【銀魂】江華と星海坊主の馴れ初めとは！？登場回から死因や名場面、声優についてもまとめました！

漫画、アニメ、映画と大人気作品「銀魂」に登場する『江華』。宇宙最強のエイリアンハンターの星海坊主の嫁で神楽、神威の母である彼女。

徨安の主とも呼ばれた事のある、不死の体を持つ江華の最後とは？星海坊主との出会いや、声優についてなど詳しく解説します。

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江華のプロフィール

江華は徨安のアルタナの力で不死の身体を持っています。そのため何年生きているのか不明です。夫の「星海坊主」との間に子供がおり、二児の母です。

「江華」、「マミー」と呼ばれています。江華は夜兎族ということもあり、戦闘に優れています。徨安を離れてからは徐々に弱り、ベッドの上にいる事が多いです。

見た目は赤い髪を後ろで三つ編みにしていて、白い肌にエメラルドグリーンの瞳の美人です。目が細めで、優しそうで気だるそうな不思議な雰囲気を漂わせています。

アルタナとは星が持つエネルギーの事です。江華は「徨安（こうあん）」という「夜兎（やと）」族の母星である星のアルタナを身体に宿しています。江華が生きていく為には「徨安」のアルタナが必要不可欠ですが、逆に「徨安」にいる限り不死です。

同じくアルタナを宿しているのが「銀魂」において最大の敵である『虚（うつろ）』です。『虚』は地球のアルタナをその身に宿している為、地球での戦いでは主人公・坂田銀時（さかたぎんとき）等は非常に苦戦する事になります。

ある日、後に夫となる「星海坊主（うみぼうず）」が罰ゲームとして、滅んだと言われている星”徨安”にナンパをしに行きます。変異した怪物の様な生物しかいないと思われていた”徨安”に一人の女性がいました。それが江華です。

「星海坊主」は江華に一目惚れをしました。江華は初めのうちは「星海坊主」に興味がなく、無視し続けましたが”徨安”に住む巨大な生物・オロチと三日三晩戦いながら「星海坊主」が江華を口説き続けた事で少しづつ心を開きます。

ですが江華は、自分の有するアルタナの事もあり「星海坊主」と一緒になる事は出来ないと身を隠します。それでも自分の思いを貫く「星海坊主」は、何日もかけて江華を探しだしプローポーズします。こうして夫婦となった二人は、「洛陽（らくよう）」という星に移り住む事になります。

江華と星海坊主の間に子供を二人授かっています。兄「神威（かむい）」と妹「神楽（かぐら）」です。二人は江華と同じ髪の色で、特に妹の「神楽」は声までそっくりです。

星海坊主は江華がなんの前触れもなく血を吐くまで、アルタナの事は知りませんでした。自分のせいで江華が苦しんでいる事を知った星海坊主は、江華を救う手立てはないかと宇宙中を巡ります。この時から星海坊主はほとんど家には帰って来ていません。

”徨安”から離れたことで”徨安”のアルタナを受け取れなくなり次第に弱っていった江華。一日の大半をベッドで過ごす江華の事を、「洛陽」に住む他の子供達は”病原菌”だと罵ります。それによって幼い「神威」と「神楽」はいじめられていました。

後に「神威」は宇宙海賊・春雨（はるさめ）の第七師団・団長になり、「神楽」は主人公・坂田銀時率いる『万事屋銀ちゃん』の一員になります。

「神威」は父・星海坊主から母・江華の”病気の正体”を聞いてから、家族を捨てることになっても母親を救いたいと思うようになります。たまたま”洛陽”に来ていた春雨・第七師団の鳳仙に協力をお願いして、江華に”徨安”に一緒に帰ろうと提案します。

江華はそれを優しく断り、家族のそばにいる事を望みます。神威は無理にでも江華を連れ出そうとしますが、星海坊主によって止められて神威はそのまま家を出ていってしまいます。

神楽と星海坊主に見守られて、江華は最後の時を迎えようとした時、江華の目にはいないはずの「神威」の姿が見えていました。「ようやく家族四人揃ったね」と江華は笑顔で目を閉じました。

アニメ「銀魂」で江華の声を担当したのは『釘宮理恵（くぎみやりえ）』です。同時に江華の娘である「神楽」の声も担当しています。

他作品ではアルフォンス・エルリック（鋼の錬金術師）、シャナ（灼眼のシャナ）、小南桐絵（ワールドトリガー）等の声を担当しています。10代くらいの女性から、少年まで幅広く人気作品に出演している大人気な声優です。

最強の嫁であり、優しい母である江華の名場面、名セリフをご紹介します。

「あの人と一緒になったのは、あの人の隣にいたかったから。産まれてくるあなた達の隣にいたかったから」

アニメ「銀魂」洛陽決戦篇の第325話で江華が神威の傷の手当てをしていた時に言ったセリフです。江華は自分のせいでいじめられる神威と神楽を心配しつつ、全て自分のせいであるように言って聞かせた意味深い名言です。

「あなたがいるならうちの家族は、きっと大丈夫。いつかあなたが家族を持つ日が来てもそんな家族でありなさい」「楽しい時も苦しい時もただ一緒にいてくれる、隣にいてくれる…そんな人たちを見つけなさい」

江華がベッドの上で、神楽に言ったセリフです。江華はまるで自分の事を語っているかのように穏やかに言います。自分の寿命を縮めてでも家族と一緒にいる事を選んだ江華の思いが伝わってくる感動的な名場面です。

星海坊主は江華を助ける為に宇宙中を巡り、神威は江華を助けるために強くなり、神楽は江華のためにずっとそばにいました。それぞれが江華を強く思い、愛していたという事は誰の目にも明らかではないでしょうか。