大人気漫画「BLEACH」にて護廷十三隊の十一番隊第五席として確かな実力を備えながらも超が付くほどのナルシスト!綾瀬川弓親とは一体どのような人物なのでしょうか?
個性的なキャラクターが多い護廷十三隊の中でも謎が多い弓親ですが、改めて彼の性格や人間関係、戦闘力についてご紹介したいと思います。
綾瀬川弓親の基本情報
名前 | 綾瀬川弓親 |
性別 | 男 |
所属 | 護廷十三隊・十一番隊 |
階級 | 五席→三席 |
使用する斬魄刀 | 藤孔雀 |
誕生日 | 9月19日 |
身長/体重 | 169㎝/56kg |
声優 | 福山潤 |
初登場 | アニメ26話 |
一人称 | 僕 |
綾瀬川弓親の特徴
弓親の外見でとても特徴的なのがおかっぱヘアーと右目と右眉に付けている黄色と赤のエクステです。ただ、この見た目になったのは死神になってからで、その前はおかっぱでは無く長髪で、エクステも付けていませんでした。
好戦的で強面な男性ばかりの十一番隊員の中では他の隊士達と違い細身の美青年であり、一人称も「僕」です。
綾瀬川弓親の性格
弓親は、極度のナルシストで美しいものを好みます。しかし、本当に美しいものを見たときには嫉妬するという描写もあり、作中では井上織姫に嫉妬するという場面があります。また、「三」という字に美しさを感じており三席を理想としていますが、死神になる前からの友人である班目一角のものという考えのもと三席を譲り、次点の四席を「四」の字が美しくないという理由で拒否し、三の次に美しい「五」が付く五席に身を置くという美意識の徹底ぶりが伺えます。
しかし、ただナルシストという訳でも無く、十一番隊としての矜持も大切にしており、一角の意思を尊重する描写も見られます。なので、美しさを追求する一方で十一番隊としてのプライドも大事にするという泥臭い一面もあります。この十一番隊としての矜持やプライドを大切にする性格が故に戦闘において出し惜しみをして負けてしまうことが多いです。
綾瀬川弓親の能力
彼の斬魄刀は「藤孔雀」と呼ばれ、能力開放と同時に四枚の刀身を持つショーテル状に変化します。特筆すべき能力は無く、「斬魄刀は直接攻撃系」のみという暗黙の了解がある十一番隊らしい直接攻撃系の斬魄刀になります。解号は「咲け。」
しかし、これは偽りの能力と名前であり、本当の名前は「瑠璃色孔雀」であり、藤孔雀の真の姿であります。能力開放とともに刀身が孔雀の羽根のような蔓状に変化し、無数の蕾を付けます。能力は相手に蔓が絡みつかせて縛り上げたのちに霊圧を根こそぎ吸収するという鬼道系の斬魄刀です。更に、吸収した霊力から刀身の蕾が開花し、その花を口にくわえることで相手の霊力を吸収し、回復として転用したり自分の力として体に蓄積することも可能です。解号は「裂き狂え。」
では何故この「瑠璃色孔雀」の名前と能力を隠しているかというと、上述したように「斬魄刀は直接攻撃系のみ」という暗黙の了解がある十一番隊には鬼道系の「瑠璃色孔雀」が相応しくないと弓親は考え、隊長の更木剣八や一角などの十一番隊隊員に知られないようにしているからです。また、偽りの名前である「藤孔雀」の由来は藤色が「瑠璃色孔雀」の嫌いな色であるためです。
この他にも周囲の岩を飛ばして攻撃する「破道の五十七・大地転踊」という鬼道を使用している場面もあります。弓親はこの五十番台の鬼道を詠唱破棄で易々と扱っていたため、かなり鬼道に優れていると言えるでしょう。
綾瀬川弓親と班目一角
何度かご紹介した通り一角とは流魂街からの付き合いです。ある日、一角が剣八と戦い、敗北してから、一角が剣八を追うことを決めたので弓親も一角に付いていきます。作中ではほぼ必ずと言っていいほど一角と一緒に行動し、一角が卍解を使うことができると知っている数少ない人物となります。しかし、意外にも一角と共闘することはかなり少なく、破面編のルピ戦と最終章だけとなります。また、一角のことを尊重している場面や信頼している場面も多く見受けられるため、弓親と一角は友人とも相棒とも言える関係であることは間違いないでしょう。
綾瀬川弓親の声優
弓親の担当声優は福山潤さんです。事務所は自信が代表取締役を務めるBLACK SHIPで広島県出身の方です。代表作は「コードギアス」シリーズの主人公ルルーシュ・ランページや「暗殺教室」の殺せんせーなど数多くの作品に出演されている人気声優さんです。
美しいだけじゃない!綾瀬川弓親
美しさを追求し、自分を美しいと信じて疑わない綾瀬川弓親。その性格が故にプライドが高くナルシストの彼ですが、一角をはじめ、認めた仲間達には親切に接し、彼なりの優しさも伺えます。美形な見た目とは裏腹に自身の矜持を重んじる場面も多く、泥臭い一面や彼なりの漢気を魅力的に感じる読者も多く、どこか憎めないキャラクターです。
最終章の戦い後、彼が最も美しいと感じる「三」が付く三席になることができたりと、序盤から終盤まで活躍を見ることができ、読者を楽しませた登場人物の一人と言えるでしょう。