『呪術廻戦』本編に登場し、呪術高専東京校の教員をしている日下部篤也は一体どのような人物なのでしょうか。術式や性格など徹底的にご紹介します。
日下部篤也の基本情報
名前 | 日下部篤也 |
性別 | 男 |
術式/領域展開 | なし/不明 |
等級 | 1級呪術師 |
所属 | 東京都立呪術高等専門学校2年担任 |
年齢/誕生日 | 不明/不明 |
身長/体重 | 不明/不明 |
声優 | アニメ未登場のため不明 |
初登場 | 原作第83話 |
その他 | 妹がいる |
日下部篤也の特徴
ハードボイルド系の男性。コートがとても似合い、タバコの代わりに棒状のキャンディを舐めています。腰には刀をさしていて、当初はシン・陰流の関係者ではないかと言われていましたが、実際に本人もシン・陰流を使うようです。
1級呪術師ながら術式なしでその地位まで上り詰めたらしく、実力はかなりあると考えられます。呪術高専東京校では真希・パンダ・狗巻ら2年生の担任をしています。
日下部篤也の性格
面倒くさがりで小心者で、臆病者。作中に出てくるキャラクターの中で一番と言ってもいいほどに人間らしい一面があります。作中のキャラクターの多くは自分の命を顧みずに仲間を守る、という描写が多くあります(虎杖や伏黒など)。そんな中で、命を無駄にかけない、なるべく力を使わないでいるというスタイルの人物はかなり珍しいキャラクターと言えます。
東京校では担任をしていますが、教員をしている理由として「命のリスクのない教職をやってお金をもらえるならそれでいい」ということがあるようです。日下部の性格をとても表しているセリフです。また、命のリスクをかけたくない日下部ですが、高専関係者を身を挺して守るなどの描写もあり、いざという時は身体を張るような人物のようです。
日下部篤也の能力
戦闘ではシン・陰流を使用しています。これは京都校の三輪も使用する結果術で弱者が強者から身を守るために使用するものです。この技術を一門の門外へ流出させることは「縛り」で禁じられていることです。
抜刀
こちらも三輪が交流会でも使用していた技です。呪力を刀身に覆わせて鞘の中で加速させることで正面の敵に向けて特価している技です。三輪は、立ち止まって使用することしかできませんが日下部は一級呪術師ということもあるのか、動きながらでも使用可能なようです。
居合「夕月」
膝立ちの姿勢で行う抜刀術です。
日下部は敵の感知能力にも優れているようで、渋谷事変では特級呪霊の気配をすぐに察知して、そっち方面へ行こうとするパンダを生かせないように言葉巧みに誘導したりもしていました。元々この能力が高かったのか、彼の性格上「命のリスク」を考えたときに自然と身についたものなのかはわかりませんが、呪術師としてはかなり優れた能力だと考えられます。
日下部篤也と夜蛾正道
日下部は夜蛾に恩があることを匂わせていました。日下部には妹がおり、その妹は過去に息子のタケルを失ったことで心を病んでしまい、車椅子での生活を余儀なくされました。
妹の心を救いたいと考えた日下部は、呪骸を作り出すことのできる夜蛾に、妹の息子の魂を入れて呪骸を作り出してくれないか、と依頼をします。呪骸にタケルの魂が入ったとしても、「それは本人ではなくあくまでも呪骸である、タケルの情報を持っている何か、そして自立型呪骸の存在は公にすることができないため、一緒に暮らすことはできない」ということを受け入れた上で日下部は夜蛾に依頼しました。タケルの魂が入った呪骸は、日下部の妹を見るなり「あれは僕のお母さんじゃない?」と言います。そんな呪骸に自信の息子の面影を見た日下部の妹は、呪骸を抱きしめて泣いてしまいました。
日下部篤也の名言・名シーン
「このままダラダラと時間をつぶしていたい なぜなら死にたくないから!」
自信の持つ察知能力で、特級呪霊がうじゃうじゃとB5Fにいることを察知します。同じ班を組んでいたパンダは早くいかなければ!となりますが、日下部は命のリスクを考えたときに行く気にはならず、パンダを言葉巧みに誘導してB5Fへ行くことを避けるように促します。結局その後、特級呪霊と対峙してしまうのですが……。
「俺は虎杖悠仁の死刑には賛成だ」
このセリフが描写された時点では、日下部と夜蛾の関係はしっかりと描かれてはいませんが、日下部は少なくとも虎杖の死刑に賛成ということは、保守派寄りの人間であると推測されます。ただ、夜蛾も過去に死刑宣告をされていることを考えると、自分が恩義を感じている人が五条が封印されてしまったことで死刑にされるリスクが高まることを考えると、切ないセリフのようにも感じられます。
影の実力者!日下部篤也
日下部は作中に出てくる呪術師の中でも、一番人間味のあるキャラクターであることがわかりました。小心者でも憶病でも、ちゃんと誰かを守りたいと思う気持ちはあることを垣間見せてくれる一面もあるとても魅力的なキャラクターであると感じます。
渋谷事変は終わりましたが、今後待っているゲームを考えると日下部が活躍する場もあるかもしれませんね。