【ワンピース】チンジャオは大陸を割る覇気使い！ガープとの因縁とは？

覇気の強さというものは新世界編以降のワンピースにおいてかなり重要なステータスとなっています。

武装色を極めれば自然系の相手に攻撃を当てることが出来るようになり、見聞色を極めれば近い未来ですら予測できるようになるなど強力な力であるのがその理由でしょう。

そんな覇気を使う人物としてとりわけ強力な覇気使いとして描かれた人物の一人が”ドン・チンジャオ”です。

チンジャオが纏う武装色の鋭さは作中でも随一！若いころにはなんとあのガープとも張り合ったとか。

今回はそんなチンジャオを基本情報や名シーンからご紹介していきます。

チンジャオの基本情報

チンジャオはイーストブルーの花ノ国のギャング”八宝水軍”の先代棟梁です。

衝撃を相手に強く浸透させる八衝拳の使い手で現役時代はなんとあのガープとわたりあった凄腕の覇気使いです。

しかしガープに敗北しかつての自分の象徴だった錐頭をガープに凹まされたせいもあってガープやその家族を恨んでいます。

チンジャオの登場シーン

表向きはメラメラの実をかけた大会に参加しつつ、裏では花ノ国に密輸ルートを破壊するために動いていた八宝水軍の一人として登場します。

初登場時からルフィを「ガープの孫」と呼び激しい憎悪をぶつけ、その憎しみは試合外だというのにルフィを殺しにいこうとするほど。

一方的に因縁をつけられ逃げるルフィですが、両者ともにcブロックの出場者だったため試合にて激突。

ルフィとの戦いでは優れた覇気使いとしての実力を披露し激戦を繰り広げます。

またこの時にかつて自慢だった錐頭をガープに凹まされたことでルフィを恨んでいることが明らかになりました。

試合も大詰め。最後の大技で繰り出したチンジャオの”無錐龍無錐釘“とルフィの”ゴムゴムの雷将象銃“による激しいぶつかり合い！

しかし、大技の衝撃で凹んでいたチンジャオの錐頭が元の形に戻る事態が発生。

これを受けてチンジャオは急速にルフィへの態度を軟化。今までの非礼を詫びるなどすっかりルフィへの恨みは消え去ったようでした。

その後は八宝水軍とルフィ達の目的が似通っているのもあり、孫のサイ達と共に打倒ドフラミンゴに協力。

幹部のラオGと戦いますが持病の悪化などもあり苦戦。

そこに割り込んできた孫のサイの技の冴えに正式に八宝水軍の実権をサイに移譲、そして八衝拳の奥義”錐龍錐釘“の名前をサイの武脚に授けラオG打倒を託す。

戦いが終わった後はサイらと共に花ノ国に帰り、孫の結婚を祝うなど隠居人として元気にやっている様子。

防御不能！？八衝拳の使い手

特に注目したいのは八衝拳。鎧の上から衝撃をそのまま相手に伝えることで内部から相手を破壊する防御不可攻撃！

また覇気の高等技術である”桜流”と似通っている部分もあり、おそらく覇気とも密接に関わる体術な模様。

推測ですが覇気による防御すら貫通して、攻撃を通すことが出来るかもしれませんね。

チンジャオ本人の実力はというと現在こそは年老いたこともあり、ルフィに敗れるほどの実力です。

ですが全盛期はあのガープと渡り合った実力者！ガープは作中でも最高クラスのロジャーと同等の実力を持っていると思われるので、自然とチンジャオの実力も相当なものと推測できます。

作中に披露した技には

• 八衝拳の奥義である”錐龍錐釘”
• 本来の錐龍錐釘の劣化版である”無錐龍無錐釘”
• 頭突き攻撃の”武頭”

などがありますが本来なら錐頭から放たれるものだった攻撃が、頭の形状が変化したことによって弱体化しています。

声優は青森伸さん

チンジャオの声優は青森伸さん。独特な声質から老獪な悪役を多くこなしています。

チンジャオの名シーン・名言

力も……！！青春の思い出をも奪った罪！！

チンジャオの恨みの深さが表れた一コマ。

しかしここまで恨んでいる割には、錐頭が元に戻った瞬間に態度を軟化させるなどイマイチよく分からないところもあります。

組織のリーダーだけあってチンジャオの度量が異常に広かったのか……。恐らくですが錐頭を凹まされたのがよっぽど気にくわなかっただけでしょう。

（自分の錐龍錐釘を打ち破ったサイに対して）……よくやった！！！

サイを八宝水軍認めながらもどこか肉親の情も感じさせる一コマ。

このセリフの後には嬉しさのあまりサイに抱きよせるなど、孫の成長を喜ぶ人間味に溢れたシーンです。

何気にここからのサイ覚醒からのラオG撃破の流れは大変に熱く、ドレスローザ編のベストバウトの一つといってよいでしょう。

孫の結婚を祝う微笑ましい光景で、見ているこちらもほっこりしますね。

チンジャオはかつてガープと渡り合った凄腕海賊！現在は気楽な隠居生活？

チンジャオはガープと深い因縁がありその孫であるルフィを恨むなどしましたが、後にルフィに恩義を感じ八宝水軍と共に麦わらの一味の傘下に入るなど立場が急変したキャラクターです。

現在は実力的にも八宝水軍を孫のサイに継ぐことが出来たので前にもまして隠居老人をしていることでしょう。

孫のサイは今世界会議に護衛として出席しているなど、かなり世界情勢に絡む位置にいるのでチンジャオ含めて再登場機会は案外近いかもしれませんね。