶悪すぎる囚人、アバロ・ピサロは船長を変わってやるという発言に対し、薄笑いを浮かべながらアバロ・ピサロに向かって放った言葉になります。
ピサロ自身、昂る気持ちからノリで出たような言葉で、ラ フィットもツッコミのようなノリで返した言葉ですがあまりにも乱暴すぎる言葉遣いです。
この発言からも、ラ フィットの真に秘めたる凶暴性、凶悪性を表す場面に他なりません。
さらには、それほど凶悪でマリージョアに単身乗り込むことができるほどの能力を兼ね備えた実力者が「黒ひげ」を立てるような発言をする事にも少し驚きです。
ラ フィットは黒ひげに対しての忠誠心が非常に高いという事が伝わる場面でもあります。
「我らが一味の名は…“黒ひげ海賊団”ご記憶ございます様に」
聖地マリージョアの七武海召集の場に突如現れたラ フィット、新たな七武海の後任として「黒ひげ」を推薦すると告げその場を後にしました。
ごく自然な流れで詠み進めることができましたが、よくよく考えると七武海であるがあくまでも海賊を招集し、手厚くなっているはずの警備網をくぐり抜け、聖地マリージョアのパンゲア城での会議の真っ最中に登場しました。
さらにはその場にはセンゴク、つるをはじめとする七武海3人が一同に会する場で堂々とタップダンスなども決めながら淡々と顔色一つ変えずに自身の要件を伝えていました。
このことからも、ラ フィットの能力は同等かそれ以上に高いのではないかという事が容易に想像できます。
まとめ
ラ フィットは西の海で保安官をしていたという経歴がありますが、度を越えた暴力によりその王国を追われてしまったという過去を持ちます。
度を越えた暴力とはいったいどれほどのものだったのかもとても気になりますが、その凶暴性や能力なども未だに明かされていないところもとても気になります。