「赤髪海賊団」の狙撃手ヤソップは、ルフィ率いる麦わら海賊団のウソップと親子関係にあります。
ウソップは家族を捨て、海へ海賊として生きていった父を尊敬しているという描写がされておりいつか作中で出会うことになったらどんな事が起きるのかとても楽しみです。
今回はそんな赤髪海賊団の狙撃手「追撃者(チェイサー)のヤソップ」の異名を持つ、ヤソップについての記事をご紹介していきたいと思います。
ヤソップの基本情報
ヤソップの基本情報をご紹介していきたいと思います。
性別 | 男性 |
所属 | 赤髪海賊団 狙撃手 |
年齢 | 45歳 |
声優 | 小林 通孝 |
出身地 | 東の海 ゲッコー諸島 シロップ村 |
ヤソップの見た目と性格
ヤソップはウソップの父親ですが、ウソップのように鼻は伸びておらず(ヤソップの妻バンキーナが長い)、顔はよく似ており現在では髪の毛はドレッドヘアーが特徴的です。
12年前のフーシャ村では、黒ベタのカーリーヘアで額に「YASOPP」と書かれたバンドを巻いていました。
登場時には背中に狙撃用の長銃と、フード付きの星柄マントを羽織っており、額に「YASO」という文字列の刺青を彫っていた。
基本的には陽気な性格で、宴の席では仲間の船員たちと共にじゃれ合ったり、酔っぱらってルフィに絡み、故郷に残してきた息子の話を飽きられるまで聞かせたりと、気にしている様子が伺えます。
しかし、このエピソードが後にシロップ村でウソップと打ち解けるキッカケともなりました。
ヤソップの能力
ウソップがまだ小さい頃に、ヤソップの噂を聞いて村に現れたシャンクスに誘われて海賊の仲間になりました。
その後ヤソップは赤髪海賊団(四皇)の狙撃手として、副船長ベックマン、ルゥらと共に主要人物として描かれており、「追撃者(チェイサー)」の異名をもっていることからもその実力は相当のものであることがわかります。
そして、狙撃手としての腕前は過去にルフィに遠く離れたリンゴを打ち抜き、さらには「おれはアリの眉間にだってブチ込める」と狙撃手としての実力は相当のものであるといえます。
ルフィ曰く「ヤソップが的を外したことは見た事がない」と話しており、四皇の一角の海賊団の幹部として申し分ない能力を持っているといえます。
頂上戦争時に登場した赤髪海賊団のシャンクスを筆頭に幹部達もマリンフォードの地に降り立ちます。
そこで、ヤソップは白ひげ海賊団5番隊隊長であの鷹の目のミホークと渡り合った「花剣のビスタ」とにらみ合うシーンも見られもしかしたらなにか因縁があるのかもしれません。
ヤソップの親としてのエピソード
TVアニメ及び小説では、当時「海軍一の狙撃手」と呼ばれた海軍少尉のダディ・マスターソンと早撃ちによる決闘を行ったエピソードが語られています。
お互い同時に発砲したが、かろうじてヤソップはマスターソンの弾を掠める程度ですまし、勝利を収めます。
敗北したマスターソンから自身を殺すよう要求されますが彼のペンダントに写る愛娘のキャロルの姿を確認したヤソップは、同じく子を持つ親としてとどめを刺すことなく立ち去ります。
去り際に、ヤソップは「おれは、息子に何もしてやる事ができねぇ」「こんなダメな親はおれ一人でたくさんだ」と、マスターソンに娘と共に暮らすことを勧めました。
このように、海賊になるという運命には逆らわず家族を捨ててまで海賊船に乗り込んだヤソップですが残してきた家族、息子の事はいつも気にかけているようですね。
ヤソップの名言・名シーン
ヤソップの名言や名シーンをご紹介していきます。
「理由は1つ!海賊旗がおれを呼んでいたからだっ!」
赤髪海賊団の宴の席で海賊船に乗り込んだ理由を高らかに叫んでいる時に放った名言となります。
「悲しい別れだったが仕方なかったっ、理由は1つ!海賊旗がおれを呼んでいたからだっ!」と言い放ち、シロップ村に残してきた妻バンジーナと息子ウソップをいつも思っている様子が伺えるシーンになります。
家族を捨て、シャンクスの勧誘により海賊団に入ったヤソップですが、ウソップはそんな父の言葉さえも尊敬し、ウソップ海賊団を解散する時の言葉もこの父の言葉を団員達に伝えています。
ヤソップのまとめ
ヤソップは未だにその全貌が明らかになっておらず断片的にしかその実力を知る事ができませんが、ウソップとの家族関係、赤髪海賊団に所属とその関係は後に必ず語られることになると思います。
もしかしたら親子対決?も実現したら面白いのですが、個人的には赤髪海賊団との戦闘はして欲しくないですね、しかしこのヤソップとウソップの掛け合いを求めるファンも多いと思います。