「ワンピース」にて、スリラーバーク編で登場したローラ、母親がとんでもない人物だったローラの基本情報や性格、家族についてなど解説します。
ローラの基本情報
名前 | シャーロット・ローラ |
性別 | 女 |
所属 | ビッグマム海賊団、ローリング海賊団船長 |
種族/出身地 | 人間/新世界(万国) |
懸賞金 | 2400万ベリー |
悪魔の実 | 無し |
使用する技・術 | 剣 |
年齢/誕生日 | 24歳→26歳/1月27日 |
身長/体重 | 215cm |
声優 | 久川綾 |
初登場 | スリラーバーク編 |
好物 | チョコレートフォンデュ |
ローラの特徴
求婚のローラという通り名の通り、男を見るとすかさず求婚する癖があり、毎回破断してしまっています。「ワンピース」の女性キャラの中でも一際大きい身体が特徴。
本人曰く、母がすごい有名人(正体は後述)
ローラの性格
ルフィとモリアの戦いのシーンでは、自らの命を顧みず戦いの行方を見届けようとするなど、義理人情にあつい性格。能天気な性格であり、母親に憎まれているが、本人はそのことを気にもしておらず、母を慕っています。
ローラの母、家族
実はローラの母は、海賊四皇ビッグマムことシャーロット・リンリンでした。
ビッグマムは、自身の子供たちを中心にしたビッグマム海賊団の船長であり、また万国(トットランド)の女王です。
ローラの兄弟にあたるビッグマムの子供たちは、シャーロット・カタクリ(懸賞金10億5700万ベリー)やシャーロット・スムージー(懸賞金9億3200万ベリー)、シャーロット・クラッカー(懸賞金8億6000万ベリー)と大物ばかりです。
ルフィら麦わら一味がローラの母親の正体を知ったのは、スリラーバークでローラと別れた後の万国編です。
そして、ローラ自身も万国では、カカオ島のチョコレート大臣でした。
ビッグマムとの確執
ローラは、巨人国のエルバフの王子ロキに惚れられ、求婚されていました。
ビッグマム海賊団は政略結婚により大きくなった海賊団であり、長年巨人族との確執があったビッグマムは、ローラの結婚によって巨人族と和解し、強大な力を味方にできると大喜び。
しかし、ローラは自分の意思で恋愛し、そして結ばれたいと、この政略結婚を拒否します。そして自由な恋愛を求めて旅に出ます。
これにはビッグマムも大怒りで、「元気でなくて結構だよ!死ねよ!」と言い、殺し屋を送ろうとする始末。
ローラの能力
ローラは悪魔の実の能力を持っていません。戦闘シーンがあまり無く、情報が少ないです。しかし、ビッグマム海賊団に所属していたことなど、その経歴を考えると、それなりの実力はあると考えられます。
ローラのゾンビ
ローラは、超人系の悪魔の実「カゲカゲの実」の能力者ゲッコーモリアによって影を切り取られてしまいます。モリアはその影を死体に入れることにより、ゾンビ兵として操ることが出来ます。ローラの影はイボイノシシの死体に入れられ、イボイノシシのゾンビ兵としてモリヤに従っていました。
ゾンビ兵は、影の持ち主の性格の影響を強く受けるため、ローラのゾンビ兵はモリアの部下である、アブサロムに求婚を迫ります。
ローラとナミ
スリラーバーク編でナミは、ゾンビローラの恋するアブサロムに目をつけられてしまい、ゾンビローラに恋敵として襲われてしまいます。
ナミはその対処としてゾンビローラに自身をナミゾウと名乗り、「私は男なんだぜ!」とあからさまな嘘をつき、ゾンビローラの恋の応援をすることで味方に付けました。
最終的にゾンビローラの影はローラの元に帰り、元の死体に戻ってしまいますが、影はもう一つの魂であるため、その影響で、ナミと会った時には、「初めて会った気がしない」と言い、ナミをナミゾウと呼んでしまいます。
ローラの声優
ローラの声優は、久川綾さんという方です。大阪府出身で青二プロダクション所属の声優さんです。声優以外にも、歌手としても活動されています。
代表作には、「美少女戦士セーラームーン」の水野亜美や「ハートキャッチプリキュア!」の月影ゆり/キュアムーンライトなどがあります。
また、「ワンピース」では、ローラの双子の妹であるシャーロット・シフォンの声も担当されています。
ローラの名シーン
ここからは、ローラの名シーンを解説させて頂きます。
ゾンビローラがアブサロムに迫るシーン
本体のローラと共通した特徴がありますが、ゾンビということもありかなりインパクトが増したビジュアルとなっています。
登場も、背後から現れたりなどかなりスリリングです。
またゾンビローラ本人曰く、アブサロムのワイルドな口元が好みだそうです。
ルフィがモリヤとの戦闘中でのシーン
モリアに影を奪われた者は、陽の光を浴びると消滅してしまいます。
ルフィ対モリヤの戦いは夜明けまでもつれ込み、影を持たないローラや、麦わらの一味にとっては危険な状況となっており、他のもの達は影へと避難します。
しかし、ローラと麦わらの一味だけはルフィの勝利に賭けて、影に隠れず消滅が始まってしまいます。
「いいんだよ!!!人の肩に希望をかけるってのは、こういう事さ!!!」
ローラの筋を通す姿勢が現れたシーンでした。
無責任に他人に任せるのではなく、自身も背負うその覚悟には私たちも学ぶべきものがありますね。
ローラの癖が出たシーン
そんなに誰彼構わず結婚と言ってしまうのに、なぜビッグマムの言うままに結婚しなかったのか…。と思ってしまうようなシーンですが、あくまでも本人の意思と言うのが大事なようです。それかロキ王子がよっぽど酷かったのかもしれません。ちなみにロキ王子の登場は未だありません。
ローラはこのフランキーに振られたので、4445回目の破談です。
ちなみに4444回目はルフィです。
フランキーの求婚のかわし方も見事なシーンでした。
ナミに母親のビブルカードを渡すシーン
この時のビブルカードは、ビッグマムが治める万国編で大いに活躍しました。
肝心のビッグマムに対しては、もちろん効果がないどころか、ローラのことを聞いたら激怒した程でしたが…。
ローラの妹のシフォンにがナミにローラの事情を語るシーン
かなり似ているので繰り返しますが、こちらは妹のシフォンです。
姉妹仲はかなり良いようで、結婚破談後、ローラに瓜二つのシフォンは、ビッグマムからの八つ当たりの対象となってしまいますが、ローラを恨むどころかナミから元気にしていることを聞き喜んでいました。
ビッグマムは、結婚の破談によって巨人族との関係が悪化したことも語られたシーンでした。
ビッグマム曰く、ローラの結婚が成立していれば、「海賊王」になれていたそうです。怒るのも当然かもしれませんね。
ちなみにローラは、「何も殺されはしないわよ。親子だもの。」と言い、まさか自分の命が狙われているとはつゆ知らずです。
ローラは、自由な恋愛を求める恋多き女性!
ローラは、惚れやすく4000回以上振られても求婚し続ける鋼のメンタルを持った女性キャラクターでした。その正体は四皇ビッグマムの娘であり、万国の元チョコレート大臣ととんでもない経歴の持ち主です。
スリラーバーク編の後では、扉絵にて、妹のシフォンとの再会のシーンが描かれていました。
今後再登場の可能性は0ではなく、麦わらの一味に対し恩があるため味方として再登場しそうですが、現在ビッグマムと麦わらの一味は敵対中なため、立ち位置的には微妙なところでしょうか。