アレックス・ルイ・アームストロングは、登場するキャラの中でも特に目立つ存在です。容姿もそうですが、能力も派手で目立っています。そんなアームストロングについて、性格や能力、家族について詳しく紹介していきます。
アレックス・ルイ・アームストロングの基本情報
名前 | アレックス・ルイ・アームストロング |
性別 | 男 |
所属 | 中央司令部少佐 |
能力 | 豪腕の錬金術師 |
誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 不明 |
声優 | 内海賢二 |
初登場 | 第7話「雨の後」 |
家族 | 姉にオリヴィエ将軍 |
アレックス・ルイ・アームストロングの特徴
国家錬金術師
アームストロングは、アメストリス軍の少佐で国家錬金術師です。通り名は「豪腕の錬金術師」で、元はヒューズの補佐でした。部下には、マリア・ロスとデニー・ブロッシュがいます。
筋肉を愛する
アームストロングの特徴として一番目がいってしまうのが、筋肉でしょう。そして、これを本人も売りにしていて、何かあるとすぐに服を脱いで、筋肉美を自慢しています。
筋肉を愛しているからこその行動ですが、これに賛同する人物もいるのです。それがイズミ・カーティスの夫のシグ・カーティスで、出会って会話もほとんど無い状態にも関わらず、お互いの筋肉を見るだけですぐに意気投合。
筋肉愛だけで、お互い悪い人間ではないということが通じてしまうのが分かりました。
イシュヴァール戦では任務を放棄
アメストリス最大の出来事であるイシュヴァール殲滅戦にアームストロングも参加していました。戦場では戦争とは関係のない女、子どもが次々と殺されていく状況で、アームストロングは耐えられなくなってしまいます。
そして、任務を放棄して戦場で戦うことを止めてしまったため、強制的に戦場から外されてしまうことに。そこから出世するための手段を失い、少佐に留まってしまったとも言えます。
ホムンクルスとの戦いでも活躍!
軍中枢部を制圧した時、ホムンクルスのスロウスが現れました。周囲を巻き込んで暴れまわるスロウスの力にたくさんの軍人が死んでしまうことに。
そんな中、アームストロングがスロウスと真っ向から戦うことで、どうにか殺すことができました。そして、スロウスと同様に次々現れた不死の軍団も食い止めることに。そんな姿が部下に力を与え、その場の士気を上げることになりました。
アレックス・ルイ・アームストロングの性格
優しすぎる
アームストロングの性格の特徴として、優しすぎるということが挙げられます。アームストロングの優しさは、どのキャラにも勝っていると言えるでしょう。
それは、イシュヴァール戦で、上司の命令を拒否して罪の無い人間を殺すことをしなかったとろこにあります。他の国家錬金術師は、上司の命令だから仕方なく殺しまくっているところもあるのですが、アームストロングだけはできませんでした。
普段からもその優しい性格は自然と出ていて、エルリック兄弟のこともマスタング以上に心配しています。
アレックス・ルイ・アームストロングの能力
アームストロングの能力は、錬成陣の書き込まれた手甲で殴りつけた物質を変化させて相手に飛ばすというもの。石やブロックなどを空中で殴りつけ、鋭利な物質に変化させて、武器にしていました。
地面を殴れば、そのまま防御壁を作ることもできるので、攻守で活躍することができるのです。しかし、繊細な能力ではないので、相手に動きを読まれやすいという弱点もあります。
アレックス・ルイ・アームストロングと姉の関係
アームストロングの姉は、オリヴィエ・ミラ・アームストロングで、北のドラクマとの国境線に駐屯する「ブリッグズの北壁」という異名を持つ将軍です。
アームストロングとは違い、仕事に私情を挟むことはなく、任務を淡々と遂行していく人物でもあります。そのため、アームストロングとは対照的なので、厳しい言葉を浴びせることも。
しかし、心の中では、優しい性格を持つ弟のことを心配し、見守っているところもあります。そのため、ふたりの信頼関係はしっかりとしていて、戦場でも息の合った動きを見せているのです。
アレックス・ルイ・アームストロングの声優は内海賢二さん
アレックス・ルイ・アームストロングの声優を担当するのは、内海賢二さんです。
アームストロングの他にも「名探偵コナン」の宍戸永明、「狼少年ケン」の片目のジャック、「北斗の拳」のラオウ、「Dr.スランプ アラレちゃん」の則巻千兵衛、「ドラゴンボール」のレッド総帥、「魔法使いサリー」のパパ大王、「はじめの一歩」の鴨川会長なども担当しています。
アレックス・ルイ・アームストロングの名セリフ・名シーン
アームストロングには、優しすぎるからこそのセリフがあるので、紹介していきたいと思います。
「なぜですか!なぜこんな戦いを続けねばならんのですか!」
イシュヴァール殲滅戦で、罪のない女や子どもを殺すことを命じられるアームストロング。これには頭がおかしくなりそうでした。そのために出た言葉ですが、戦争は人を狂わせるということですね。
「…逃げろというのか…我輩にまた戦場から逃げろと言うのか!そんなマネ出来る訳がなかろうが!」
イシュヴァールでの戦いでは、信念も何も持たず、何も出来ずに終わってしまったアームストロングですが、最後の戦いでは違います。自らの信念を貫き通し、戦うことを決めました。
アレックス・ルイ・アームストロングは優しすぎる軍人!
アームストロングは、他のキャラに無いぐらい優しい性格の持ち主です。そのため、イシュヴァール戦では罪の無い人間を殺すことができずに任務を放棄しました。
そのことをずっと引きずってきたのですが、これが普通の人間の考え方!ということを知らしめたキャラでもあるのです。アームストロングのお陰で、軍人でも正常な人間、異常な人間、仕方なく従う人間の姿を見ることができました。