【約束のネバーランド】レウウィス大公がかっこいい!死亡するの?名シーンも紹介

「秘密の狩猟場」で驚異となる存在のレウウィス大公。エマ達とGP(ゴールディ・ポンド)戦った際、死亡したと思っていたが死体は見つかりませんでした。

とても気になるレウウィス大公の実態となぜエマに執着するのか、歴史深い過去も踏まえて解説していきます。

レウウィス大公の基本情報

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レウウィスの特徴

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怪しげな佇まいに妙な威圧感を感じるレウウィス大公ですが、肩にはパルルゥスという小さな猿型の鬼を乗せています。意外と可愛い一面でもあるのかと思いきや全くそんなことはなく、GP(ゴールディ・ポンド)で「本気の狩り」を求めるおぞましい鬼です。なんと1000年以上生きており、人間と鬼が争っていた過去の回想シーンでも登場しています。

13年前にGP(ゴールディ・ポンド)でユウゴとルーカス一行との戦いで自分たちの殺し方を教え、本気の殺し合いという形の狩りをします。その結果ユウゴとルーカス以外は全員死に、当時ユウゴはルーカスも死んだと思い込みずっと苦しんでいました。それ以降、自分を殺しにかかってくる人間に出会えずレウウィス大公はずっと退屈していました。

レウウィスの性格

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普通の狩りに飽きていたレウウィス大公はエマと出会い、エマ達が自分を本気で殺そうとしている事に喜びを感じます。「君たちに狩り殺されるなら本望なのだよ」と満面の笑みを浮かべます。以前ユウゴたちに提案したように同じくエマにも「10分間手を出さない」というゲームを持ちかけますがエマは「戦わずに終わりにできたら自分はこの先仲間を死なせずに済むしレウウィスの事も殺さずに済む」と答えました。

しかしレウウィスの言い分は「自分もエマを狩殺したいし、狩り殺されたい」でした。ゲーム感覚で殺し合いを楽しみたいため、ジェイクとモニカを殺しエマ達の怒りを誘います。長年生きていることから心底危険なゲームを楽しみたいだけなんだと見受けられます。

「昔は良かった」と人間と鬼が争っていた時代を懐かしみ嘆くシーンがよくありますが、それほどまでに退屈していたのでしょう。それだけでも、他の貴族鬼とは何かが違うということがわかりますね。

エマに執着するレウウィス大公

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レウウィス大公とエマがまだ対峙する前、同じく貴族鬼のルーチェと一緒にジェイク・モニカ・ティオの三人を狩ろうとします。人間狩りをゲーム感覚で楽しむルーチェに対しレウウィス大公は「怯える兎を狩って何が楽しいのか。つまらん。どいつもこいつも手応えのない。何の張り合いも感じない」と嘆きます。その時に三人を助けるためルーチェの目玉をめがけて斧を投げるエマ。レウウィスは自分たちの殺し方・どこを狙えば良いのか知っているエマに対し「素晴らしい」と心からの喜びを感じていました。ジェイクとモニカを殺害し、ティオをわざと生かしエマを本気で狩るために怒りを促します。

自分が狩って食べるのは本気で自分を殺そうとしている者のみと、エマをひどく気に入り標的にしました。この出来事がエマに対する執着心を抱かせたのです。もっと美味くなってエマを狩りたい、というレウウィス大公はすでに胸が踊っていました。

バイヨン卿とレウウィス大公は長年の付き合いだった

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ミネルヴァに導かれエマ・レイ・ユウゴがたどり着いたGP(ゴールディ・ポンド)という場所は上流貴族であるバイヨン卿という鬼が住んでおり、秘密の狩猟場というのは誰にも見つからないように作られたバイヨン卿の私有地です。物腰柔らかで一見落ち着いた鬼に見えますが、24か所の農園に出資、12か所の農園を管理、6つの農園の責任者を務める貴族鬼。1000年という長い間バイヨン卿と付き合いのあるレウウィス大公は、バイヨン卿が主催する秘密の狩猟場に常連客として何日かおきにやってくるという日々を送っています。

