【ジョジョ】フォーエバーはオランウータンのスタンド使いで、女好き！

ジョジョの3部にて登場した敵のスタンド使いの1人であるフォーエバー。オランウータンであるにも関わらずスタンドを操るこができ、ディオの配下として承太郎達と戦うことになります。

そんなフォーエバーとはどんなオランウータンであるのか、フォーエバーのスタンド「ストレングス」の能力とはどんなものなのかまとめていきます。

フォーエバーの基本情報

フォーエバーの特徴

フォーエバーは、エンヤ婆が送り込んだ7人の刺客の内の1人であり、人間ではなくオランウータンです。かつイギーよりも先の登場の為、ジョジョ初となる動物のスタンド使いです。名前の由来は、ウータン・クランのアルバム「ウータン・フォーエバー」からです。

行動は何ら人間と大差はなく、タバコを吸うなどします。9面パズルを簡単に解いてしまうという人間並みの知能があり、自身のその知性とスタンド能力に自信を持っています。その知性とは裏腹に人間の女性のピンナップ写真を眺めたり、家出した女の子がいると分かっているシャワールームに侵入するなど、女好きな面もあります。また、動物的なところもない訳ではなく、簡単に挑発に乗りやすいです。

フォーエバーの活躍

南シナ海を漂流していた承太郎達の一行と共にいたスピードワゴン財団の派遣した船員達の前に巨大で無人の貨物船として現れました。偽のテニール船長によって船が爆破されてしい、救命ボートで何とか脱出した時でした。

「ストレングス」の能力によりスタンドと一体になっている貨物船に乗り込んだ船員達を皆殺しにしました。承太郎達にも襲撃を行い、「ストレングス」の能力で拘束はしたものの、承太郎の挑発にまんまと乗せられてしまいます。激昂したところに反撃として「スタープラチナ」の指先から飛ばされたボタンがフォーエバーの額にみごとに的中します。

フォーエバーの最期

必殺技ではないが「スタープラチナ」の放った威力を持つ攻撃はあまりの激痛を伴い、それに対する恐怖心にとらわれて敗北をしました。腹を露出するポーズをして見せることで降伏と従順の意思を示して承太郎に許しを請いますが、動物としてのルールの領域をはみ出したフォーエバーを決して許しませんでした。

「スタープラチナ」のオラオララッシュを食らって投げ倒された挙句、「ストレングス」と一体となった船は能力が解除されて小さなボロボロの船という正体を表すと共に海の藻屑と化しました。その後は再起不能で済んだか死亡したかどうかは不明です。

ちなみにOVA版ではラストが異なります。承太郎達を襲撃した点は同じですが、承太郎を押し潰そうとして、逆に背後から隙を狙われてポルナレフに真っ二つに斬られるという結末を迎えています。

スタンド「ストレングス」

「ストレングス」は挑戦、強い意志、秘められた本能を意味するタロットの大アルカナ8番目のカード「力」の暗示を持ちます。船と一体化し、巨大な貨物船として顕現する物質同化型スタンドになります。

スタンドの名前である「力」にふさわしく、大規模かつ圧倒的な力で相手を翻弄します。ジョジョシリーズでは最初となる、物質と同体となって一般人にも可視できて、更に触れることのできるスタンドであり、同時に初の人間以外の生物が本体となったスタンドでもあります。

クレーンや扇風機のプロペラやガラスの破片など船内にある物も全てスタンド能力でできたものである為、フォーエバーの思う通りに動かすことができました。

これが攻撃手段であるので評価はBと中々のものですが、やはり大きい物が対象となって同一になっている故か、スピードや精密動作性には欠けるのでDという評価でした。SFC版では既に来日していて、偽物のディオの館と「ストレングス」を融合させていることから、船以外の物とも一体化できるようです。もしかすると更に大きな物とも一体化できる可能性もあります。

フォーエバーの声優

フォーエバーの声優は2人います。第3部格闘ゲーム版では真殿光昭さん、テレビアニメ版では代表作が「名探偵コナン」の工藤新一と怪盗キッド、「ワンピース」のウソップなどの山口勝平さんです。ちなみに山口勝平さんは、テレビアニメ版の第4部「ダイヤモンドは砕けない」では矢安宮重清の声も担当しています。

フォーエバーの名シーン

人間の男性が女性の出ている雑誌を見るのと同じようにじっくりと見つめるフォーエバー。こうしていると、オランウータンに容姿が似ている毛深いだけの人間に思えるような気もします。

オランウータンのフォーエバー

人間ではないものの、スタンド能力「ストレングス」を使ってフォーエバーは戦いました。他の出オチしたキャラクターに比べると活躍はありましたが、承太郎と「スタープラチナ」の強さの前では大したことはありませんでした。