【ジョジョ】花京院典明がかっこいい！声優や名言、身長も紹介！

ジョジョの第3部のメインキャラクターである花京院典明。

スタンド「ハイエロファントグリーン」の力と花京院典明の頭脳によって、承太郎達の一行はエジプトへの道を進んでいきました。そんな花京院典明についてまとめていきます。

花京院典明の基本情報

花京院典明の登場

花京院は、日本で暮らす承太郎の前に最初の敵のスタンド使いとして立ちはだかりました。家族でエジプト旅行に行った時に、偶然にもディオに遭遇し肉の芽を植え付けられ戦わされましたが、敗北します。

肉の芽を取り除かれて正気を取り戻し、ディオ討伐を目的とする承太郎の仲間になりました。肉の芽を入れられたのは、スタンド能力に理解のなかった家族関係からだと自覚がありました。

花京院典明の特徴

花京院はエジプトでも緑色の学ランを着用する高校生で、就寝時はパジャマを着ます。チェリーのような赤いイヤリングに、表現し難い前髪をした髪型が特徴的です。

目鼻立ちがくっきりした日本人で女性から好意的に見られるイケメンです。好きなアーティストは映画「レオン」の主題歌を担当したスティングで、好きな野球チームは巨人、好きな俳優は田村正和さんです。

好物はチェリーで、食べる際は最初にレロレロと舌の上で転がすというおかしな癖があり、ラバーソールがスタンド能力で花京院に扮した時に判明しています。TVゲームがとても得意であり、原作ではレースゲーム「F-MEGA」でその実力を発揮しました。

花京院典明の性格

冷静かつ分析力が高く、頭の回転も速いので承太郎達の中では頭脳担当をしており、花京院が敵の特性や弱点を見抜いて、仲間のピンチを何度も救っています。

当初は「スタンドが見えない人間とは、心の根の部分まで分かり合うことが出来ない」という考えの持ち主で、承太郎達と会う前は友人がいませんでした。しかし、不仲でなく心配はされているようで、日本にいる家族のことを想う場面があり、承太郎らの仲間の輪を保とうとします。

言葉遣いも比較的丁寧で同年代の承太郎を君付けで呼びますが、ポルナレフに対してはやや雑な扱いをします。花京院のやりたくないことを押し付けたり、簡単な頼まれた事を跳ね除けたりします。しかし、結局はポルナレフのお願いに対応するなどやはり根は優しいです。加えてjガイル戦などのようなコンビネーションを見せ、仲間として認めているからこその遠慮の無さでしょう。

花京院典明の戦歴

花京院は「ハイエロファントグリーン」のスタンドとその頭脳から生み出された戦略によって、何度も承太郎達を勝利に導きました。

特にグレーフライ、jガイル、ズィーズィー、鋼入りのダンなどは花京院による活躍が大きいです。中でも花京院単体で倒したと言えるマニッシュボーイは、赤ん坊ながら成人並の頭脳を持ち、花京院でさえ翻弄させられました。しかし、マニッシュボーイのスタンド「デス・サーティン」の能力を見切って、他の仲間に知られることもなく花京院1人で倒しました。

負傷したことにより、エジプト編ではあまり戦闘することがなく、ディオの配下のスタンド使いのエジプト9栄神とはほとんど交戦しませんでした。テレンスtダービー戦では、その頭脳を活かしきれず心理戦に敗北を期し相手のスタンド能力で人形化させるなど、必ずしも毎回勝利を収めている訳ではありません。

花京院典明の死

中盤、エジプト上陸直後のンドゥールの「ゲブ神」により眼を負傷して一時離脱した後、最終決戦のディオの館前で復帰しました。願っていたディオとの対決で「ザ・ワールド」により腹部に致命傷を負わされました。

その時、消えゆく意識の中でディオの「ザ・ワールド」の能力が「時間を止めること」であることを見抜きました。ディオに対する屈辱から、最期に残った僅かな力でエメラルドスプラッシュを使って時計を破壊するというヒントをジョセフに示しました。

両親に対する想いと「最後のメッセージが伝わってほしい」という想いを胸に抱いて死にました。花京院の尊い犠牲により、ディオの恐るべきスタンド能力を知って、承太郎の「スタープラチナ」がディオを倒すことができました。

スタンド「ハイエロファントグリーン」

スタンドの体を帯状に変化することができる人型の遠距離操作型のスタンドです。承太郎は「ハイエロファントグリーン」の外見について「緑色でスジがあって、まるで光ったメロン」と述べています。特出した奇抜な能力はなく、「スタープラチナ」には負けるものの自動車のドアや天井を簡単に吹き飛ばせるだけのパワーがあります。射程距離に関しては最大100m以上と誇るべき長さがあります。

また、射程が長いことを活かした探知が得意で、「ハイエロファントグリーン」を糸状に変化させて、周囲に張り巡らせて結界を作ってセンサーにして、相手の認識が及ばない場所からの不意討ちも可能です。網目状に張り巡らされた結界は、一部だけ破壊されても支障はなく、本体へのダメージもほとんどありません。

「ハイエロファントグリーン」の必殺技

「ハイエロファントグリーン」には液体状の破壊エネルギーを固めて超高速で飛ばすエメラルドスプラッシュという必殺技があります。スタンドに慣れていなかった承太郎と「スタープラチナ」を吹き飛ばす威力を見せましたが、実際にはディオ相手では全て指で弾き飛ばされて効果がありませんでした。威力があまり強くないので、「スタープラチナ」のオラオララッシュのようや突破力はないが、他にも様々な用途があります。

無生物に反射させて敵を誘導したり翻弄したりでき、「ハイエロファントグリーン」の小回りの良さを利用して、狭い旅客機内で自由に動き回るスタンド使いを油断させました。また、あえて味方に撃つことで、敵の凶器から遠ざけて救出するという使い方もしました。

花京院典明の声優

ドラマCDでは速水奨さん、OVAでは鈴置洋考さん、オールスターバトルでは遊佐浩二さん、テレビアニメでは「SchoolDays」の伊藤誠や「パイレーツオブカリビアン」のウィル・ターナーの吹き替えなどをした平川大輔さんです。

花京院典明の名言・名シーン

「「悪」？「悪」とは敗者のこと……「正義」とは勝者のこと……生き残った者のことだ。過程は問題じゃあない。敗けたやつが「悪」なのだ」

肉の芽を植え付けられ、承太郎の敵のスタンド使いとして登場してきた時の台詞です。この時は味方ではありませんでしたが、花京院なりの信念が垣間見えます。

「さあ、お仕置の時間だよ、ベイビー」

花京院に1杯食わせたマニッシュボーイがまだ赤ん坊で自由に動けないことを知りながら、マニッシュボーイ自身の大便を混ぜたご飯を与えます。

「メ……ッセージ……で、す……これが……せい、いっぱい……ですジョースター……さん、受け取って……下さい……伝わって…………ください……」 

これが残りの力でディオのスタンド能力についてのヒントを与えた花京院の最後の言葉になりました。

頭脳派の花京院典明

承太郎達の中でも特に頭脳明晰だった花京院と「ハイエロファントグリーン」の能力も含めて立派な戦力にしてかスタンド使いでした。最終目標のディオ打倒は叶いませんでしたが、仲間の手によって想いを遂げることはできました。