サカズキは、ウォーターセブン編から登場する海軍所属のキャラクターです。マグマグの実という悪魔の実の能力者でもあり、ルフィにとっては因縁の相手とも言えます。また、現在連載されている「ワノ国編」にも登場するほど重要なキャラクターです。
サカズキのモデルとなったのは「仁義なき戦いシリーズ」に出演していた俳優の菅原文太さんで、菅原さん自身もサカズキは自分がモデルになっていることを認知しています。
この記事ではサカズキの基本情報や名シーンについて紹介していきます。
サカズキ(赤犬)の基本情報
サカズキの基本情報は以下のとおりです。
名前 | サカズキ(赤犬) |
性別 | 男性 |
所属 | 海軍本部 |
種族/出身地 | 北の湖 |
懸賞金 | なし |
悪魔の実 | マグマグの実 |
使用する技・術 | 大噴火や流星火山など |
年齢/誕生日 | 53歳→55歳/8月16日 |
身長/体重 | 306cm/不明 |
声優 | 立木文彦さん、中尾みち雄さん(過去編のみ) |
初登場 | 41巻第397話"未来へ届くように" |
その他 | 赤犬という通り名があり、2年後には大将から海軍本部の元帥になりました。 |
サカズキの初登場は41巻ですが、このときはハッキリ顔が出ておらず帽子を深く被った姿と名前のみでした。後のマリンフォード頂上戦争編にて初の顔出しとなったため、ここでサカズキを知った方もいるのではないでしょうか。
海軍に所属しているキャラクターの中でも「徹底的な正義」をモットーに掲げており、どんなに小さな「悪」でも見逃さないほど徹底的に排除することを一番に考えて行動しています。そのため、エースを死に追いやったことからルフィにとって作中に登場するキャラクターの中でサカズキが一番の因縁の相手とも言えます。
サカズキ(赤犬)の過去について
元帥となったサカズキが海軍ですが、入隊したのは32年前です。海軍の中でも大将の1人であり、「黄猿」という通り名で有名なボルサリーノとは同期です。
マグマグの実はマグマを操る能力
サカズキの悪魔の実は自然系悪魔の実の「マグマグの実」です。身体の一部をマグマに変化させて操ることが出来るのはもちろん、火もマグマで焼き尽くすことが出来るほどの威力があります。マリンフォード頂上戦争編で白ひげに勝利するまで何度も対峙した経験から攻撃力、防御力ともに非常に高く、どんな状況でも瞬時に決断できる判断力も兼ね備えていることから、海軍の中でも最高戦力とも呼ばれています。
サカズキ(赤犬)の声優は立木文彦(たちきふみひこ)さん
サカズキの声優を担当したのは、立木文彦さんです。そして、中尾みち雄さんもサカズキの声優を担当していたのですが過去編のみの担当となります。
「新世紀エヴァンゲリオン」では碇ゲンドウ役や「銀魂」の長谷川泰三(マダオ)役、「BLEACH」の更木剣八役など、ダンディなキャラクターを演じることが多いです。また、仮面ライダーWではナレーションを担当するだけではなく、変身ベルトに使用するアイテムであるガイアメモリのシステムボイスも担当しました。
アニメだけではなくバラエティ番組のナレーターを担当しているので、アニメに馴染みがない方でも一度は立木さんのダンディな声を聞いたことがあるはずです。
サカズキ(赤犬)の名セリフ、名シーン
サカズキの名セリフや名シーンを紹介していきます。
モデルとなった菅原さんと同じく広島弁で喋るサカズキは、3m近くある体格もあってどのセリフも迫力を感じられます。
派手な葬式はキライか白ひげ
頂上戦争で白ひげに対して挑発するようなセリフです。今まで静かにしていたサカズキがようやく白ひげと戦うシーンとなります。
お互い挑発しあいながらもこのセリフをきっかけに海軍対白ひげ海賊団の激闘を繰り広げていくのです。
海賊という"悪"を許すな!
マリンフォード頂上戦争編にて海軍兵たちにかけた言葉です。一番の目的であったエースと白ひげを倒すことに成功したから頂上戦争は終わりというわけにはならず、海軍は黒ひげ海賊団と白ひげ海賊団を相手にしていました。
サカズキ(赤犬)は「正義」への思いが誰よりも強い
オハラのときのように関係ない一般市民であっても僅かな「悪」を感じたらすぐに手にかけて排除するほど、なぜサカズキがこんなにも海賊や悪に対して執念を燃やしているかはいまだ明らかにされていませんが、少なからず何か理由があることが尾田先生のコメントなどから読み取れることはファンの間でも有名です。
今まで正反対と言われながらも海軍として一緒にやってきたクザンですらも「ついていけない」と海軍から抜けてしまうほどの、サカズキが思う「正義」にもどんな意味が込められているかも気になるところです。
ルフィにとっても海軍にとっても重要な人物であることから、最終回まで登場する可能性が一番高いキャラクターです。