【BLEACH】志波空鶴が可愛い!強さや誕生日、声優を紹介!

「BLEACH」のストーリーの中では大勢のキャラクター達が活躍しており、中には思わぬ過去を秘めたキャラクターが、劇中でその詳細を明らかにするシーンも少なくありません。

志波 空鶴(しば くうかく)は回数は限られるものの物語の重要局面に登場する、謎が多く奥の深いキャラクターと言えます。今回はその空鶴の特徴や劇中での活躍シーン、他のキャラクターとの関わりを通じて、彼女の持つ強さに迫っていきたいと思います。

志波空鶴の基本情報

【BLEACH】志波空鶴が可愛い!強さや誕生日、声優を紹介!

©久保帯人/集英社

 

志波空鶴の特徴

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空鶴は長い黒髪を下ろしたまま、頭に白い布を巻き付けて髪を固定しています。胸元は大きく開かれており、腕と脚も露出の多い服を着用しています。アニメでは義手を付けていますが、原作では右腕が無く、布を巻いた右肩に刀を固定していて、左腕には大きく「空」をモチーフにした刺青があります。衣服のデザインも特徴的で、彼女の家に設置された砲台に浮かび上がる文様と同じものが腹部に黒く染め抜かれています。上の画像で、彼女の背後に置かれた紫色のクッションのようなものにも、同様の文様があしらわれています。

志波空鶴の性格

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彼女の一人称は「オレ」。女性でありながら男勝りな性格で志波家をまとめています。空鶴邸で顔を合わせるなり喧嘩を始めた彼女の弟・志波 岩鷲(しば がんじゅ)と黒崎 一護を殴りつけるなど、口より先に手が出るタイプらしく、それは男性に限らず女性も例外ではないようです。尸魂界編のラストに朽木 ルキアが空鶴と岩鷲に向かい謝罪するシーンがありますが、その際何度も謝ろうとしたルキアの顔面に容赦ないパンチを食らわせています。

しかし、彼女の打ち上げた砲弾で瀞霊廷に向かう岩鷲を心配そうに見送る、弟想いの一面も見せます。

また、劇中に登場する空鶴邸のデザインにも、彼女の性格が如実に反映されています。

建物自体はシンプルなのですが、その手前には「志波空鶴」と大きく書かれた旗を巨大な腕のオブジェに取り付けるという、何ともダイナミックなデザインです。突如現れたそのシュールな見た目に笑ってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

旗やオブジェはシュールですが、地下空間に作られた自宅部分は広く、発電施設が無くとも「ホタルカズラ」を飼って光源を確保するなど機能的な造りをしています。また自宅部分のさらに後ろには、志波家代々の製法で作られる「花鶴砲(かかくほう)」がそびえ立っています。

彼女はころころと住所を変えますが、自宅は毎回同じものを作るそうです。ただ、「志波空鶴」の旗持ちオブジェはその都度異なるらしく、他にも「さかだち」「初恋」「チャンピオン」といったタイトルの巨大なオブジェが作られていたそうです。

志波空鶴の能力

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©久保帯人/集英社

彼女は劇中で死神ではなく、花火師として活躍します。

志波家に代々伝わるという「花鶴射法(かかくしゃほう)」は、門番を通さず瀞霊廷に侵入する唯一の方法であり、劇中では「花鶴射法二番  拘咲(かぎざき)」で一護たちを送り出します。

「花鶴射法」とは志波家独自の霊術で、砲台の周りに縄を張り、鬼道のような詠唱を行なって打ち上げを行います。この時、霊力を込めた右手を地面に打ち付け、また右肩に取り付けた刀も突き立てます。このシーンから、彼女が持つ刀は戦闘用ではなく、打ち上げの術式に用いるものであると判断することができます。

