【ワンピース】は尾田栄一郎(作者)による日本の漫画作品で、週刊少年ジャンプにて今も連載中です。
この漫画の人気はすさまじく、全世界での累計発行部数は4億6000万部を突破し、「最も多く発行された単一作家によるコミックスシリーズ」としてギネス記録を樹立するなど世界的にも人気が高いです。
出版に関する数々の記録からもわかるように、今世界で最も売れている、最も人気の高い漫画作品!といっても過言ではないのではないでしょうか!
そのワンピースの作中、トップクラスの危険度を誇ると敵が登場するのがこの「空島編」です。
この空島編では黄金の鐘楼を探しに訪れた麦わら海賊団が、空に浮かび上がってしまった大地を巡って神の軍団と原住民シャンディアとの戦いに巻き込まれてしまいます。
今回はそんな作中で登場する、神の神官「サトリ」についてや、この神の軍団がトップクラスに危険であるといわれるその理由についてご紹介していきたいと思います。
「サトリ」についての基本情報
「サトリ」の基本情報についての記事をご紹介していきます。
性別 | 男性 |
異名 | 森のサトリ |
年齢 | 25歳(初登場時) |
声優 | 高戸 靖広 |
所属 | スカイピア四神官 |
「サトリ」の見た目や性格
「サトリ」の見た目は、赤い長髪に黄色いビン底眼鏡、ボールのようなまるまるとした体型が特徴的です。
掌にかぶせた手袋の中に衝撃貝(インパクトダイアル)を仕込んで、これをメインウェポンとして使用しています。
そして、実は三つ子で、三人兄弟の長男になります、兄弟3人とも体型がよく似ており、名前もホトリとコトリになります。
サトリは神(エネル)に仕える神官として、職務を全うするため、ルフィ、サンジ、ウソップの前に立ちはだかります。
様々な物を中に仕込める「びっくり雲」という玉状の島雲を使い、森の中に生存率10%のトラップ地帯“玉の試練”を形成しています。
この試練に侵入した者は、何が飛び出してくるかわからない玉の恐怖と、奇襲してくるサトリを倒し進めなければなりません。
スカイピア神兵団(神の軍団)が危険という理由
スカイピア神兵団(神の軍団)がワンピースの作中でもその思想や実力共に、トップクラスに危険度が高いと言われています。
その根源を担うのは、「ゴッド・エネル」の異名を持つエネルの存在があると言われています。
突如よその空島から部下を引き連れて表れ、先代神ガン・フォールを倒し新たな神の軍団としてスカイピアを6年間もの間、悪魔の実の能力と心網(マントラ)を使い恐怖政治を行ってきました。
当時、覇気=心網を使う敵は登場しておらず、相手の心を読むという見聞色の覇気の伏線としても登場しました。
場違いなほど強力な技で、さらにゴッド・エネルの持つ悪魔の実の能力である「ゴロゴロの実」は自然系(ロギア系)で悪魔の実の能力の中でもとても強力なものでした。
麦わら海賊団戦闘員のゾロや考古学者ロビンもこのエネルの能力になすすべがなく、屈強な戦士たちが次々とエネルの前に敗れていくという、まさに無双状態でした。
しかし、エネルの野望は阻まれ、敗れてしまう事になります、エネルからすれば本当に不幸な出来事に他なりませんが、この相対するルフィのゴムゴムの実(絶縁体)こそが、ゴロゴロの実(電気)に唯一対抗できる存在だったのです。
エネルとしては数々の運に見放され、実力や能力もトップクラスに兼ね備えながらも麦わら海賊団の前に敗れてしまいます。
「サトリ」の名シーン・名セリフ
「サトリ」の名シーンや名セリフをご紹介していきます。
「ようこそ 禁断の聖地 “神の島”(アッパーヤード)へ………… ほうっ!!! ここは“迷いの森” 生存率10%!! 『玉の試練』!!!」
神の試練としてルフィ、サンジ、ウソップを阻むため登場したサトリの言葉になります。
これがサトリの初登場のセリフになり、自らをしっかりと説明した言葉になります。
当時の技としては破格の強さを誇っていた「心網」を体得しており、相手の動きを先読みする術を持っていました。
しかし、もっとも厄介だったこの心網をサトリのルフィが動きを完全に封じる事で心を読めても避けられないという戦闘方法でサトリを倒します。
その後エネル失脚後にサトリは、雲流しの刑(一人分のスペースの島雲に乗せられ空を一人で彷徨い続ける)に処されてしまいます。
まとめ
ワンピースの作中でこの覇気という存在の伏線として登場していたのがこの心網になります、当時としては規格外の性能を誇る技でこれを最初に実戦で使用したのが他でもないサトリです。
これにより、とても厄介な技である事が視聴者にも印象づけられ、さらにはエネルの悪魔の実の能力により、作中でもトップクラスの危険度を誇る集団と言われるようになりました。
サトリはそんな軍団の四神官(幹部)として確固たる地位を築いていましたが敢え無く敗北、麦わら海賊団というエネルの唯一と言っていいほどの天敵の存在にこの野望は潰えてしまったのです。