秘密の狩猟場にはGV(グランド=ヴァレー)と呼ばれる農場から子ども達が出荷されます。貴族鬼たちは3日に一度ほどのペースでその子ども達を狩りに出ます。1000年前に人間と交わされた「お互いを狩らない」という協定に同席していた二人。ただ農園から運ばれてくる肉を食べるだけという事に退屈を覚え、「生きた人間の肉を食べたい」と願ったバイロン卿と同じくレウウィス大公も狩猟場で独自の狩りを楽しむようになります。

そしてレウウィス大公は王家の五男坊という事が明らかになっています。女王・レグラヴァリマと姉弟関係にあたります。何かと重要なポジションに君臨しているレウウィス大公のこれからも気になりますね。

レウウィス大公の名シーン・名セリフ

エマ・GB(グローリー=ベル)・GV(グランド=ヴァレー)の子ども達と激しい戦闘が繰り広げられる最中、レウウィス大公は本気で戦いに挑みます。その名シーン・名台詞を紹介します。

「互いに命を掛け合わなくば、狩りとは呼べぬ」

【約束のネバーランド】レウウィス大公がかっこいい!死亡するの?名シーンも紹介

本気の殺し合いをしたいがため、わざわざ素顔を晒すレウウィス大公。マスクを外したその姿は長年の時を経てきた事がよくわかり、少し不気味です。13年前にルーカスに「10分間手を出さない」ゲームを提案した時は自分の仮面を外し、目の奥が狙うべき核の部分だと明かしていました。

本気の狩りを楽しむために自分の素顔を晒すレウウィス大公は相当な戦闘マニアだと捉えても良いでしょう。エマたちとの戦いで間髪入れずに目への攻撃をされるにも関わらず、かなりテンションが上がっていました。

銃弾を全て受け止めるなど、GP(ゴールディ・ポイント)の中では最強最悪の鬼です。エマ達にもっと「自分を殺す勢い」を出させるためわざと憎しみを増幅させて戦いを全力で楽しみます。

驚異的な力!先読みの能力と再生能力!

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戦いの最中にレウウィス大公・エマと合流したのはレイとユウゴでした。レウウィス大公の「優れた分析力」と鬼の力であろう「再生能力」でエマ達は苦戦します。

しかしエマの優れた頭脳と仲間たちの協力の元、レウウィス大公の弱点に気づきます。その弱点とは「再生の回数に限度がある事」です。無敵に見えたレウウィス大公の能力にも限りがあったという事ですね。戦いの最中で自分の再生能力が徐々に弱っているという事に気づくレウウィス大公ですが、エマ達の連続攻撃に再生が間に合わず倒されてしまいます。

しかしエマ達がGP(ゴールディ・ポンド)を去る際、最後を迎えたはずのレウウィス大公の死体はいつの間にか消えていた事から「レウウィス大公にも核が二つあったのではないか」という説が上がっています。レウウィス大公本人からは「目の奥」の核のみ明らかにされていましたが王家の鬼は皆、核が二つあるのかもしれません。

パルルゥスと一心同体?どんな時でも離れない!

【約束のネバーランド】レウウィス大公がかっこいい!死亡するの?名シーンも紹介

言葉を発さず常にレウウィス大公の側にいるパウウィス。レウウィス大公とリンクしたように同じ表情を見せたり落とした帽子を持ってきたりと、愛らしい姿を見せます。仮面を被っているレウウィス大公の表情が分からない代わりに、パウウィスの表情を見る事でどんな感情なのかわかりやすい気がします。

最終決戦では隠れているエマたちを見つけてレウウィス大公に知らせたり何かと役に立つパウウィスは、彼にとって必要不可欠な相棒と言っても過言ではありません。

レウウィス大公は生きていた!やはり核は二つある?

【約束のネバーランド】レウウィス大公がかっこいい!死亡するの?名シーンも紹介

エマ達に敗北し深い傷をおったレウウィス大公ですが、なんと今後の物語にも再登場します。やはり死体がなかったのは上手く逃げ切ったからなのでしょうか。「意図せず生きていた」と残すその言葉の意味は一体どういう事だったのでしょうか。まだまだ謎が多いレウウィス大公から目が離せません。