【ジョジョ】ジョセフジョースターは死亡する？声優や名言、年齢を紹介

ジョジョシリーズの中でも特に登場場面の多いジョセフジョースター。

第2部「戦闘潮流」の主人公にして第3部「スターダストクルセイダース」のメインメンバーで、更に第4部「ダイヤモンドは砕けない」のきっかけともなるなど、活躍は語り尽くせません。今回はそんなジョセフジョースターの戦歴や使用した波紋やスタンドについてまとめます。

ジョセフジョースターの基本情報

ジョセフジョースターの特徴

第1部の主人公ジョナサンと妻のエリナの孫にあたり、スージーQとの娘にホリィ、1度だけ浮気した時に生まれた東方仗助がおり、孫には承太郎がいます。ジョースター家の男子のジンクス「短命で、一人の女性しか愛さない」のどちらとも当てはまらない男で、第6部部以降まで生き残っているようです。

ジョースター家の伝統の戦い方に中に「逃げる事」を加えた人物でもあります。この「逃げる事」は単に臆病風に吹かれて敵前逃亡をするということではなく、あくまでも敵に勝つ機会を得る為の戦略的撤退です。

好きな食べ物はフライドチキンとチューイングガム、趣味は漫画集めという年頃の若者のような好みですが、老年になっても趣味は変わらないようで岸辺露伴の漫画に興味を示していました。昔は喧嘩ばかりだったようで、前科はなんと喧嘩による脱獄が7回もあります。「お前は次に〇〇と言う」のが口癖で、先見の明を持っていたかもしれません。

ジョセフジョースターの性格

ジョセフはノリが軽いお調子者ですが、やる時はしっかりやる男です。ジョースター家の誇り高い血統を継いで為か、 差別を受ける黒人の少年スモーキーを助け出します。また、柱の男との対決では逃げたふりを装って相手を誘ってスピードワゴンとシーザーを助けるなど、相手の行動を先読みし出し抜く頭脳戦が得意で頭が得意で、そこに行動力、そして正義感と優しさを持っています。

しかし、意外なことに祖母であるエリナを慕っているおばあちゃんっ子で、生意気な態度はとれず大人しく従います。案外、寂しがり屋なのかもしれません。更にエリナに買ってもらった服を汚されたことに怒りを覚えたり、スモーキーを助ける時に警官を殴ってしまってエリナに怒られることも覚悟したりと何かにつけて気にしています。

波紋法

少年の頃からあまり修行をこなさなくとも、波紋法を自在に扱えたものの、正統な波紋使いには及ばない部分が多くありました。戦闘能力についても同じくでしたが、こちらは持ち前の運動神経の良さに救われたようです。物語中盤、イタリアでリサリサからの波紋パワーの力に扱いについて教わったことで成長し、ついに1人前の波紋使いとしての実力を身につけました。

ジョセフの波紋法での必殺技はいくつかあります。まず敵に素手で接触して波紋を流し込む波紋疾走(オーバードライブ)、引き抜いた頭髪を手に持って波紋を流し、目の前の空中へ散らせて敵の弾丸を弾いて防ぐ波紋ヘア・アタック、コーラなどの瓶に波紋を流して内側から圧力をかけて栓を強く弾き飛ばすという波紋コーラがあります。小技としては、相手に悟られないような糸を隙を見て巻きつけて締め付けながら波紋を流す糸の結界があります。

第2部のジョセフジョースター

ニューヨークに移住したジョセフは、スピードワゴンの行方を追う内に、覚醒した圧倒的な力を奮う「柱の男」サンタナと戦う事態へと巻き込まれていか、ジョナサンから受け継ぐ太陽の力「波紋」で撃破します。

他にも人類の脅威となる柱の男の存在を知り、同じく波紋使いのシーザーaツェペリとリサリサの元で修行します。柱の男のワムウ、エシディシ、を苦戦しながらも1人ずつ戦って倒していきます。最終戦では、左手を切り落とされながらも火山の噴火を利用してカーズを倒したものの、ジョセフは行方不明になり死んだかと思われました。

しかし、ジョセフは見事に生還しており、ジョセフの葬式をしている所にひょっこりと現れます。左手は義手となり、その時に看病をしてくれて親しくなったスージーQと結婚し、娘のホリィが生まれました。仕事の面でも成功を遂げ、ジョースター不動産を設立し、不動産王になりました。

第3部のジョセフジョースター

祖父ジョナサンジョースターが倒したはずだった密かにディオが復活を果たした影響により、娘のホリィがスタンド能力を発現して重体となりました。ホリィを救う為に、孫である承太郎と共に原因となったディオを倒す旅に出発します。年齢以上に見た目は若々しく体は鍛え上げられたマッチョです。

「ハーミットパープル」は戦闘向きでないものの、ディオの行方を探すのには多いに役立ちました。敵のスタンド使いに対しては仲間と協力しつつ撃退し、大きな負傷をせずにディオの元まで辿り着きます。

