【ワンピース】ラオGは強い?戦闘保拳とは?性格や登場シーンも解説

「ワンピース」にて、ドンキホーテドフラミンゴ率いるドフラミンゴ海賊団のメンバーとして登場したラオG、老人とは思えぬ身体能力を見せるラオGの技や能力を解説していきます。

ラオGの基本情報

【ワンピース】ラオGは強い?戦闘保拳とは?性格や登場シーンも解説

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

ラオGの特徴

【ワンピース】ラオGは強い?戦闘保拳とは?性格や登場シーンも解説

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

老人らしい顔の皺やぽっこり出たお腹、口ひげが特徴です。手足も細く、か弱そうな老人といった体型です。目は真っ黒でどこか不気味さを感じるところも特徴です。

また、現在はそういった情報や描写はありませんが、年代的には白ひげエドワード・ニューゲートなどと近く、ロックス海賊団やゴールドロジャー海賊団などとも面識がある可能性や、それらの時代について何か知っている可能性もあります。今後、どこかでラオGの過去の姿が登場する可能性もあるかもしれません。

また、理由はわかりませんが、過去では動物の被り物をしている描写もあります。

ラオGの性格

ラオGは真面目な性格なため、敵に対しては冷酷ですが、エレベーターを乗り間違えたり、戦闘中に寿命を迎え危うく自滅しかけるというボケキャラとしての一面もあります。また、自分の発言の中にガ行があると、「〇〇のGー!」と手でGを作ったポーズを決まるという癖もあります。また、その発言中のガ行はローマ字表記となっています。

また、味方のベビー5を「便利な女」として見ているなど、悪役らしい発言もありました。

ラオGの声優

ラオGの声優は後藤哲夫さんという方です。岐阜県出身で、円企画所属の声優さんです。俳優としても活動されている方です。代表作には、「HUNTER×HUNTER」のビゼフや、「キングダム」の玄峰などがあります。また、「ワンピース」では他にもハンニバルやミョスガルド聖を担当しています。

ラオGの能力

悪魔の実の能力者ではないですが、老化による痛みを知ることで強さが増すという地翁拳という武術の使い手で、相当な実力者です。ドレスローザでの戦いでは、一時5億の懸賞金をかけられていた実力者ドンチンジャオを倒し、サイを圧倒するなどかなりの実力でした。

技は、腰痛の構えという上半身を低く構えた状態から繰り出す、目の突枯(目のつかれ)、型氷(かたこり)、冷重衝(ひえしょう)、菊栗腰(ぎっくりごし)、不死武士の痛巳(ふしぶしのいたみ)、戦闘保拳(せんとうほけん)などの技を繰り出す。

戦闘保拳は地翁拳の奥義であり、若い頃に積み立てしておいた筋力を解放し、筋骨隆々の姿になる、自身をパワーアップさせる技です。

他にも「Gの刻印」という腕でGの文字を作って相手に突進する技もあり、その技によってドンチンジャオは敗れました。

しかし、老いのため、小さな敵は眼鏡をかけないと見えないといった弱点もあります。

また、ローが幼い頃には、体術を指導する師範をしており、現在のローの体術や身のこなしはラオGから教わったものだと思われます。その際に地翁拳も継承されたのかは謎ですが、地翁拳がそもそも老体が使うものなので、その頃今より若かったラオGは地翁拳を習得していなかったのではとも考えられます。

ラオGの名シーン

こちらではラオGの名シーンなどをご紹介していきます。

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『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

こちらがラオGがチンジャオとの戦闘中に逝きかけてしまうシーンです。これには敵も味方もびっくりでした。ワンピース史上稀に見る珍事件です。

【ワンピース】ラオGは強い?戦闘保拳とは?性格や登場シーンも解説

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

そのままかなり上まで上がってしまいますが、ギリギリのところで味方のベビー5の悲痛な叫びにより延命します。

【ワンピース】ラオGは強い?戦闘保拳とは?性格や登場シーンも解説

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

とはいっても、ベビー5の声が届いたわけではなく、よく聞こえなかったため、耳に神経を集中したら戻ってこれたというものでした。

【ワンピース】ラオGは強い?戦闘保拳とは?性格や登場シーンも解説

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

こちらは、小人のトンタッタ族を眼鏡をかけたことで確認、撃退することができたというシーンです。しかし、ロビンが捕まってしまうほどの小人の素早さに対し、眼鏡をかけ撃退という所作をやってのけてしまうことからも分かる通り、老体とはいえかなりの実力者です。かなりの強さで、冷酷なラオGですが、戦闘はどこかユーモラスを含んだ戦闘シーンが多いというギャップがあります。

ラオGは冷酷だけどユーモアで、強靭な老人!

ラオGは老体から繰り出す地翁拳の使い手で、相当な手練れでした。悪役として冷酷さを発揮しながらも、どこか抜けていてボケているギャップに、憎めないキャラクターで、とても印象に残ります。また、ワンピースにおいて白ひげやロックス海賊団、ロジャー海賊団の時代を生きた貴重な存在でもあるので、今後過去編などで若き日の姿が見れることもあるかもしれません。

なによりも、この戦闘中に昇天しかけてしまうという珍事件は今後おそらくないでしょうし、ある意味で伝説の回とも言えるかもしれません。