【ワンピース】ツメゲリ部隊は無能で無駄死にした?強さや名言を紹介!

【ワンピースは尾田栄一郎(作者)による漫画で、週刊少年ジャンプにて掲載されています。

その人気は、まさに前代未聞で今では第95巻にのぼる巻数で累計発行部数も3億9000万部を突破、第66巻初週売上227万5000部の国内出版史上最高記録を樹立するなど漫画界でも類を見ないほどの人気を誇ります。

そんな作中では様々な物語が展開され、たくさんのキャラクター達が登場してきます。

そのキャラクターの中で最も酷い、無駄死にをしたと言われているのがこの「ツメゲリ部隊」です、今回はそんな「ツメゲリ部隊」にスポットライトを当ててご紹介していきたいと思います。

「ツメゲリ部隊」の基本情報

ツメゲリ部隊の基本情報をご紹介していきたいと思います。

【ワンピース】ツメゲリ部隊は無能で無駄死にした?強さや名言を紹介!

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

「ツメゲリ部隊」の見た目と性格

ツメゲリ部隊の見た目は、アラバスタ兵の中でも指折りの少数精鋭であることから身を固める鎧も一般兵とは違っています。

アラバスタの守り神であるトリを模した兜をかぶり、マントを身につけた屈強な出で立ちをしています。

性格も愛国心溢れる精神を持っており、アラバスタを乗っ取ろうとするクロコダイルの陰謀に命を賭して戦いを挑みます。

国を守るため、クロコダイルを討ち取るために、“一時の力を得るために命を削る水”、「豪水」を飲み戦うほど一途な性格です。

「豪水」とは?

【ワンピース】ツメゲリ部隊は無能で無駄死にした?強さや名言を紹介!

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

豪水とはアラバスタに納められている、「命を削り一時の力を得る水」の事です。

飲むと身体(ツメゲリ部隊の場合は腕)にしましま模様のアザが出現しました、また、血管も所々に浮き出て、目がギラギラし、はめていた腕輪をも砕き割るほどの力を得ます。

しかし、一定時間(数分)が経過すると身体が痙攣をおこし、息を荒げながら血を吐いて息絶えてしまうという副作用を持っています。

作中最も酷い無駄死に

【ワンピース】ツメゲリ部隊は無能で無駄死にした?強さや名言を紹介!

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

「ツメゲリ部隊」は【ワンピース】史上最も酷い無駄死にをしたと言われています。

まず、状況から説明すると「ツメゲリ部隊」はアラバスタ王国を乗っ取ろうとするクロコダイルに「豪水」という“一時の力を得る代わりに命を削る水”を飲み戦いを挑みます。

しかし、その豪水の正体を知ったクロコダイルは「ツメゲリ部隊」の思いとは裏腹に戦う事もせず、高所から死にゆくツメゲリ部隊を傍観します。

そして、ツメゲリ部隊はクロコダイルと戦う事もなく豪水の効果により息絶えてしまいます。

これだけでも十分に酷い死に方といえますが、その真相はさらに深くクロコダイルに豪水の効果と副作用についてご丁寧に説明した人物がいます。

それが、アラバスタ王国護衛隊副官の「ジャッカルのチャカ」こと、チャカです。

作中ではツメゲリ部隊がクロコダイルの前に立ちはだかった際に居合わせたチャカが豪水を飲んだ人間に出る特有の模様を発見し、その場で豪水についての説明をしてしまいます。

それを聞いていたクロコダイルは「勝手に死ぬんなら…おれが手を下すまでもねェよな?」と戦う事を辞めてしまいます。

もし、チャカが口を滑らせ読者の為に説明をしなければ、クロコダイルを倒せないまでもここまでの無駄死にはなかったように思います。

まとめると、「ツメゲリ部隊は豪水を飲んだことをチャカがバラしたために無駄死にとなってしまった」という風に考える事も出来てしまいます。

上司に重要な秘密をうっかりバラされてしまい、悔いの残る死に方をしてしまったという事です。

「ツメゲリ部隊」の名場面・名シーン

ツメゲリ部隊の名場面・名シーンをご紹介していきます。

「アア…ア…ア…チャ…カ様…」

【ワンピース】ツメゲリ部隊は無能で無駄死にした?強さや名言を紹介!

『ONE PIECE』(C)尾田 栄一郎/集英社

豪水の効果の時間切れによって、次々と倒れていくツメゲリ部隊の場面になります。

本来であれば、豪水を使ってまで国を守ろうとしたツメゲリ部隊を、豪水の副作用によって死ぬとわかっている敵と戦う気はないとクロコダイルの冷徹さが表現されています。

そこに無念の死を遂げてしまうツメゲリ部隊に心を痛み、クロコダイルに対する嫌悪感を増幅させるためのシーンですが、上記の真相を知るとまた変わった意味の言葉に聞こえてしまいます。

一見して、ツメゲリ部隊の無念をチャカに託すように、チャカに助けを乞うように見えますが、真相は「あぁ…チャカ様…なんでバラしたのですか?」という意味に聞こえてしまいますね。

まとめ

【ワンピース】の作中で最も酷い無駄死にをしたと言われている「ツメゲリ部隊」をご紹介させていただきました。

ツメゲリ部隊は豪水を飲み、クロコダイルの非道さや冷徹さの前に倒れてしまったと思いきや、上司であるチャカのうっかり豪水の全てについての説明が原因となって死んでしまったと言われています。

このことからも、上司であるチャカのうっかり口を滑らせたことによりクロコダイルに豪水がばれてしまいクロコダイルは対処したという事になります。

仲間のうっかりにより命を落としてしまう…これ以上に酷く、辛い死に方はないと思いますね。