また、志波 空鶴は鬼道も使えるようです。護廷十三隊五番隊隊長・愛染 惣右介(あいぜん そうすけ)らが4名いる瀞霊廷の門番のうち3名を利用し死神たちに攻撃を仕掛けた際、彼女は残る1名の門番である兕丹坊(じだんぼう)を伴い姿を現します。この時「破道の六十三  雷吼炮(らいこうほう)」を使用し、敵にまわった門番の1人を見事に倒します。

志波空鶴と志波家

空鶴は流魂街のはずれに弟の岩鷲と、金彦(こがねひこ)、銀彦(しろがねひこ)という手下の男たちと共に暮らしています。

志波家は現在は没落しているものの、昔は朽木家や四楓院家に名を連ねる貴族の名家でした。

志波家は死神の一族ではありませんが、この家出身の志波 海燕(しば かいえん)と志波 一心(黒崎 一心)という死神がいます。しかし海燕は虚に取り込まれて粛清され、一心は後に妻となる黒崎 真咲の虚化を食い止めるべく、死神の立場を捨てて人間となり、現世に留まります。複雑な事情を抱えている一族と言えるでしょう。

志波空鶴と死神

劇中のセリフにも「死神に手を貸すことになった」とある通り、空鶴自身は死神では無いようです。

しかし死神の戦術の1つである鬼道を使えること、肩や背中が露出した服装が刑戦装束(けいせんしょうぞく)と似ていること、外に出る時は浦原 喜助(うらはら きすけ)と同じ下駄を着用していることから、どこか死神と近い雰囲気を感じます。

また、一護たちに瀞霊廷の構造を詳しく解説してみせる場面や、霊王宮を守る特殊部隊・零番隊の天柱輦(てんちゅうれん)を打ち上げ、さらに霊王宮への通天道図を入手するなど、死神たちの居住区域に非常に詳しい一面をうかがうことができます。

瀞霊廷に住まわずとも、その内部とは密な関わりを持っている人物と言えます。

志波 空鶴の声優

志波 空鶴を演じる声優は平松 晶子さんです。東京都出身、1967年8月31日生まれのO型で、現在は賢プロダクションに所属しておられます。これまでの出演作品は「アンパンマン」「美少女戦士セーラームーン」「クレヨンしんちゃん」「新世紀エヴァンゲリオン」「名探偵コナン」など。主要キャラクターとしての出演は「スラムダンク」(赤木晴子)などがあります。「ぴら」、「ピラりん」といった愛称で親しまれています。

志波空鶴の名ゼリフ・名シーン

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©久保帯人/集英社

ここでは、志波 空鶴の名ゼリフ、名シーンについて紹介していきます。

「いいぜ、話せよ。面倒事は大好きだぜ」

ルキア奪還の為に瀞霊廷への侵入を試みる一護たちへの協力を請う夜一にかけた言葉です。嫌がるそぶりも見せず、笑みを浮かべてこのセリフを放つシーンは印象的です。

「彼方 赤銅色の強欲が36度の支配を欲している 72対の幻 13対の角笛 猿の右手が星を掴む 25輪の太陽に抱かれて 砂の揺籃は血を流す 花鶴射法二番 拘咲」

瀞霊廷に向かう一護たちを打ち上げた「花鶴射法」のうちの1つです。アクションシーンに匹敵する迫力を持ったシーンです。

「だから オメーの口から一言詫びが聞けりゃ それで全部チャラにしようと ずっと心に決めてた」

ルキアはかつて志波家出身の死神である海燕を、命令により粛清しました。それを謝罪しに訪れたルキアに空鶴がかけた言葉です。当時の事情をきちんと踏まえた上で、自身の悲しみや辛さを押しこらえて気持ちに区切りをつけた姿に、彼女が秘める強さを感じることができます。

志波空鶴は死神たちを戦いへ送り出す

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志波 空鶴は、多くのキャラクター達が最も活躍するアクションシーンではなく、自らの特殊な霊術で彼らを戦場へ送り出す役割を持っています。それだけではなく、死神たちと様々な形で関わりを持っている、奥深いキャラクターということができるでしょう。