東の海編にて登場した犬のシュシュは、亡き主人に代わりペットフード店を守る番犬として活躍します。
バギー海賊団に襲撃にあいながらも立ち向かう強い意志を持ち勇敢な姿が作中にて描かれました。
そんなシュシュの現在の姿や、ブードルとの関係性もご紹介していきます。
シュシュの基本情報
名前 | シュシュ |
性別 | 男 |
所属 | オレンジの町 ペットフード店「PET FOOD」番犬 |
種族 | 犬 |
出身 | 東の海 |
誕生日 | 11月22日(ワンワン11 ニャンニャン22) |
初登場 | 2巻、12話 |
声優 | 新千恵子 |
シュシュの特徴と性格
シュシュの全身の毛は白色で右頬に傷があります。
小さな目をしており一見か弱そうに見えますが、サメのようなギザギザの歯を持ち凛々しい顔立ちをしています。
シュシュは頭のいい犬であるため、主人が亡くなったことを理解しながらも店を守りつづけ、主人の形見である店のために番犬を勤めている飼い主思いな犬です。
店を守るためならどんな敵であろうと怯まず立ち向かう姿勢を持っています。
シュシュ初登場
シュシュは2巻、12話「犬」にて初登場しました。
ルフィはバギー海賊団によって檻の中に閉じ込められ駆けつけたゾロはバギーと対峙しますが、バギーの能力を知らなかったため不意をつかれ重傷を負います。
ですがゾロはルフィの入った檻ごと担いで町を逃げていましたが、出血多量でゾロは倒れてしまい、そこに居合わせた白い犬にルフィは噛み付かれていました。
その犬こそがシュシュであり、その後追いかけてきたナミに檻の鍵をもらいますが、その鍵をシュシュが呑み込んでしまい吐き出させようとしているシーンにてシュシュは初登場しました。
ブードルとの関係
ブードルとはオレンジの町の町長であり、亡き主人に代わり店を守るため番犬をしているシュシュを温かく見守っている人物です。
シュシュの初登場時にて、鍵を吐き出させようとしている場面をいじめられていると勘違いをし、ルフィ達に「こらっ小童ども!!シュシュをいじめるんじゃねェ!!!」と怒りながら駆けつけるなどのシーンも描かれています。
飼い主である主人は3ヶ月前に入院し、その際に「入院しとる間お前が店長だ。店番しっかり頼んだぞ、シュシュ」と言い残し、帰らぬ人となってしまいました。
シュシュはそれ以来毎日、たった一匹で店を守り続けています。そんなシュシュの姿を見て町長であるブードルをはじめ、町のみんなも暖かく見守っている関係にあります。
現在のシュシュ
現在のシュシュは、扉絵にて「オレンジの町-巨大ペットフードショプ“シュシュ”、開店-」と描かれブードルと共に店の前にて、番犬として逞しい表情をしているシュシュの姿がありました。
お店は巨大ペットフードショップと拡大し、店前には噴水がありそこにはシュシュの銅像が飾られていました。町の人たちにも人気で愛される姿が描かれていました。
シュシュの声優
シュシュの声を担当した新千恵子(あたらし ちえこ)さんは、1968年1月31日生まれ大阪府出身の声優で、青二プロダクションに所属しています。
1998年に声優デビューした翌年には、アニメONE PIECEでシュシュの声を担当されました。
メインキャラクターの声の出演はなく、脇役の声を担当されることが多いですが、大人気アニメ「クレヨンしんちゃん」や「名探偵コナン」などで複数の人物の声を担当しています。
シュシュの名シーン
ここではシュシュの名シーンをご紹介していきます。
シュシュの信念
シュシュは主人を亡くしましたが、「店番しっかり頼んだぞ。シュシュ」と主人の最後と言葉となった約束を守るため、3ヶ月もの間欠かさず店番をするシュシュの姿は、まるで人間のように賢く強い信念を持つ一面が伺えるシーンです。
どんな敵にも立ち向かう勇敢さ
ルフィとゾロを追ってきたバギー海賊団副船長「モージ」は猛獣使いであり、その猛獣(ライオン)である「リッチー」はペットフード店を見つけ襲撃します。そんなリッチーに対しシュシュは何度も弾き飛ばされ、傷だらけになりながらも諦める事はなく、立ち向かう姿勢を見せました。
勝ち目がないと理解しながらも店を守るため、臆することなく立ち向かい続けたシュシュの勇敢な姿は描かれた名シーンです。
シュシュのまとめ
今回は東の海編にて登場したシュシュについてまとめました。
作中にてルフィが海賊として航海を始めてから初めての動物とのシーンであり、ずっと守り続けてきた店を目の前で燃やされ吠え続けるシュシュの姿を見て、ルフィはシュシュのためにモージを倒しペットフード一袋取り返しました。
シュシュの勇敢さや飼い主を想う気持ちなどが描かれ、感動した人も多いのではないでしょうか。
また、まだ仲間になっていなかったナミは海賊への恨みを持っていましたが、ルフィはシュシュを助けるために戦った姿を見たことにより、海賊に対する気持ちの変化や、次に描かれるナミ編の伏線ともなり、登場シーンは少ないシュシュでしたが、重要な役割を持つ登場だったといえるでしょう。