トラファルガー・ローは、ワンピース頂上戦ハートの海賊団の船長であり船医を務めています。また、悪魔の実オペオペの実の能力者でもあります。
大きめの帽子に目つきが悪く、船長にしてはラフな格好で過ごしているローですが、根は優しい性格をしていることからハートの海賊団の船員たちからは慕われ、麦わらの一味とも同盟を組んでいます。
この記事ではトラファルガー・ローの基本情報や名セリフについて紹介していきます。
トラファルガー・ローの基本情報
トラファルガー・ローの基本情報は以下のとおりです。
名前 | トラファルガー・D・ワーテル・ロー |
性別 | 男 |
所属 | ドンキホーテ海賊団構成員→ハートの海賊団船長 |
種族/出身地 | 北の海フレバンス王国 |
懸賞金 | 2億ベリー→4億4000万ベリー→5億ベリー |
悪魔の実 | オペオペの実 |
使用する技・術 | ROOM、シャンブルズなど |
年齢/誕生日 | 24歳→26歳/10月6日 |
身長/体重 | 191cm/不明 |
声優 | 神谷浩史さん |
初登場 | 51巻 第498話 |
その他 | 「死の外科医」という異名のとおり、幼い頃から医者である父親に医学を教えられていたことから、海賊だけではなく医者としても活躍しています。 |
トラファルガー・ローの本名は「トラファルガー・D・ワーテル・ロー」といいます。ワンピースの中でミドルネームにDが付く者たちを、「Dの一族」や「Dの意思を継ぐもの」とされていますが、現時点では詳しい詳細について明らかになっていません。
名前にDが付くのは全員で10名確認されていますが、ローのみ本名は誰にも知られてはいけない名前として扱われており、Dは隠し名です。なぜローだけ隠しているのか、こちらも詳細は明かされていませんが、ローの家族であるトラファルガー一家のみ事情があるのではないかと言われています。
ちなみにローの本名を知っているのは、ロシナンテ(コラソン)、ベビー5、バッファローの3人のみ。本名は知らないけれどもローがDの一族であることを知っているのは、センゴクとドフラミンゴの2人です。
トラファルガー・ローの登場シーン
トラファルガー・ローの初登場は51巻に収録された第498話「"11人の超新星"」です。11人の超新星とは、シャボンティ諸島に到着した海賊たちの中でも懸賞金が億を超えている新人海賊たちのことを指し、麦わらの一味でもルフィとゾロが該当します。
ルフィとはオークション会場で出会い、超新星の1人であるキッドから馬鹿にされたようなセリフを吐かれたルフィとローは3人で海軍を相手にします。
初登場では人相の悪いローでしたが、ルフィたちと関わっていく上でさまざまな表情を見せ、麦わらの一味にとっても大切な仲間となります。
悪魔の実オペオペの実とは?
ローの悪魔の実であるオペオペの実は、超人系の能力であり繰り出される技は医療用語がほとんどです。「オペオペ」の通り、ローの周囲にROOMというサークルを出現させます。ROOMが手術室、能力者であるローは手術を行う医者、ROOMにいる相手は患者という位置づけです。
ROOMの中で相手を攻撃していくのですが、攻撃力自体はあまり高いとは言えません。また、オペを行うロー自身の体力も他の悪魔の実能力者に比べて、激しく消耗するというデメリットもあります。
そして、オペオペの実の能力で一番の能力と言えるのが、ロー自身の命をすべて使って相手に不老不死を得ることが出来る「不老手術」です。老けない、死なない永遠の命を手に入れることができるので、オペオペの実は「究極の悪魔の実」と呼ばれています。しかし、今現在ローは生きており、誰にも不老手術を行っていません。ワンピースファンの中でも、ローが誰に不老手術を行うのか、気になる部分でもあります。
トラファルガー・ローの声優は神谷浩史(かみやひろし)さん
ローの声優を担当したのは、多くのアニメで主役を演じている神谷浩史さんです。
神谷さんと言えば、「かみやん」や「ヒロC」などの愛称で親しまれ、爽やかでイケメンボイスが特徴的な、現在の声優界を引っ張っている内の1人です。おそ松さんのチョロ松や進撃の巨人のリヴァイ兵長など、少年漫画や乙女ゲームなどに多く出演していることから、女性人気がとても高く、声優アワードでは殿堂入りするほどです。
ローも高身長でカッコいいことからワンピース好きな女性人気の高いキャラクターですので、神谷さんとの共通点と言えます。
トラファルガー・ローの名セリフ、名シーン
トラファルガー・ローの名セリフや名シーンを紹介していきます。
Dはまた…必ず嵐を呼ぶ
実はローはこのセリフを2回使っています。1回目は頂上戦争で戦っていたルフィが瀕死状態であることを知ってルフィを治療するために赴いたとき、2回目はドフラミンゴと戦ったときです。そして、ローのセリフと言うよりも天竜人のセリフというのがローの過去編で明らかになっています。
ローがこのセリフを初めて聞いたのは慕っていたコラソンに本名がバレたときで、コラソンは元天竜人です。ワンピースの中でもDの一族と天竜人の確執についても描かれていますが、特に2回目のときはセリフに括弧がついていることから、コラソンが言っていたセリフをそのまま引用している印象があります。
どういう意味でコラソンがこのセリフをローに伝えたかも明らかになっていませんが、今後ローも含めてDの一族がどんな嵐を巻き起こすのか楽しみですね。
ゴチャゴチャ言ってねぇで黙って俺に従え…取るべき椅子は必ず奪う!
他の超新星たちが続々と新世界に入っていく中、ロー率いるハートの海賊団はなかなか入ろうとせず、急かす船員たちに対して放ったセリフです。
新世界では超新星の1人キッドが暴れている状況ですが、見境なく手を下さずに無駄な戦闘は極力避けていくのがローのスタイルであり、そんなローを慕っている船員たちには関係がしっかり築かれていることが分かります。「必ず奪う」というセリフから、ローの中でもワンピースをどう狙うかの構想が練られているのです。
また、このシーンで航海士のベポを背もたれにしているのが可愛らしいです。
トラファルガー・ローはギャップが激しい頼れる医師
オペオペの実の能力者であるローは、幼いころに不治の病を患っていたことから、医者となった現在は不器用な性格でありながらも子供たちを治療するなど船長だけではなく医者としても名を馳せているのです。
クールで人に対して冷たいという印象だけではなく、天然な部分やルフィのような子供っぽい一面もあることで、ローのギャップは女性からの人気が高い理由として挙げられます。
麦わらの一味と行動を共にすることも多いため、作中でも頻繁に登場しています。また、第2部ではサンジと一緒に行動しており、ローの今後の活躍もますます期待できるのではないでしょうか。