【ワンピース】サッチの能力や誕生日は?黒幕説なども解説

「ワンピース」にて、四皇白ひげ率いる白ひげ海賊団の元4番隊隊長、ティーチに殺されてしまったサッチの基本情報や、性格などを解説します。

サッチの基本情報

【ワンピース】サッチの能力や誕生日は?黒幕説なども解説

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

サッチの特徴

【ワンピース】サッチの能力や誕生日は?黒幕説なども解説

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

料理服にリーゼント、たくわえた髭が特徴的なキャラクターです。

サッチの性格

白ひげの命を狙うエースに声をかけるシーンなどがあり、面倒見がよく、兄貴肌な性格だったことがわかります。

また、助けた町の女の子から花を渡されると、10年経ったら嫁に来てくれるかと口説いていました。

サッチの能力

サッチは悪魔の実の能力者ではないです。使用する武器は剣です。

戦闘シーンが少ないため、能力がほとんど明らかになっていません。

しかし、白ひげ海賊団自体の大きさやその隊長格がどれも大物だということを考えると、相当な実力者であると考えられます。

また、中でも1~5番隊は、マルコやエース、ビスタなどかなりの猛者揃いです。4番隊隊長ということはかなり重要なポジションあるいは相当な強さだったのでしょう。

サッチの死因

サッチは、当時白ひげ海賊団2番隊隊員であった黒ひげことエドワード・ティーチによって殺されてしまいます。その理由は、ティーチがずっと狙っていた悪魔の実「ヤミヤミの実」をサッチが偶然にも手に入れてしまい、白ひげの船のルールで「最初に見つけた者が口にしていい」となっていたためという不遇な理由でした。

白ひげの船では仲間殺しはご法度なため、白ひげ海賊団から逃亡、後にエースが後を追い、頂上戦争へと発展していきます。

いわば、ティーチによるサッチ殺害が、頂上戦争に至る最初のきっかけとなったのです。

ティーチ曰く、サッチとは親友だったようであり、ヤミヤミの実を偶然手にするようなことがなければ、サッチは殺されずに済んでいたはずでした。

この不遇な死因からか、登場がほとんどないにも関わらず読者から意外と人気があり、ファンによるイラストなどが多く見られます。

サッチの声優

サッチの声優は真殿光昭という方です。広島県出身で青二プロダクション所属の男性声優さんです。
代表作には、「NINKU-忍空-」藍朓や、「コードギアス反逆のルルーシュ」の扇要、「パズドラ」のトーマス・バーンなどがあります。

サッチ黒幕説

現在、ヤミヤミの実とグラグラの実の二つの能力を持ったティーチですが、その黒幕がサッチなのではないかという考察があります。

その考察では、サッチは生きているのではないかと考えられており、根拠は以下の二つとなっています。

1,サッチの死亡を確定づけるシーンがない。

2,当時隊長だったサッチが、ティーチに殺されるだろうか。

2に関しては、ティーチは白ひげ海賊団では目立たないよう実力を隠していたことや、シャンクスに傷をつけるほどの実力であったことを考えると、なんとも言えないところです。

しかし、「ワンピース」では、死んだと思われていたキャラクターが実は生きていたというパターンの例もありますので、可能性としては0ではないとも思います。

そして、ヤミヤミの実の能力の一つに物体を体内に蓄積するというものがありますのでサッチはティーチの中に吸収されているのではないかと考えられています。またその根拠としては、ティーチは実在した海賊エドワード・ティーチ、別名黒髭がモデルとなっています。

そして、そのエドワード・ティーチには隠し名がありました。

その名は、エドワード・サッチです。

こういった共通点などもあり、サッチは登場回数が少ないものの、大きな伏線なのではないかと考察されているのです。

サッチの名シーン

ここからはサッチの名シーンを紹介していきます。

白ひげ海賊団に立ち向かうも返り討ちにされてしまったエースにサッチが声をかけるシーン

【ワンピース】サッチの能力や誕生日は?黒幕説なども解説

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

本来なら親父と慕う白ひげの命を狙う相手に激怒してもいいものなのですが、優しく声をかける姿から、白ひげ海賊団やサッチの度量の大きさが伺えます。

また、エースが白ひげ海賊団に加入した際には、サッチがエースの身元引き受け人となっています。

サッチは不遇な死を遂げたナイスガイ!

サッチは、白ひげの命を狙うエースに声を掛けたりと、フランクで面倒見の良い白ひげ海賊団の4番隊隊長兼、料理長でした。白ひげ海賊団にとってかなり重要なポジションでしたが、ヤミヤミの実を偶然手にしたことによってティーチに殺されてしまった不遇なキャラクターです。

死んだとされていますが、ご紹介した考察のように、重要な伏線キャラクターの可能性もありますので、今後再登場することもあるかもしれません。

また、今回ご紹介した内容には、マンガ版、アニメ版に加え、小説版の情報も加わっています。