ジョセフジョースターの死亡？

DIOとの決戦では波紋を用いた策略によって正面から渡り合い、花京院の命がけの助言によってDIOのスタンド「ザ・ワールド」の謎を解くことに成功するも、喉元へナイフを突き立てられて敗北する。その後、DIOに血を吸われた際には魂が昇天したような描写がなされていた。

第3部ラストのディオとの戦いの中で、多量に吸血されて一時は明確に死に至りますが、承太郎が倒したディオの遺体から血液を輸血され、「スタープラチナ」の心臓マッサージを受けて見事に蘇りました。

その直後にディオそのものとしか思えない目つきで「貴様のおかげで蘇ったぞ！！」と言い出し、ディオは死んでおらずジョセフの体に乗り移りました。しかし、あくまでもこれはジョセフの悪ふざけでした。承太郎からのジョセフにしか答えられないマニアックな質問に全問正解したのでジョセフだと証明されて、無事にディオとの永きに渡るジョースター家の因縁に幕を下ろしました。

第4部のジョセフジョースター

第4部までの10年間で、ジョセフは胆石や白内障や難聴を患い、足腰も弱く杖をつかなければ歩行もままならないという完全に老化したお爺さんになりました。

更に認知症気味になったので、身辺整理でジョセフの遺産を調べていた時、隠し子東方仗助の存在が分かったことで物語が始まります。仗助を狙うレッドホットチリペッパーの存在を知って、承太郎と共に杜王町に訪れます。この時、ジョセフが飛行機に乗る度に墜落しているせいか、行きも帰りも船で移動しています。

東方仗助との関係

仗助が生まれた経緯が不倫からであったので「ジョースターさん」と呼ばれる距離感のある関係でした。しかし「アクトン・ベイビー」のスタンド使いで身元の分からない透明な赤ちゃんの事件などがきっかけとなって、「じしい」と親しげに呼ばれるようになり関係を良好にさせています。

その後、透明な赤ちゃんの身元が分からなかったので、静という名前をつけて、ジョースターが養子として預かることになりました。

スタンド「ハーミットパープル」

タロットカードの大アルカナの「隠者」を暗示するスタンドで、「隠者の紫」とも表記されます。
茨のツタを延ばしてスタンドなどを巻きつけることができますが、攻撃としてはあまり使えずパワーは弱いです。しかし、ジョセフはこの特性を活かしてでロープアクションなどを行います。優位な点としては、一般的なスタンドがダメージを受けた歳には本体もダメージを受けるはずなのに、「ハーミットパープル」の場合にはジョセフにはダメージがいかないことです。

索敵できる「念写」

索敵タイプの茨に似た形状をした植物の形をしたスタンドで、遠い場所にある物を映し出すことのできる「念写」を使えます。スタンドを装着した状態でポラロイドカメラを破壊することで「念写」したり、他にもスタンドをテレビに潜り込ませての「念聴」したり、同じくテレビに接続して自分の体内の映像をライブしたりと状況に応じて様々な用途で敵のスタンド使いやディオの情報を探るのに役立ちました。当初は使う度に媒介にしたカメラなどが壊れていたが、慣れるにつれて壊さなくても見られるようになりました。

問題点として挙げられるのは、ジョセフの思い浮かべた対象の断片的な情報やイメージを写すことができるものの、望んだ情報を正確に写し出すことができない点です。ただし、ジョセフが対象の位置を把握している時には、テレビを介して砂に地図を形成して位置を表示させるといったことも可能です。

ジョセフジョースターの声優

第2部ではテレビアニメ、オールスターバトルでは「銀魂」の銀さんや「涼宮ハルヒの憂鬱」のキョンで知られる杉田智和さん、第3部では格闘ゲームでは大川透さん、OVAでは大塚周夫さん、テレビアニメ版では「ポケモン」のオーキド博士や「機動戦士ガンダム00」のセルゲイ・スミルノフで知られる石塚運昇さんです。

ジョセフジョースターの名セリフ・名シーン

「このジョセフジョースター、若い頃から作戦上逃げる事はあっても、戦いそのもの途中で破棄したことは決してない。このまま……ガンガン闘うっ！」

「ハーミットパープル」のスタンド能力を手にする以前から、波紋を使いこなしていたジョセフの信念と、ここまで来るまでの様々な経験や苦労が垣間見える台詞です。

「承太郎、この旅行は……実に楽しかったな……色んなことがあった。まったくフフフフ……本当に……楽しかった50日間じゃったよ」

ディオとの最終決戦の最中、死を覚悟していたジョセフは承太郎に助言を残すと共に、エジプトまでの仲間との旅のことを思い返していました。

中心人物のジョセフジョースター

ジョナサンジョースターとディオの2人から始まった「ジョジョの奇妙な冒険」ですが、第3部以降も続く中でディオと肩を並べられるくらい主要であったのはジョセフしかいないことでしょう。

ジョセフが登場しなくてもストーリーは続きますが、物語展開においてはジョセフは欠かせない存在であり、言わば「ジョジョ」はジョセフの半生を描いた作品だったとも言えます。